初の小林由美子さん時代の再放送
5月16日放送分の感想いきます。小林由美子さんのしんのすけは4月18日以来、68回目となります。
今日もみんなでてあらい、うがい、クレヨンしんちゃん、ということでCMを挟んでオープニングがフルに流れ、Aパートに入ります。
「クレヨンしんちゃんだゾ」
(脚本:川辺美奈子、絵コンテ・演出:三浦陽、作画監督:門脇孝一、原画:門脇孝一、末吉裕一郎)
どこかの幼稚園、どこかのクレヨンの蓋が空くと、赤色のクレヨンのしんのすけ、青の風間君、ピンクのネネちゃんが話しだします。
風間君によると、自分たちクレヨンは最後まで使い切ってもらうことが一番大事なんだそうです。緑のマサオ君、黄色のボーちゃんも登場し、ボーちゃんに言わせると幸せなクレヨンライフなんだそうです。
さて、皆揃ったので、
赤クレヨン!
青クレヨン!
ミドクレヨン!
キークレヨン!
ピンククレヨン!
5本揃って5色のクレヨン!
というのをやりました。完全に戦隊ものの世界ですな。というか、この5人いや5本をを見ると『秘密戦隊ゴレンジャー』を思い出さずにはいられません。あと、戦隊ものには緑が一番地味という法則があります(と勝手に私が思い込んでいるだけです)が、緑担当がマサヲとはさもありなん。
まず、しんのすけが園児に使われます。塗られるのは快感らしいです。次はピンクのネネちゃんが使われました。このクレヨンたちの持ち主は女の子のようで、赤やピンクは女の子に人気だとマサオ君が言うと、ネネちゃんに問題発言だと言われます。風間君はジェンダーフリーという言葉を使いますが、そう言えば私がしんのすけたちくらいの頃に観た教育テレビで、赤やピンクは女の子の色、青や緑は男の子の色という解説があったのを憶えています。今の教育テレビではそういうのはないのでしょうね。ちなみに、その時の教育テレビでは紫も女の子の色とされていたのが印象的でした。
好きな色はその人の自由と言ったボーちゃんも使われます。男の子が使っていますが、ドクターイエローを塗っています。ボーちゃんはその車体を塗られるわけですが、ドクターイエローとはなかなかマニアックですな。私は実物を見たことがありません。
ボーちゃんはだいぶ減りましたが、風間君やマサオ君は一回も使われません。青や緑は自然色だから景色の絵で活躍するのですが、この班は自然の絵を描いていないので、他の班に行ってみます。
しんのすけたちは床に飛び降りて、踏まれないように注意しつつ、ボーちゃんは空箱を床に落として、その箱の中にしんのすけ、風間君、ネネちゃん、マサオ君が入りますと、園児の女の子が拾います。こうして、他の班への移動が完了したわけですが、その中の園児が海の絵を描いています。しかし、その子は風間君の青(厳密には水色に近いですが)ではなく、風間君をさらにキザでイケメンにした感じの、コバルトブルーのコバルさんを取ってしまいます。コバルトブルーということは36色タイプなので、使われにくいそうです。
一方、しんのすけとボーちゃんは別の班で使われていて風間君たちも行きます。そこへ、ウサギを描いていた女の子がネネちゃんのピンクを取って塗りまくります。そして、女の子はピンクを使い切るとネネちゃんは消えるのでした。
ブタさんチームの4人はクレヨンを使ってもらおうと活動しますと、今度はボーちゃんの黄色も最後まで使われ、「わが生涯に一本の悔いなし」と言ってボーちゃんも消えるのでした。
そこで床へ落ちて再び別のところに行きますが、しんのすけは園児に踏まれて3つに割れてしまいます。これ、どうなるのかなと思ったら、しんのすけが3本になるのでした。
そこへ、マサオ君が森の絵を描いていた男の子がマサオ君を拾い、その園児は緑のクレヨンも使い切って、マサオ君も消えるのでした。マサオ君が3番目に消えるとは、ちょっと意外かも。
風間君は自分を求める声を聞きつけ、職員室へ行くと園長先生が交通安全を呼びかける絵を描いていました。園長は赤のしんのすけが折れているのを見つけると、赤信号を塗るのに使いきります。
こうして風間君だけが残ってしまったわけですが、園長先生からクレヨンを譲ってもらおうと、一人の園児(CV:小林由美子)が職員室に入ってきました。その園児は風間君のクレヨンを握って教室に戻ると、アクション仮面の絵を完成させるのでした。
