本日はみさえの誕生日です(単行本1巻35ページより)

2021年10月9日放送分の感想いきます。小林由美子さんのしんのすけは133回目となります。

「週刊埼玉県庁だゾ」
(脚本:阪口和久、絵コンテ・演出:ささきひろゆき、作画監督:大森孝敏、原画:大森孝敏、木村陽子)


2009年7月24日に放送された話の再放送です。

この話は、リピート放送では毎回のごとく行われていた、尺を合わせるためのカットが一切ありません。

埼玉県庁。
彩の国埼玉に聳える県政のシンボル。
その質実剛健な造りからたびたびテレビや映画のロケにも使われている第一庁舎。

その模型の部品がついてくる『週刊埼玉県庁』の創刊号のCMがテレビで流れ、それを見たひろしは欲しがりますが、みさえは嫌がります。ひろしは埼玉県庁第一庁舎の渋さを語りますが、しんのすけたちから相手にされません。

さて、次の日、さいたま書店に入ったひろしは、『週刊埼玉県庁』の創刊号を手にします。通常価格は1480円ですが、創刊号は580円です。しかし、そうなると今後は1ヶ月6000円くらいの出費となります。

それでもひろしは買ってしまい、夜に帰宅すると、2階の部屋に上がり、『週間埼玉県庁』を机の中に隠すと、しんのすけがやってきますが、ひろしは仕事先にメールを出しているフリをします。

1ヶ月後、みさえとしんのすけとひまわりは出かけまして、ひろし一人だけが留守番をします。みさえが出ていくと、机の中にしまってある4冊の『週刊埼玉県庁』を取り出し、早速組み立てみることに。そこへ、しんのすけがやってきます。ひろしがやけにそわそわしていたので、エッチなDVDでも見るのかなと思い、みさえにはお腹が痛いと言って帰ってきたのだそうです。

ひろしは、『週刊埼玉県庁』を買っているのがバレたら、小遣いが足りなくなった時に前借りがしにくくなるからという本音を話してしまい、しんのすけに口止め料を要求されます。しんのすけは10円玉を受け取ると、10万両と喜びます。ただし、今後毎日口止め料を支払うようしんのすけは要求したり。

で、ひろしは県庁の組み立てをしますが、まだ4冊なので大したことはありません。

その夜、ひろしはみさえに小遣いの前借りをします。付き合いで飲み会が多いと言い訳しまして、みさえは不愉快ながらも前借りを了承します。その前借りにはしんのすけも喜んだり。

そしてまた1ヶ月が経過します。幼稚園から帰ると、しんのすけは2階に行きますが、みさえは最近よく2階に行っていることを不審に思います。みさえは2階に行くと、昔むさえが使っていた、今は物置と化している部屋にしんのすけがいました。しんのすけは、むさえのぬくもりを求めているフリをしていました。さらに、しんのすけはみさえにこの部屋を掃除すればと言います。

ひろしはこの部屋に作りかけの県庁を入れたダンボールを置いていたのです。物置き同然と化しているこの部屋ならバレないだろうということで。

しんのすけは、みさえがこの部屋を今年いっぱい掃除する気はないなと思い、ダンボールを開けるとマサオ君からもらったアクション仮面ミニミニフィギュアに、県庁の知事の執務室と思われる部屋の椅子に座らせます。そうして楽しんでいると、みさえは掃除機を持って再びやってきます。掃除をしようという気になったらしいですが、しんのすけは慌てて県庁を隠しますが、みさえに見つかってしまいます。

で、その夜。空は曇っていますが、県庁の食堂が収録された『週刊埼玉県庁』の最新号を買って帰宅するひろしはご機嫌でした。しかし、家のドアを開けると、そこには笑顔のみさえがいまして、その瞬間雷が。そして、ひろしは家に引きずり込まれると、大雨が降るのでした。

