臼井儀人先生の命日に原作と漫画版を元にした話が放送されました

2021年9月11日放送分の感想いきます。小林由美子さんのしんのすけは129回目となります。

「犯人は風間くんだゾ」
(脚本:阪口和久、絵コンテ・演出:ささきひろゆき、作画監督・原画:大森孝敏)


2013年9月6日に放送された話の再放送です。

カスカベ公園。

この冒頭で、砂場でマサオ君がオニギリ、ボーちゃんがかまぼこ、しんのすけがウンコを作っている約13秒の場面が削除されています。

ネネちゃんが色々な荷物を運んで入ってきて、しんのすけたちのところへ来ます。砂場で遊んでいたしんのすけ、マサオ君、ボーちゃんはその様子を不安そうに見ていると、ネネちゃんは

とくべつ
そうさ
ほんぶ


と書かれた板を砂場から出して、捜査を始めろを行ってきます。おままごとに無理やり参加させられるしんのすけたち。

一方、風間君は塾からずっとトイレを我慢していて、公園のトイレに入ろうとしていましたが、入ったら確実に見つかり、リアルおままごとに巻き込まれてしまうので、入れずにいました。

風間君は他のトイレに行くことにし、その頃、しんのすけ、マサオ君、ボーちゃんはそれぞれネネちゃんにジャガイモデカ、おにぎりデカ、鼻水デカと呼ばれ、事件を見つけてこいと言います。こうして、男3人は事件を探しに行かされます。ここで、しんのすけがマサオ君を犯人に仕立てようとする、約16秒の場面が削除されています。

その頃、風間君はコンビニまで行こうということにしますが、風間君の後ろから一人の男が猛スピードでダッシュしてきて、その勢いで、ますますトイレに行かなければまずい状況に。ここで、マサオ君が犯人役を拒絶する約15秒の場面が削除されています。

その風間君の姿を見たしんのすけたちは、さらに警察官が追いかける姿を見て、何か事件だと思い、風間君の後を追います。ネネちゃんはしんのすけたちが戻って来ないことに苛立ち、様子を見に行くことに。

一方、警察官は犯人を探していまして、しんのすけたちは風間君と会って話を聞こうということになります。

風間君は「サイタマート」というコンビニに入ります。すると、マサオ君とボーちゃんがアイスクリームを物色していました。

風間君は見つからないように店員の許可をもらってトイレの中に。そこにはしんのすけがいました。風間君は逃げようとしますが、マサオ君とボーちゃんに見つかります。

しかし、風間君に下半身裸であることを指摘されて恥ずかしがるしんのすけと、力が抜けるマサオ君とボーちゃんの手から逃れた風間君は、コンビニから脱出します。

びっくりして便意が少し収まった風間君は、途中でネネちゃんを見つけますが、そのままネネちゃんを無視して突っ切って公園のトイレに向かいます。その直後、ネネちゃんはしんのすけたちと会います。ここで、しんのすけが早く風間君を捕まえないととネネちゃんに言う約4秒の場面が削除されています。

しんのすけたちは風間君が警察官に追われているという話をしますが、ネネちゃんはそういう設定だと思い込んで、本当に追われているとは信じようとしません。まあ、本当に追われているのではないのですが。風間君は公園に戻りますが、ここで風間君が「しつこいなあ」と思いつつ公園に入る約2秒の場面が削除されています。


さて、風間君は公園のトイレに入りますが、ドアが開きません。ネネちゃんたちも追いかけますが、ネネちゃんは段取りというものがあると言って、すぐにはトイレに入らず、拡声器で犯人(風間君)の呼びかけを行います。

風間君は、時間稼ぎとしておままごとに乗っかるために、拳銃を打つ仕草をして、おにぎりデカことマサオ君が打たれた、という流れにネネちゃんはやってのけます。ここで、風間君が「命が惜しかったらそれ以上近づくんじゃない」と言う約5秒の場面が削除されています。

ジャガイモデカ、つまりしんのすけは犯人の説得をするようにネネちゃんから言われ、風間ママになりきって風間君に投降するよう呼びかけます。

すると、その様子を見た警察官が公園に入ってきます。一方、閉まっていたトイレが開き、本物の犯人が母親に謝りながら投降するのでした。この犯人は連続ひったくり犯で、ふたばやまトオルという名前でした。

