大正天皇の誕生日に翁御大尽くし

8月31日放送のテレビアニメ感想いきます。

「夫婦の危機を相談されるゾ」
(脚本:翁妙子、絵コンテ・演出:高橋渉、作画監督・原画:高倉佳彦)


野原家にベソかいたミッチーが襲撃します。みさえに泣きつくミッチーは鼻水もたらすて、ベソをかくというレベルじゃないですね。まさに号泣です。

家にあげたみさえはミッチーに烏龍茶?を出して、話を聞きます。どうも、ヨシりんが浮気しているとのこと。ここで、みさえがミッチーとヨシりんを仲睦まじいカップルと評しますが、その前にバカップルと言いかけます。まあ、客観的に見たらバカップルですね。

仲睦まじいカップルというのは、常識あるカップルのことです。バカップルは常識の無いカップルのことです。ここで、常識があるかないかの最大の違いをごく簡単に言うと、他人が嫌がることを行うかどうかにあります。まっとうな大人、まっとうな社会人なら、他人が嫌がる言動を極力排除すべきです。それが、社会で成功を収められるかどうかのカギになります。

これは本当です。例えば、私の知っている人で、仕事柄メールを一日に何十通も目を通すのですが、仕事がうまくいっている人(あるいはこれからうまくいきそうな人)と、いっていない人では、メールの書き方に違いが出るそうです。うまくいっていない人のメールは、見るからに自分のことしか考えていない、礼儀がまるでなっていない、極端に短い、(本名を使うべきメールにおいて)偽名や匿名でいるなど、読んでいて、苛立つメールなのですね。

仕事がうまくいっている人(あるいはこれからうまくいきそうな人)は、メールを出す相手にも配慮が感じられる、礼儀正しい、(本名を使うべきところでは)本名を名乗っている、極端に短くないなど、読んでいて心地よいメールなのですね。

ミッチーとヨシりんは野原家にずうずうしくおしかけて、ひろしやみさえが嫌がるのも気づかず、あるいはなんとも思わず、図々しいことをしでかすのですから、明らかに「バカ」ップル、社会で成功を収めることができない可能性大です。ざまあみろ

そういうわけで、テレビアニメでのヨシりんは、このままでいればおそらく係長にも出世できずに定年を迎えるか、あるいはリストラされるでしょうな。日本の会社組織では、(特に上司との)人間関係がモノを言う傾向がありますので。もっとも、原作のヨシりんはずいぶん礼儀正しいところを見せるようになったので、今後出世できる可能性は十分にあると思います。

話を戻しますと、ミッチーが言うにはヨシりんが浮気をしているらしいのですね。昨日の夕食の後、あさっての二人の記念日をまだ決めていないとのことです。しかし、ヨシりんは記念日を決めるのを断り、鼻の下をこすります。ミッチーによると、ヨシりんは鼻の下をこするクセがあるようです。

ところで、この回想シーンでヨシりんが座っていたイスは、『オトナ帝国』でケンとチャコが座っていた、赤いイスに似ている気がします。

この二人はやたら記念日を決めるのがお好きなようで、「おみおつけちょっと辛かったね記念日」とか「一日のメール返信300回突破記念日」とかを決めているのだそうです。やはりバカップルだな。ちなみに、記念日と言えば、この回の放送日の8月31日は大正天皇の誕生日です。

明治天皇(11月3日生まれ)や昭和天皇(4月29日生まれ)の誕生日は祝日なのに、8月31日は祝日になっていません。在位期間の短かった大正天皇の影が薄いというのもあるでしょうが、もし祝日になっていたとしても、夏休み最後の日なので、子供には意味ないかも。

ただ、年によっては翌日の9月1日が振替休日ということになるかもしれません。そうなると、夏休みの最終日に宿題に追われるカツオくん的エピソードは、8月31日ではなく9月1日になるわけで、イマイチ緊迫感にかける気がします。