Aパートが終わると、ケツだけ星人のしんのすけが「お」の文字を描くように動き「お」と言うのでした。


「3円足りないゾ」
(脚本:阪口和久、絵コンテ・演出:西平淑郎、作画監督:木村陽子、原画:木村陽子、樋口善法)


プリンアラモード竜子
チョコバナナパフェお銀
抹茶ババロアマリー

3人そろってスイーツ紅さそり隊

カスカビアンというカフェのオープンテラス席で、決めポーズを取る3人お銀とマリーはあまり乗り気ではありませんが、竜子に言わせると、ちょいと気合の入ったスイーツを食うわけで、負けないように気合いを入れろとのこと。

それで、3人はスイーツを堪能しますが、食べ終えてからが大変です。3人の所持金は1581円。ところが値段は合計で1584円。3円足りません。よく見ると、お銀のパフェとマリーのババロアは495円で済んでいますが、竜子のプリンアラモードは594円とやや高めです。これは竜子の金が足りないというわけです。

そこへしんのすけが参上。たまたま通りかかったら、3人の姿を見たそうです。オープンテラス席だからねえ。

それで、お銀は3円をしんのすけが持っているかもしれないと言います。5歳児に頼ることに抵抗を感じる竜子ですが、状況が状況ですから、ジャガイモ小僧ではなくしんのすけと呼び、1円玉3つ持っていないかと聞きますが、しんのすけの答えは「持ってないゾ」

しかし、しんのすけはカードを持っています。と言っても、アクション仮面カードです。さらに、しんのすけはカンタムロボのメダルを地面に落ちているのを発見します。しかし。竜子はそれを店員に渡します。しんのすけに所有権があるわけではないので。

すると、しんのすけは道に平成25年の100円があるのを見つけます。竜子は拾います。しかし、竜子はしんのすけに100円を渡し、レジに届けてこいと言います。紅さそり隊はネコババをしません。

しんのすけが席に戻って来ると、メロン生ジュースが届きます。レジに届けた際、しんのすけが竜子の金をあてにして注文したのです。税込で300円です。こうして303円の不足となります。

マリーは食い逃げを提案しますが、自分たちは不良だからそんな悪いことできないと言う竜子。お銀はスマホで誰かを呼び出して助けてもらうと提案しますが、そんな恥ずかしいことできるかとこれも却下する竜子。

それで、近くの女性たちの会話から、店のアプリから100円引きのクーポンが使えるのを知り、紅さそり隊の3人はカスカビアンの会員登録をします。これで100円引きのクーポン3人分で300円引き。とりあえずメロン生ジュース代はどうにかなりましたが、3円足りません。すると、生ジュース50円引きのクーポンを発見。

万全の体勢で、竜子たちはレジに行き、支払いを3人別々で行います。お銀とマリーはクーポンを使って無事に支払いを終えますが、竜子だけが支払いできません。というのもクーポンは複数同時に使えないのです。

さあ、3円足りません。

気を失いかけた竜子ですが、ここでしんのすけは10円玉を出します。1円玉は無いけど10円玉なら持っているしんのすけでした。

Bパート終了後、しんのすけが『天カス学園』大ヒット上映中であることを告知する映像が流れました。


「出張カメラマンだゾ」
(脚本:中弘子、絵コンテ:しぎのあきら、演出:平向智子、作画監督:尾鷲英俊、原画:尾鷲英俊、入江恒輔、北井礼美)


初めての出張カメラマンで緊張するむさえは、ある家の前に来ました。すると、しんのすけもその家に来て、マサオ君を呼びます。

ところが、反対側の家から風間君とネネちゃんとボーちゃんの姿が。しんのすけはマサオ君の家を間違えていました。マサオ君の家は「佐藤」の表札がありますが、しんのすけとむさえの前にある家は「斎藤」の表札が。