こうして、犯人は無事に捕まり、風間君もトイレに入りましたが、トイレの髪がありませんでした。

Aパート終了後『天カス学園』が大ヒット上映中という告知がありました。


「フートンが来た!だゾ」
(脚本:川口美奈子、絵コンテ・演出:横山広行、作画監督:門脇孝一、林静香、原画:門脇孝一、林静香、宇佐美萌、角張仁美)


この話は原作の単行本39巻の冒頭に収録されています。ただし、原作は6ページなのに対して、今回は2パート分で制作されているので、テレビアニメの方は内容を膨らませ、また結末に至るまでの過程も異なったものとなっています。

しんのすけはおやつのチョコビを手に外を歩いていると、一人の太った男が倒れていました。一週間何も食べていないとのことですが、そうは見えないほどの肥満体です。しんのすけもそこを突っ込みますが、お腹すいたを喚くので、しんのすけはチョコビを一つだけあげようとしますが、男は一箱まるごと食べてしまいました。

ショックを受けたしんのすけに、この男はふとんの精霊西川と名乗りまして、西川は助けてくれたお礼としてしんのすけに羽毛布団をプレゼントします。

西川は背中から羽根を出して、飛んでいってしまいました。しんのすけは家に持ち帰ると、みさえは後から請求されるのではと心配しますが、質はかなり良いようで、気に入ります。

その夜、しんのすけはその羽毛布団で眠りに就きますが、ふとんが動き出して目があります。しんのすけは起きて驚きますが、ふとんは笑顔を見せて、さらにお手やお座りや海苔巻きと言った芸もこなすことから、フートンという名前をつけます。しんのすけは起きたひまわりと一緒にフートンに乗ります。

居間にはみさえがいまして、フートンが浮かんでいるのに驚きますが、みさえも乗ります。しかし、みさえが乗るとお尻の部分がちょっと落ちてしまったり。

しんのすけたちは、フートンに乗ってひろしを迎えに行きます。走っている電車の横を飛んでひろしを発見、春我部駅前で待ちます。

酔っているひろしはみさえたちに迎えられますが、ふとんが飛んでいるのに驚き、フートンに乗せられると飲みすぎたのではと不安になり、みさえに頬をつねってもらいます。それで、現実を認識したひろし。

フートンは夜空を速く飛んで家の庭に戻ってきます。シロはフートンに驚いて吠えますが、シロとフートンはおすわりをちんちんかいかいをやり、すぐに仲良くなります。

こうして、フートンは野原一家で買うことになりますが、従来のふとんと同じように扱えば問題ありません。

翌朝、天気予報では今夜から雷雨になると報じていました。

さて、しんのすけはいつも通りトイレでバスに乗れませんでしたが、しんのすけはフートンに乗って幼稚園に行きます。途中、幼稚園バスに並んで飛び、ボーちゃんが最初に気付き、風間君、マサオ君、ネネちゃんも驚愕します。

というわけで、後編のCパートへ続きます。


CMを挟んで後編のCパートに入る前、しんのすけから『天カス学園』が大ヒット上映中という告知がありました。

で、Cパート。

幼稚園でしんのすけは風間君、ネネちゃん、マサオ君、ボーちゃんの4人にフートンを紹介しました。

ボーちゃんによると羽毛100%だそうで、触っただけで素材を見抜くとはやはりボーさまはクレしん界きってのスーパーエリートか。

幼稚園が終わった後、しんのすけたちはフートンに乗って遊びに行きます。その時、しんのすけはアクション仮面のフィギュアも手にしていました。

途中、フートンは川の表面を飛んだりしますが、濡れてしまったフートンは元気を失い、川沿いで休みます。ふとんなだけに、水には弱いようです。要は顔が濡れて力が出ないわけです。アンパンマンと同じなわけで。しかし乾かせば元気になりました。

次に風間君の提案で、『ドラえもん』の裏山みたいな山に飛んでみることに。その山に行くと、しんのすけたちは鬼ごっこで遊びます。

夕方、しんのすけたちは遊びを終えて家に帰ります。夜、ひろしが日本酒で晩酌をしていると、しんのすけはアクション仮面のフィギュアが無いと騒ぎまして、山の中に落としたのだと思い、しんのすけはフートンと探しに行くことに。