しかし今回の話は「お絵かきするゾ」(1992年4月13日放送)をちょっと思い出しました。
Aパート終了後、しんのすけが「お」と言うアイキャッチが流れました。
「オラのうちにはテレビがないゾ」
(脚本:川辺美奈子、絵コンテ・演出:髙橋渉、作画監督・原画:高倉佳彦)
2018年10月19日に放送された話の再放送です。
この話では、カットされた場面はありませんでした。
また、しんのすけの声が小林由美子さんになって以降に放送された話では初めて再放送です。この時の小林さんは、しんのすけの声を演じてから日が浅かったせいか、AパートやCパートに比べると少し違和感があったりします。
野原家、『ド根性天気予報』という天気予報が流れます。
タイヤを引いてトレーニングしている赤いジャージ姿のおねいさんが、明日の天気は移動性の高気圧の影響によって過ごしやすい一日になることを伝えています。その様子を応援するしんのすけですが、テレビが消えてしまいます。
翌日、ナマコ電機が野原家に来ますと、パネルの故障であることが判明。部品を交換するので、一週間ほどかかるそうです。しんのすけは絶望のあまり夜しか眠れない、いや夜も眠れないとのこと。
テレビが消えた後、しんのすけはダンボールでテレビの枠を作って、その中からテレビが放映しているかのように見せかけます。
お昼ご飯を運んでいるみさえに、しんのすけはテレビのスイッチを付けさせる(ように振舞わせる)と、しんのすけは『みさえ先生のお手抜きクッキング』を生放送、みさえにもテレビに出演させ、レンジでチンするだけのカニクリームコロッケを紹介させます。ピーマンたっぷりの野菜炒めも用意しているそうですが、ピーマンは放送禁止なので編集でカットすると言い出すしんのすけ。生放送ではなかったのかとみさえに突っ込まれます。
夜、帰って来たひろしの解説をしまして、事情を知ったひろしは、部屋の中が変わった感じだと言います。食事を終わらせたしんのすけは居間から立ち去ろうとしますが、しれっとピーマンを隠していたことをみさえに咎められます。
ひろしはテレビの枠を持って実況を開始します。
「これは、ピーマンが苦手な息子5歳と好き嫌いをなくしたい母親29歳の戦いを描いたドキュメンタリーである」
しんのすけはピーマンを食わされて気分を悪くしてしまいますが、ひろしは野球を見たいと言うと、しんのすけは野球中継を一人で演じますが、しんのすけがボールを打つとひろしの顔に直撃します。
ここで臨時ニュース。オムツ怪獣ひまごんが現われました。ひまりは枠の中をつまり、画面を抜けてきて、しんのすけを襲撃しますが、視聴率が落ちていると言って、引き続きしんチャンネルを放送します。
しんのすけはオモチャ箱からアクション仮面を出すと、『アクション仮面』の放送を始めます。オープニングから始める本格的なもので、アクション仮面と怪獣シリマルダシとの戦いを披露します。
シリマルダシにアクションキックは効きません。すると、アクション仮面はアクションビームを出しますが、この時にペンライトでビームを演出します。しかし、まだ倒せませんでした。さあ、どうなるというところでアイキャッチとアクション仮面ふりかけのCMです。
でまたアイキャッチで公判開始、アクション仮面は一度も成功したことのない危険な技アクションスピンドリルキックを出しまして、シリマルダシの尻が画面と飛び越してひろしのところへ飛んできて、無事に倒せました。
そこへ、シリマルダシの尻をかぶせた、ひろしの足が登場。合体怪獣アシリマルダシです。テレビは臭いも出るらしく、アクションビームのよけられます。するとひろしは足がつってしまいます。その足を攻撃されるひろしはさらに、テーブルに顔面をぶつけてしまい、みさえから放送事故と突っ込まれます。
その後、「しばらくおまちください」と書かれた紙をくわえたシロが画面の向こうに登場。テレビの枠は外に置かれ、手当てを受けたひろしはテレビにカムバックを呼びかけるのでした。
一週間後の夜、戻って来たテレビを鑑賞する野原家ですが、どのチャンネルを観るかで揉めます。すると、ハンバーグの料理が映った番組に野原一家を惹きつけるのでした。
