『野原ひろし 昼メシの流儀』の第57話

『まんがタウン』2020年9月号(2020年8月5日発売)に、『野原ひろし 昼メシの流儀』(キャラクター原作:臼井儀人 漫画:塚原洋一)の第57話「チキン南蛮定食の流儀」が掲載されました。いつも通り、ページ数は16ページです。

ひろしの会社の取引先の赤坂は、都会的で洗練された身のこなしのビジネスパーソンとのことですが、やたらカタカナ語を多用して、辟易するひろし。

赤坂はひろしをランチに誘いまして、おしゃれな店を想像していたひろしですが、宮崎ふるさと食堂という、見た目は普通の食堂です。

ただ、赤坂は店の人からは顔も名前も憶えられている常連で、いつもは「きれいなおなごばかり」を連れて来るそうです。

赤坂によると、この店のお勧めはチキン南蛮定食だそうで、赤坂も宮崎出身とのこと。チキン南蛮定食を二つ注文した後、ひろしは赤坂からチキン南蛮が宮崎発祥であること、、昭和30年代に宮崎県延岡市にあった洋食店のまかない料理が元で、衣をつけて揚げた鶏肉を、タルタルソースではなく甘酢にさっと浸したものであるといった話を聞きます。

タルタルソースも各家庭で作られていて、チキン南蛮の鶏の揚げ方は唐揚げとは違うと言った話も聞いたひろしは、赤坂が故郷愛の強い人であると思います。

なんでも、『少年忍者吹雪丸』の作者のよしいうすとのこの店のチキン南蛮のファンだそうで、店内では色紙も飾ってあります。
さて、タルタルソースたっぷりのチキン南蛮定食が来ました。甘みと酸味、さらに香ばしい衣とまろやかなそーその絶妙なバランスが鶏肉の味を引き立てるそうです。

ご飯、味噌汁、ほうれん草と油揚げのおひたし、再びチキン南蛮を食べますが、タルタルソースに入ったポリポリとした食感が気になったひろしは、赤坂に訊いてみましたところ、たくあんとのこと。

すると、赤坂は地元の友人から宮崎の観光を盛り上げるNPO団体に誘われて、会社を辞めてそちらに行くべきか迷っているそうです。ひろしは、仕事の話より宮崎の話をしている方が生き生きしていたと話し、「どげんかせんといかん!!」と叫んだ赤坂は、大声を出してしまったことを主人に頭を下げて謝りますと、カツラが取れてしまいました。

今までは東京に負けないように見栄をはって生きてきたけれど、これからはありのままの自分を受け入れて生きていくと伝え、拍手するひろしたち。

1ヶ月後、宮崎からマンゴーと笑顔の赤坂が映った写真が送られてきました。

月刊まんがタウン 2020年9月号 - 月刊まんがタウン編集部
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