あと、今の若い世代で「おみおつけ」なんて言葉使う人って、あまりいないのではと思います。

さて、しんのすけが帰ってきて、浮気だと言い出します。しんのすけによると、昨日ヨシりんが駅の近くの店の中で幸せそうな顔で女の人と話をしていたを目撃したそうです。

その女性のスリーサイズは、上から92、65、88くらいだったんだそうです。しんのすけの目の中にはスリーサイズを測るスカウターでも内蔵されているのでしょうか。『ドラゴンボールZ 銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴』で、亀仙人のサングラスがスカウターのような機能をしてピチピチギャルのスリーサイズとかを測って、ナンパしていたのを思い出したりしました。

みさえは騒ぐしんのすけのケツの割れ目に手刀喰らわりますが、新手のお仕置きですか。シロの散歩に行くよう言われます。

さて、春我部駅で、ひろしが改札から出ると、ヨシりんがひろしに泣きながら抱きつきます。ひろしはやきとり「とりはだ」で話を聞きますが、この時のヨシりんのネクタイがミッチーの(とヨシりんの普段着でもある)Tシャツと同じ柄です。特注品ですかね。ちなみに、特注のネクタイと言えば、私はオバマ大統領の柄のネクタイを注文してみようかと考えてみたりもしています。相当目立つネクタイになりそうですね。

ここで、しんのすけが焼き鳥をパクります(←二つの意味で)。その間、ひろしに話すヨシりんによると、ミッチーは自分が何回電話しても出ない、メールも返事が来ない、そして急に部屋に入るとビクッと飛び上がって、目が泳いでいたのだそうです。ミッチーは嘘をつくと目が泳ぐのだそうです。

それで、しんのすけが参上し、ヨシりんはミッチーが浮気だと疑い、暴走するよしりん。それをオカマらしき人たちがが眺めていますが、今の『クレしん』でオカマが登場するのは珍しいですね。最近は作中でオカマを目にする機会がめっきり減ったので、ちょっと嬉しかったです。

夜、ひろしとみさえがミッチーとヨシりんについて相談します。ベタベタしているカップルほどこじれたらあっという間に崩壊するというひろしですが、このまま崩壊させてもいいんじゃねと思ったりしてしまいます。

しかし、他人が立ち会って話し合いをした方が良いということになり、次の日の夜、ミッチーとヨシりんは野原家に呼び出し、焼肉でもてなします。この時、二人の着ている服に描かれているハートには亀裂があります。ああいう服もあらかじめ用意していたのでしょうか。ということは、離婚を想定してたのか?もしくは、野原家に来る前にTシャツに亀裂の柄が入るように縫ったのでしょうか。

ミッチーに薄い肉を勧めるヨシりんですが、安売りの半額お肉ってヘルシーなんですかね。まあ、油が少ないという点では確かにそうかもしれませんが。

二人によると、これが最後の晩餐なんだそうです。分かれることにした決めたのだそうな。とことん傷つきあって別れるのは嫌だから、互いに愛し合っているうちに分かれるのだそうです。

ここで、みさえとひろしが必死の説得工作にかかりますが、野原家は根は良いのですかね。普段、ミッチーとヨシりんに嫌がらせ同然の仕打ちを喰らっているのに。このまま別れさせて良いんじゃね、とヨコシマなことを考えてしまう私です。

それにしても、ゴカイのコスプレのしんのすけの可愛さは凄まじいです。

みさえによると、夫婦は食い違いもある、欠点もある、安月給でもある、休日はゴロゴロ。一方ひろしによると、女房はケチでヤキモチ焼き、こんなはずじゃなかったという心境になるそうです。でも、ヤキモチ焼きということは、それは夫を愛していることの裏返しなのですから、良いのではないかと思いますが。浮気をしても何とも思わなくなってしまったらおしまいですゾ。