しんのすけ曰く「やっぱりテレビって、いいよね」
Bパート終了後、しんのすけが「おお!」と言うアイキャッチが流れました。
「ラクガキを消すゾ」
(脚本:中弘子、絵コンテ・演出:三浦陽、作画監督:尾鷲英俊、原画:尾鷲英俊、海老原尚樹、山本直子)
風間君のマンションに遊びに行っていたしんのすけは、『アクション仮面』が始まってしまうとさっさと帰りましたが、風間君の部屋はしんのすけのせいで散らかっていました。しんのすけが遊んだおもちゃを片付ける風間君ですが、「風間くんちは楽しいゾ」(1992年12月21日放送)の惨状よりはマシですな。
オモチャはようやく片付きますが、アルファベット(ラテン文字)のブロックが、3つ足りません。AとHとOです。27分前、しんのすけがベッドの下に3つのブロックを入れていたのを思い出しまして、さっそく懐中電灯でベッドの下を照らしてみると案の定ありました。しかし、ベッドの奥の壁に落書きを見つけます。
翌日、幼稚園のバスに乗ったしんのすけに、風間君は落書きのことを問い詰めますが、しんのすけは忘れていた、いやベッドの下こと春日部防衛隊風間基地に落書きした覚えはないみたいです。
風間君LOVEなしんのすけに、ママに見つからないうちに消してくれと言う風間君ですが、ベッドの下なら見つからないのではと言うしんのすけ。そこへマサオ君が、自分に任せてくれと言います。その日の午後、マサオ君は風間君の家で「水だけでスッキリ!らくがきオチ~ル」なるものを持ってきます。どんな落書きでも落ちるそうです。
1時間くらいでママが買い物から帰って来るので、それまでに消さなければなりません。風間君としんのすけとマサオ君は実際にベッドの下で落書きを見ますが、しんのすけはあんな下手な絵は書いていないと言います。本当にしんのすけは書いていないのでしょうかね。
それはともかくマサオくんはベッドの下を進み、「らくがきオチ~ル」を含んだスポンジを手に、落書きを消そうとしますが、蜘蛛と遭遇してベッドから抜け出して、いや逃げ出してしまいます。風間君は蜘蛛なんか怖くないと言いますが、蜘蛛を怖がる子供は多いですからね。
そこで風間君が行きますが、しんのすけは懐中電灯を照らしたり照らさなかったり。しんのすけは風間君のお尻を照らしたり照らさなかったりをして蛍に見立ててマサオ君と一緒に笑っていたのでした。
怒った風間君はベッドの下から出て、しんのすけに拭けと言います。というわけで、しんのすけはさっそく拭き始めますが、全然消えそうにありません。寝転がりながら拭いているからだと指摘した風間君は、しんのすけとマサオ君の3人でベッドを移動して、再びしんのすけは消し始めます。
しかし、それでも消えないのでスポンジを濡らすことにしますが、しんのすけは舐めようとしたので、風間君は慌てて止めて、洗面所から水を用意するのでした。
風間君は大急ぎで壁の落書きを消そうとしますが、壁紙破れてしまいました。そこへ風間ママが帰ってきて、買ってきたオヤツを手に部屋に入ってきます。
観念した風間君は謝って事情を話します。風間ママは快く赦してくれましたが、象の絵が消えてしまったと少し寂しそうでした。
トオルちゃんがまだ赤ちゃんだった頃、生まれて初めて描いた絵が、その壁に描かれていた象の絵だったのです。壁の落書きはしんのすけではなく、昔のトオルちゃんだったのです。事実を知ってしまったトオルちゃんは絶叫するのでした。
Cパート終了後、しんのすけが「じゃ」と言うアイキャッチが流れました。
エンディングはありませんでした。
今日もみんなでてあらい、うがい、クレヨンしんちゃん、ということでCMを挟んでオープニングがフルに流れ、Aパートに入ります。
「クレヨンしんちゃんだゾ」
(脚本:川辺美奈子、絵コンテ・演出:三浦陽、作画監督:門脇孝一、原画:門脇孝一、末吉裕一郎)
どこかの幼稚園、どこかのクレヨンの蓋が空くと、赤色のクレヨンのしんのすけ、青の風間君、ピンクのネネちゃんが話しだします。
風間君によると、自分たちクレヨンは最後まで使い切ってもらうことが一番大事なんだそうです。緑のマサオ君、黄色のボーちゃんも登場し、ボーちゃんに言わせると幸せなクレヨンライフなんだそうです。
さて、皆揃ったので、
赤クレヨン!