ボーちゃんに言わせると、しんのすけがマサオ君の家を間違えるのは恒例行事だそうで。

というわけで、むさえたちはマサオママと対面します。マサオ君は田舎のおじいちゃんに写真を送るために、プロの出張カメラマンを頼んだわけです。ただ、むさえはまだプロとは言い難い実力らしく、だから半額なんだそうです。

しかし、これからかすかべ防衛隊のパトロールがあります。マサオ君は行こうとしましが、今回の撮影会の主役はマサオ君なので、マサオママはマサオ君抜きのパトロールでお願いと言います。

結局、マサオ君以外の4人はパトロールに行き、マサオ君は庭で撮影を行いますが、マサオ君はかなり緊張していまして、しんのすけが硬いぞと指摘します。しんのすけたちは、マサオ君の家の周りを一周するパトロールをしてきたのです。

しんのすけはむさえのウデスタントならぬアシスタントをすると言い、風間君たちも協力します。風間君は思い切り手加減してボールをゆっくり投げることで、ボールを受け止められたためしのないマサオ君が受け取るところを撮影するむさえです。

すると、しんのすけがデジカメを持ち出して、『Santa Fe』の篠山紀信のすけ(サンタフェのしのやまきしんのすけ)と名乗り、あちこちを撮影。
一方、風間君はマサオ君に普通のボールを投げますが、受け取れずに泣いてしまいます。

それでも、むさえは何枚もの写真を順調に撮影します。だんだんマサオ君は調子に乗り出して、色々なポーズをとります。

ドーナツでおやつ休憩の最中、むさえはしんのすけの撮影した画像を確認すると、マサオ君らしさが出ていると感じます。

そこへ派手な姿をしたマサオママが参上。それからも撮影が継続となり、むさえは望遠も使い、マサオママの姿も撮影。

撮影終了後、しんのすけら子供たちが寝ている間、むさえはマサママに画像を見せます。すると、マサママはマサオ君の寝顔をスマホで撮影します。寝ている姿がつい可愛くて、とのこと。むさえはその画像を見せてもらいますが、鼻ちょうちんを膨らませているマサオ君が映っています。マサオママはむさえの真似をしたとのことですが、むさえはママにしか撮れないショットがあるのだと言います。

それで、勉強になりましたと言うむさえに対して、もっと勉強しなさいと寝言で言うしんのすけでした。

Cパート終了後、「じゃ」という吹き出しとしんのすけのアイキャッチが流れました。

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この記事へのコメント

Tatsuya
2021年10月12日 11:54
Aパートでしんのすけがひろしから10円玉を貰いBパートでしんのすけが10円玉を竜子達の前で出した…ひょっとしたらこの時の10円玉は同じもので、BパートはAパートは繋がっているのではないかと思いました。
またAパートでしんのすけが「むさえちゃんのいた頃が懐かしい…」って言っていたら、Cパートにむさえが登場したりと、ここでも繋がりを感じました。
今回の3作は別々の話なのですが(そもそもAパートは12年前の話ですね)このようにストーリーに繋がりを見せているのは面白いと思いました。
昼間ライト点灯LGBTQアスペルガー
2021年10月13日 02:31
ベニサソリ隊はなんだかんだで実は不良ではないとも言えるので、しんのすけから3円借りても、カツアゲではなくちゃんと返したでしょうね。
仇となったのは、「1円玉3円持ってないか」という聞き方をしたこと。「3円持っているか」なら、しんちゃんは「10円ならあるゾ」と答えたのではないだろうか。

紅サソり隊の冒頭の「いつものほうがよかったんじゃないですか」というくだりはいまいち意味が分かりませんでしたが。

ってか、しんのすけがソーダを頼んだ時点で会計は発生してるわけで、「飲むな、飲むな」と言っても、もう注文した以上手遅れでしょう。

それにしても、マスクを、アゴマスクではなく鼻マスクで食べているのにビックリしました(ところで今時個別会計が出来る店も珍しいような)。

今回はそれぞれの硬貨に平成何年と描写が入っていましたね。

ところで、「食い逃げしちゃいましょうか」「不良がそんなことできるか」って、不良なら食い逃げするからここはギャグなんでしょうが、
法律論的に考えると、食い逃げになるんでしょか?

