『やりすぎ!!!イタズラくん』の場合(終)

この記事はこの記事この記事の続きです。

『やりすぎ!!!イタズラくん』という漫画が抗議を受けた件ですが、小学館はかなり踏み込んだ対応をしました。

問題となった漫画が掲載された『コロコロコミック』3月号は販売中止となりました

また、チンギス・ハーンや足利義満などの肖像に落書きをしようという「イタズラクガキコンテスト」も中止となりました

そして、『コロコロコミック』3月号の返本と返金も受け付けています

さらに、原作者の吉野あすみ氏も謝罪をしました

これで、私がこの記事この記事で書いたような、モンゴル人側の要求をほぼ受け入れたということです。つまり、以下の通りです。


1.雑誌の自主回収→○実現済
2.チンギス・ハンの肖像画への落書きコンテストの中止→○実現済
3.作者の吉野あすみ氏本人の謝罪→○実現済


これで、次回から『やりすぎ!!!イタズラくん』も無事に連載を続けられるでしょう。そういう意味で、小学館は適切な措置を取ったと言えます。

しかし、今回の小学館の対応は、長期的に見たら必ずしも最良の措置とは言いかねます。というのは、今回の落書きは法的に問題は無く、民事で訴えられても賠償命令等が出されることもないはずです。800年も前の歴史上の人物の肖像に落書きをして、名誉毀損になるなど聞いたことがありません。

にも関わらず、モンゴルの人々をが激怒させたわけです。ここから、表現の自由とは何か、改めて考えるきっかけになったのではないかと思います。そこをよく考えないでいると、表現の自由が狭められ、最終的には何も表現できなくなるのではという懸念があります。

今後も、こういう騒動が起こる可能性はありますが、謝るのではなく、表現の自由とは何かということをよく考えて、抗議した側としっかり対話を重ねてほしいと思います。そこから良い解決策が見つかるかは分かりませんが、民主主義国の住人として、広い視野を持つことができたのではないかと思います。


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2018-01-19
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2016-12-28
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