青クレヨン!
ミドクレヨン!
キークレヨン!
ピンククレヨン!
5本揃って5色のクレヨン!
というのをやりました。完全に戦隊ものの世界ですな。というか、この5人いや5本をを見ると『秘密戦隊ゴレンジャー』を思い出さずにはいられません。あと、戦隊ものには緑が一番地味という法則があります(と勝手に私が思い込んでいるだけです)が、緑担当がマサヲとはさもありなん。
まず、しんのすけが園児に使われます。塗られるのは快感らしいです。次はピンクのネネちゃんが使われました。このクレヨンたちの持ち主は女の子のようで、赤やピンクは女の子に人気だとマサオ君が言うと、ネネちゃんに問題発言だと言われます。風間君はジェンダーフリーという言葉を使いますが、そう言えば私がしんのすけたちくらいの頃に観た教育テレビで、赤やピンクは女の子の色、青や緑は男の子の色という解説があったのを憶えています。今の教育テレビではそういうのはないのでしょうね。ちなみに、その時の教育テレビでは紫も女の子の色とされていたのが印象的でした。
好きな色はその人の自由と言ったボーちゃんも使われます。男の子が使っていますが、ドクターイエローを塗っています。ボーちゃんはその車体を塗られるわけですが、ドクターイエローとはなかなかマニアックですな。私は実物を見たことがありません。
ボーちゃんはだいぶ減りましたが、風間君やマサオ君は一回も使われません。青や緑は自然色だから景色の絵で活躍するのですが、この班は自然の絵を描いていないので、他の班に行ってみます。
しんのすけたちは床に飛び降りて、踏まれないように注意しつつ、ボーちゃんは空箱を床に落として、その箱の中にしんのすけ、風間君、ネネちゃん、マサオ君が入りますと、園児の女の子が拾います。こうして、他の班への移動が完了したわけですが、その中の園児が海の絵を描いています。しかし、その子は風間君の青(厳密には水色に近いですが)ではなく、風間君をさらにキザでイケメンにした感じの、コバルトブルーのコバルさんを取ってしまいます。コバルトブルーということは36色タイプなので、使われにくいそうです。
一方、しんのすけとボーちゃんは別の班で使われていて風間君たちも行きます。そこへ、ウサギを描いていた女の子がネネちゃんのピンクを取って塗りまくります。そして、女の子はピンクを使い切るとネネちゃんは消えるのでした。
ブタさんチームの4人はクレヨンを使ってもらおうと活動しますと、今度はボーちゃんの黄色も最後まで使われ、「わが生涯に一本の悔いなし」と言ってボーちゃんも消えるのでした。
そこで床へ落ちて再び別のところに行きますが、しんのすけは園児に踏まれて3つに割れてしまいます。これ、どうなるのかなと思ったら、しんのすけが3本になるのでした。
そこへ、マサオ君が森の絵を描いていた男の子がマサオ君を拾い、その園児は緑のクレヨンも使い切って、マサオ君も消えるのでした。マサオ君が3番目に消えるとは、ちょっと意外かも。
風間君は自分を求める声を聞きつけ、職員室へ行くと園長先生が交通安全を呼びかける絵を描いていました。園長は赤のしんのすけが折れているのを見つけると、赤信号を塗るのに使いきります。
こうして風間君だけが残ってしまったわけですが、園長先生からクレヨンを譲ってもらおうと、一人の園児(CV:小林由美子)が職員室に入ってきました。その園児は風間君のクレヨンを握って教室に戻ると、アクション仮面の絵を完成させるのでした。
しかし今回の話は「お絵かきするゾ」(1992年4月13日放送)をちょっと思い出しました。
Aパート終了後、しんのすけが「お」と言うアイキャッチが流れました。
「オラのうちにはテレビがないゾ」
(脚本:川辺美奈子、絵コンテ・演出:髙橋渉、作画監督・原画:高倉佳彦)
