『野原ひろし 昼メシの流儀』の第55話 (月刊アクション版)

『月刊アクション』の2019年10月号に『野原ひろし 昼メシの流儀』(キャラクター原作:臼井儀人 漫画:塚原洋一)「アメリカ風中華料理の流儀」が掲載されました。イレギュラーな掲載なので、第何話ということはありませんが、単行本第7巻の第55話になります。いつも通り、ページ数は16ページです。

ボウショッピングモール内フードコートで、ひろしは「アメリカ風中華料理 DRAGON BOX 龍箱」の店の上にある、見慣れない箱から麺類が箸で引っ張り出されている看板を見て、そこで昼メシを取ることに決めます。その箱はハリウッド映画や海外ドラマで刑事がその箱で食っている場面をよく見かけるので。

注文の方法ですが、ステップに沿って決めていくわけで、ステップ1は「ボリュームの選択」です。スモール、ミディアム、ラージの3種類あり、おかずの数が違います。ひろしは「主食プラスおかず2」のミディアムを選びます。

ステップ2は「主食の選択」です。フライド・ライスはたぶんチャーハンです。チャオメンは焼きそばのようです。ライスに玄米もあるそうです。また、ハーフ&ハーフの頼み方もあり、ひろしはフライド・ライスとチャオメンのハーフ&ハーフにします。

ステップ3は「おかずの選択」です。まずは1番人気のオレンジ・チキンを。他にもカシュー・チキンなどもあり、ひろしは二つ目のおかずにビーフ&ブロッコリーを選択します。あとはウーロン茶をつけて決まりです。

ひろしは注文する際、店内かどうかを訊かれます。ひろしは店内と答えますが、それでは箱にはならないかを訊くと、希望でテイクアウト用の箱も用意できるそうで、ひろしは箱をお願いします。

食事が来ると、相席用の大テーブルに座り、まずはオレンジチキンから。タレは甘くてオレンジの風味がするそうで、マーマーレードに近い感じらしいです。下から出てきたフライド・ライスの味付けは普通のチャーハンですが、米の食感が違います。カリフォルニア米だからです。

チャオメンは、見た目は普通の焼きそばですが、中にはセロリが入っていて、これは日本の焼きそばにはありません。ビーフ&ブロッコリーの味付けはチンジャオロースに近いみたいです。醤油とオイスターソースがいい感じです。

さて、ひろしと同じく箱で注文した年配の男性の姿を見て、ニューヨークの刑事の気分になったひろしは、その男性が先輩刑事になっている場面を妄想したり、やはり箱で注文した中年女性を刑事課のボスと見立てたりします。

ここでひろしは、どうしてアメリカでは中華料理をこの箱で食べるのか疑問に思います。そこへ、ひろしの隣にインターネットの動画配信者の客が座り、その客がその理由を話そうとすると、ファンの女性たちが押し寄せて撮影会が始まってしまい、聞きそびれました。ちなみにこの客はピカピカ・コングという名前らしいです。

最後のコマで、この箱についての解説がありましたこの箱はオイスター・ペイルという、元々は牡蠣を運びために作られた容器で、アメリカで中華料理がファストフートとなり、デリバリーやテイクアウトに対応するためにこの箱が使われたらしいです。

ところで、今回の話を読んでいると、堀川哲氏の『ニューヨークで暮らすということ』(PHP新書)の「はじめに」で書かれている、ユニオン・スクエアにあるチャイニーズレストランの料理もこんな感じなのかなと思いました。

月刊アクション2019年10月号[雑誌] - 月刊アクション編集部
月刊アクション2019年10月号[雑誌] - 月刊アクション編集部

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