法律の専門用語とかは分かりませんが、確か、「最初から食い逃げする意志で入店した場合は犯罪、最初は払う意思があったけど途中で払う意思がなくなった場合は犯罪ではない」という法律だったような…。
そうでなければ、僕なんか、しょっちゅう捕まっています。
だって、松屋やすき家という「食券式」の店に慣れていると、なか卯、吉野家で、ついつい会計をせずに店を出て、慌てて店に(お金を払いに)引き返すことがあるので。
昼間ライト点灯LGBTQアスペルガー
2021年10月13日 02:36
副音声では「佐藤」とハッキリ言っていましたが、副音声を入れてなくても絵で「佐藤」と分かります。
が、ツイッターとか見ると「マサオくんの苗字ってあったんだ」みたいな人が意外と多いですね。
まあ、作中中でも、風間君が「っていうか佐藤って誰だよ」とか言ってる場面があったりしますし。

また、「佐藤マサオ」という苗字はアニメからの逆輸入であり、原作では「新1巻」で原作でも公式化されたという流れのため、今でも反発する人が多かれ少なかれいるみたいですね。

僕としては「ボーちゃん」「しん子ちゃん」の謎にそろそろ迫ってもいいとは思いますが。
ただ、ボーちゃん母は、原作には遠巻きに出てきたりしますが、映画だと「ボーちゃんママも誘えばよかったのに」とか、
原作(新クレヨンしんちゃん)でもみさえが
「次はボーちゃんママも誘って決起集会ね」というセリフがあったり、決して、ママ友友達(?)から省かれているというわけではないようです。

でも映画「ロボ父ちゃん」でボーちゃんだけ保護者がいなくてよしなが先生が保護者の代替をしたときは、ちょっと悲しくなりました、こんなときでも親が来ないなんて。
2021年10月13日 19:51
>Tatsuyaさん
Aパートの10年玉をBパートのラストの支払いで使ったというのは、私もちょっと思いました。スタッフが意図的に行ったとすれば、なかなか面白い演出だと思います。そういえばAパートではむさえについて言及がありましたが、あれはCパートの伏線とも読み取れます。
2021年10月13日 19:51
>昼間ライト点灯LGBTQアスペルガーさん
紅さそり隊のふかづめ竜子は昔ながらの不良としての矜持があるようですが、もはや不良とすら呼べないほど品行方正なグループとなっています。こうなると、もはや不良をどう定義すべきなのか、よく分からなくなってきたりします。
作中では、当初は支払う意志があり、その上で食い逃げした場合「利益窃盗」として罪に問われることはありません。詳細は以下のサイトに書いてあります。ただし、民事上の責任は問われます。

https://miurayoshitaka.hatenablog.com/entry/2017/05/26/%E5%BA%97%E5%93%A1%E3%81%AE%E9%9A%99%E3%82%92%E8%A6%8B%E3%81%A6%E9%A3%9F%E3%81%84%E9%80%83%E3%81%92%E3%81%97%E3%81%A6%E3%82%82%E5%87%A6%E7%BD%B0%E3%81%AF%E3%81%95%E3%82%

マサオ君の苗字が「佐藤」であることは、2011年4月に発売された『クレヨンしんちゃん大全』(双葉社)で既に公認となっていますので、少なくとも10年経っています。それでも、佐藤という苗字が意外に知られていないのは、臼井儀人先生の原作には出てこず、そもそも言及される機会も少ないからかもしれません。
ボーちゃんの母親は、何がなんでも登場させる意志はスタッフには無いようです。もっとも、臼井先生も登場させるつもりはなかったかもしれないので、これで良いのかもしれませんが。