2018年10月19日に放送された話の再放送です。
この話では、カットされた場面はありませんでした。
また、しんのすけの声が小林由美子さんになって以降に放送された話では初めて再放送です。この時の小林さんは、しんのすけの声を演じてから日が浅かったせいか、AパートやCパートに比べると少し違和感があったりします。
野原家、『ド根性天気予報』という天気予報が流れます。
タイヤを引いてトレーニングしている赤いジャージ姿のおねいさんが、明日の天気は移動性の高気圧の影響によって過ごしやすい一日になることを伝えています。その様子を応援するしんのすけですが、テレビが消えてしまいます。
翌日、ナマコ電機が野原家に来ますと、パネルの故障であることが判明。部品を交換するので、一週間ほどかかるそうです。しんのすけは絶望のあまり夜しか眠れない、いや夜も眠れないとのこと。
テレビが消えた後、しんのすけはダンボールでテレビの枠を作って、その中からテレビが放映しているかのように見せかけます。
お昼ご飯を運んでいるみさえに、しんのすけはテレビのスイッチを付けさせる(ように振舞わせる)と、しんのすけは『みさえ先生のお手抜きクッキング』を生放送、みさえにもテレビに出演させ、レンジでチンするだけのカニクリームコロッケを紹介させます。ピーマンたっぷりの野菜炒めも用意しているそうですが、ピーマンは放送禁止なので編集でカットすると言い出すしんのすけ。生放送ではなかったのかとみさえに突っ込まれます。
夜、帰って来たひろしの解説をしまして、事情を知ったひろしは、部屋の中が変わった感じだと言います。食事を終わらせたしんのすけは居間から立ち去ろうとしますが、しれっとピーマンを隠していたことをみさえに咎められます。
ひろしはテレビの枠を持って実況を開始します。
「これは、ピーマンが苦手な息子5歳と好き嫌いをなくしたい母親29歳の戦いを描いたドキュメンタリーである」
しんのすけはピーマンを食わされて気分を悪くしてしまいますが、ひろしは野球を見たいと言うと、しんのすけは野球中継を一人で演じますが、しんのすけがボールを打つとひろしの顔に直撃します。
ここで臨時ニュース。オムツ怪獣ひまごんが現われました。ひまりは枠の中をつまり、画面を抜けてきて、しんのすけを襲撃しますが、視聴率が落ちていると言って、引き続きしんチャンネルを放送します。
しんのすけはオモチャ箱からアクション仮面を出すと、『アクション仮面』の放送を始めます。オープニングから始める本格的なもので、アクション仮面と怪獣シリマルダシとの戦いを披露します。
シリマルダシにアクションキックは効きません。すると、アクション仮面はアクションビームを出しますが、この時にペンライトでビームを演出します。しかし、まだ倒せませんでした。さあ、どうなるというところでアイキャッチとアクション仮面ふりかけのCMです。
でまたアイキャッチで公判開始、アクション仮面は一度も成功したことのない危険な技アクションスピンドリルキックを出しまして、シリマルダシの尻が画面と飛び越してひろしのところへ飛んできて、無事に倒せました。
そこへ、シリマルダシの尻をかぶせた、ひろしの足が登場。合体怪獣アシリマルダシです。テレビは臭いも出るらしく、アクションビームのよけられます。するとひろしは足がつってしまいます。その足を攻撃されるひろしはさらに、テーブルに顔面をぶつけてしまい、みさえから放送事故と突っ込まれます。
その後、「しばらくおまちください」と書かれた紙をくわえたシロが画面の向こうに登場。テレビの枠は外に置かれ、手当てを受けたひろしはテレビにカムバックを呼びかけるのでした。
一週間後の夜、戻って来たテレビを鑑賞する野原家ですが、どのチャンネルを観るかで揉めます。すると、ハンバーグの料理が映った番組に野原一家を惹きつけるのでした。