それで心配したひろしとみさえ、そしてひまわりも一緒に行きます。もうすぐ雨が降りそうなので、急がなければ。

雷がゴロゴロ鳴る中、しんのすけはフートンから降りて、山の中を走り、懐中電灯で探すと、アクション仮面のフィギュアを見つけます。

しかし、目の前の木に稲妻が直撃し、火がつきます。しんのすけは火に取り囲まれます。怯えるしんのすけのもとに、フートンが飛び出してきます。

しんのすけはフートンと逃げようとしますが、フートンの体に火がついてしまいます。それでもフートンはしんのすけだけを救出しますが、フートン自身は燃えてしまいました。

その後、雨が降りますが、警察と消防が来た時には止みました。燃えてしまったフートンは、もはや生き返りそうもありません。と思ったら、布団の中から一枚の羽根が、羽根は空を飛んで行きました。

フートンはまだ生きていました。西川の元へ帰っていくのです。西川はフートンの羽根を回収して、しんのすけたちに礼を言って去って行きました。しんのすけはありがとうと夜空に叫びました。

Cパート終了後、『天カス学園』が大ヒット上映中という告知がありました。

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この記事へのコメント

風ネネholic
2021年09月12日 20:08
フートンの話、やはり結末への過程が原作から改変されていましたね。内容が内容なだけに、というのが一番大きい要因だと思いますが。ちなみに自分は「クマ出没」のセリフからクマからしんのすけをかばって、というのを想像していました。 ところで今月の放送は外伝・非日常ものが続くみたいですが、おそらくアニメ30年目を意識して特別感を出していこう、というスタッフの心意気と思ってます。
2021年09月13日 18:50
原作では燃えたフートンが放火犯に飛びかかって放火犯にも火傷を負わせるという、なかなか暴力的な描写がありましたから、テレビで放送するには問題があったのでしょう。あの時はマサオ君も救急車に乗せられていました。熊が襲ってくるという展開ではフートンが燃えませんね。
テレビアニメは来年でいよいよ30年を迎えますが、スタッフがその事をかなり意識している可能性はあると思います。
昼間ライト
2021年09月16日 22:32
クマは、なんだったのかってかんじでした。
しんちゃんは20時ころに「こんな早く寝れない」と言っていたことがあるから、しんちゃん達が寝て起きた時間は21時頃だとすると、ちょうどニュースの時間でしょうか。
で、みさえが見ていたニュースで、熊がどうこう言っていたのだから、漫画やアニメの流れから言えばなんらかの伏線になるのが通例なのに、なんともなかったなんて。

あと、映画の宣伝が「入学&再入学受付中」に変っていました。「再入学」ってどういうことだろう。「もう上映している映画館が少なくなったからもう1回見るなら今のうちだよ」みたいな意味なのか、深い意味はないのか…。

原作では救急車にマサオくんが乗せられているというのでしたが、仰せの通りにアニメではさすがに描写できなかったようですが、代わり(?)に救急車に消防車にパトカーが来ていましたが、山火事にパトカーって来るんですかね。縦社会の日本では、消防・救急と、警察は、横の繋がりは無いはずなのに。
放火の可能性もあるから現場検証とかでしょうかね。
あるいは、原作時空だと放火だったからアニメでもそこだけは踏襲した可能性もありますが。
原作では「亭主」だったのが、「主人」という言葉遣いに変っていたのも、もしかして今は「亭主」って差別用語なのかなとかも思ったりして国語辞典を片っ端から調べましたが、国語辞典てどれもだいたい同じかと思ったら、辞書によって全然語釈が違いました。「誤嚥」を「誤飲」と混同しているような明らかに誤りだと思える語釈もあったり…。
話が逸れました。