しんのすけ曰く「やっぱりテレビって、いいよね」
Bパート終了後、しんのすけが「おお!」と言うアイキャッチが流れました。
「ラクガキを消すゾ」
(脚本:中弘子、絵コンテ・演出:三浦陽、作画監督:尾鷲英俊、原画:尾鷲英俊、海老原尚樹、山本直子)
風間君のマンションに遊びに行っていたしんのすけは、『アクション仮面』が始まってしまうとさっさと帰りましたが、風間君の部屋はしんのすけのせいで散らかっていました。しんのすけが遊んだおもちゃを片付ける風間君ですが、「風間くんちは楽しいゾ」(1992年12月21日放送)の惨状よりはマシですな。
オモチャはようやく片付きますが、アルファベット(ラテン文字)のブロックが、3つ足りません。AとHとOです。27分前、しんのすけがベッドの下に3つのブロックを入れていたのを思い出しまして、さっそく懐中電灯でベッドの下を照らしてみると案の定ありました。しかし、ベッドの奥の壁に落書きを見つけます。
翌日、幼稚園のバスに乗ったしんのすけに、風間君は落書きのことを問い詰めますが、しんのすけは忘れていた、いやベッドの下こと春日部防衛隊風間基地に落書きした覚えはないみたいです。
風間君LOVEなしんのすけに、ママに見つからないうちに消してくれと言う風間君ですが、ベッドの下なら見つからないのではと言うしんのすけ。そこへマサオ君が、自分に任せてくれと言います。その日の午後、マサオ君は風間君の家で「水だけでスッキリ!らくがきオチ~ル」なるものを持ってきます。どんな落書きでも落ちるそうです。
1時間くらいでママが買い物から帰って来るので、それまでに消さなければなりません。風間君としんのすけとマサオ君は実際にベッドの下で落書きを見ますが、しんのすけはあんな下手な絵は書いていないと言います。本当にしんのすけは書いていないのでしょうかね。
それはともかくマサオくんはベッドの下を進み、「らくがきオチ~ル」を含んだスポンジを手に、落書きを消そうとしますが、蜘蛛と遭遇してベッドから抜け出して、いや逃げ出してしまいます。風間君は蜘蛛なんか怖くないと言いますが、蜘蛛を怖がる子供は多いですからね。
そこで風間君が行きますが、しんのすけは懐中電灯を照らしたり照らさなかったり。しんのすけは風間君のお尻を照らしたり照らさなかったりをして蛍に見立ててマサオ君と一緒に笑っていたのでした。
怒った風間君はベッドの下から出て、しんのすけに拭けと言います。というわけで、しんのすけはさっそく拭き始めますが、全然消えそうにありません。寝転がりながら拭いているからだと指摘した風間君は、しんのすけとマサオ君の3人でベッドを移動して、再びしんのすけは消し始めます。
しかし、それでも消えないのでスポンジを濡らすことにしますが、しんのすけは舐めようとしたので、風間君は慌てて止めて、洗面所から水を用意するのでした。
風間君は大急ぎで壁の落書きを消そうとしますが、壁紙破れてしまいました。そこへ風間ママが帰ってきて、買ってきたオヤツを手に部屋に入ってきます。
観念した風間君は謝って事情を話します。風間ママは快く赦してくれましたが、象の絵が消えてしまったと少し寂しそうでした。
トオルちゃんがまだ赤ちゃんだった頃、生まれて初めて描いた絵が、その壁に描かれていた象の絵だったのです。壁の落書きはしんのすけではなく、昔のトオルちゃんだったのです。事実を知ってしまったトオルちゃんは絶叫するのでした。
Cパート終了後、しんのすけが「じゃ」と言うアイキャッチが流れました。
エンディングはありませんでした。
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