揚げ足取りするならばネネちゃんの「ジェットコースターみたい」って、乗ったことあるんでしょうか。
僕の知る限り、5歳児かつ、あの身長で乗れるジェットコースターってあるんでしょうか。
昼間ライト
2021年09月16日 22:37
『ドラえもん』が「今年も50周年」とやってるのは意味がよく分かりませんが、
『クレヨンしんちゃん』は去年が30年目だと思っていたのですが、原作から30年と、アニメからの30年ということですね。
映画も毎年やってるから30周年映画もあと少し。
ただ、『宇宙人シリリ』は、25周年記念ということで無理して過去キャラを出しまくったぶん、映画の面白みが薄れてしまった本末転倒感を自分は抱いたので、そうなってはほしくないです。
2021年09月17日 22:34
クマは伏線だったというより、この山はクマが出てもおかしくないほど人間社会とは別空間なのだというさりげないアピールだったのかもしれません。
「再入学」というのは単に再度鑑賞する意味です。また鑑賞したいなら早くしてくださいということでしょう。
山火事と言っても、雷ではなく放火など何らかの事件性の可能性もあって、警察も出動したのでしょう。
「亭主」が差別用語かは分かりませんが、今の中年以下の女性は亭主という言葉はあまり聞かない気がします。主人の方が自然と判断されただけではないかと。
ジェットコースターも色々ですから、5歳児にも乗れるようなジェットコースターもあるのでしょう。
『クレヨンしんちゃん』のアニメは来年でちょうど30年となり、映画も30作目となります。映画はどんな作品が作られるのか、楽しみにしたいです。
昼間ライト
2021年09月17日 22:51
すみません、原作から30年を間違えてしまいました。
映画も30年ということはアニメ初年度から映画化されたんですね、すごい。
(1作目の映画はアニメ人気に答えて上映したもので、本来予定になかった作品とかウキペディアにありますが、信憑性は不明です。まあ映画を1から作ったのではなく元々単行本にあった話を膨らませただけの作品ともいえるから、製作に時間はあまりかからなかったかもしれませんが)

ちょっと前にテレビ朝日のバラエティー番組でクレヨンしんちゃん(アニメ版)の初期でPTA等から苦情が殺到し、作成陣営は「こうなったら逆に開き直って、打ち切りに追い込まれるまでやろう」なんてやったという過去話がありましたが、一方で初期から映画も作られるとは、なんか矛盾というか、よく分かりませんが。

探したら、5歳というか、いわゆる「子供向け」「子供と乗れる」みたいなジェットコースターは割とありました。
もちろんその分、動きは派手ではありませんが。

しかしマサオくんの怖がりに対してネネちゃんその他、皆は勇気ありあすよね、『ドラえもん』一同みたいにタケコプターからの落下に慣れているならまだしも、
しんちゃんらは安全柵もない布団で上空に行けるんですから。
まあ、フートンなら、万一誰か転落しても、すぐに救出可能でしょうけど。

川に突っ込んだのは、しんちゃんが「ハシャすぎましたか」と言ってましたが、あれは布団が騒いだのであってしんちゃんは悪くないような。

フートンはおそらく「生物」でしょうから、「干してくれるのがいい、布団乾燥機は嫌だ」「押し入れから脱出したりするのかな」か思ってるのかな、とか妄想してみるのも面白い作品でした。
2021年09月17日 23:44
『クレヨンしんちゃん』は、テレビアニメは1992年から始まり、1993年に映画の第1作が公開されました。
映画の第1作目は元々単行本にあった話を膨らませた話ではありません。
最初に、原作者とアニメのスタッフがどういう映画を作ろうか打ち合わせを行い、その結果原作者がプロトタイプとして描いたのが単行本の各6巻、8巻、11巻に収録されているわけで、それとは別にスタッフが映画の制作を行なっていたわけです。映画の制作の手間はどの作品も変わりません。原作者は漫画で描かなくなったものの、その後の作品の打ち合わせにも参加していました。
『クレヨンしんちゃん』はテレビアニメの人気が出てきて、映画化も決定したという流れで、最初映画は日常の話をやろうという話がありましたが、当時のテレビアニメの監督が非日常の長編の話をやろうと言い、その流れで決まりました。それで、原作者にも打ち合わせに参加してもらい、どういう話をやろうか具体的に決まっていったわけです。
テレビアニメの苦情が殺到して、却って開き直ったというのは、デマとまでは言わないまでも、かなり誇張した話だと思います。そんなことをすれば、規制の厳しいテレビですから、スポンサーがつかなくなって本当に打ち切りになる可能性が高いです。少なくとも世間の声はかなり意識していました。初期と今の『クレしん』を見比べると大きく作風が異なりますが、世間からの批判や世の中の人権意識の向上にうまく折り合いをつけてきたから、長寿作品として今まで生き残ってきたわけです。