で、互いにけなしあったひろしとみさえは喧嘩しだし、ひまわりに「醜い争いをやめろ」(しんのすけによる訳)と言われる始末w

ヨシりんは「ミッチーの前で初めておならこいちゃったテヘペロ記念日」の手紙を渡します。そういう新しい記念日を作ったんだそうです。手紙の封筒の中には『ベリーダンスオブザデッド』という、ミッチーが探し続けていた幻のホラー映画が入っていました。

なんでも、ヨシりんによればビデオショップのおねいさんに探してもらったとのことで、例の浮気疑惑シーンは、単にビデオショップのおねいさんに礼を言っているだけでしたとさ。一方、ミッチーがヨシりんに対してよそよそしい態度をとっていたのは、ヨシりんお気に入りの「うるおい戦士アロエヌ」のフィギュアを壊していたからでした。

でも、そんなことで二人の愛を壊してはダメだとうことに、ラブ復活。それを見たひろしは二人を追い出そうとしますが、肉を焼きまくるミッチーでした。すぐに食べようとしていたようですが、生焼けじゃないですか。

こうして、またしても殺したくなる(!)キャラに逆戻りしてしまったバカップルでしたとさ。ところで、ムギワラさんという方が私にミッチー&ヨシりん論の興味深いメールを送ってくださったことがあります。当分析録でも載せていますので、ご興味のある方は一読してみてください。

それと、この話の作画監督は高倉佳彦氏でしたが、今ひとつ馴染めない作画でした。


Aパート後、ドラえもんからのなぞなぞです。以下に引用します。

Q.お魚のサバがえらそうにしているよ?
ヒント しんちゃんが勘違いするよ!


とのことです。というわけで、Bパートです。


「まさかの時に備えるゾ」
(脚本:翁妙子、絵コンテ・演出:高橋渉、作画監督・原画:大森孝敏)


野原家の昼、「ひ」と書かれた箱が押入れの中にあるのを見つけるひろし。みさえによると、非常持ち出しが入っているとのことですが、非常持ち出しを押し入れに入れても役に立たないと、押し入れを開けるひろし。案の定、崩れてきた布団に押しつぶされます。

中を確認すると、賞味期限ギリギリの缶詰、液漏れした懐中電灯の電池、ロウソクがあるけどマッチ、ライターの類が無いなど、欠陥だらけであることが判明。みさえは木をこすって火を起こすとか言ってごまかしましたが、あれ大変ですよ。だからみさちゃん面白いなんて皮肉られるのですね。

缶詰などもいっぱいあるわけで、ひろしは訓練をしようと言い出します。非常の際のシミュレーションをするわけで、 しんのすけは非情のサイ、手芸(趣味?)を練習と勘違いします。わけがわからんな。まあ、そこがいかにもという感じですが。

みさえも訓練に賛同し、早速始めることに。

まずは番号を各自言います。「いーち」(ひろし)、「にー」(みさえ)、「さんばー」(しんのすけ←『踊れアミーゴ』思い出しますね)、「たいや」(ひまわり)、「あおーん」(シロ)となります。

状況は、電気止まっていて、ガスもアウト、水道も出ない 復旧するまでなんとか工夫して生活しなければならないというもの。ここでひろしは係長ではなく、野原隊長だと自称します。2003年にスペシャル番組で放映された「野原ひろし探検隊」のシリーズを思い出しますね。

隊長を自覚しているせいか、異様に気合の入っているひろしですが、ランタンのランプがダメになっているわけで、さっそくヘマしますね、隊長殿w

先が思いやられると思って観ていると、ひろしは「カスカベのそれなりの水」しかないというシチュエーションを説明します。「それなりの水」って、あまりうまくないのでしょうか。その代わり値段は安そうですね。

しんのすけはプスライトを冷蔵庫から持ち出そうとしますが、ダメだと言われまして、それで夏恒例のペンギンごっこもできないと嘆きますと、みさえにほっぺをつねられるしんのすけw

Aパートのケツへの手刀と並ぶ、二代おしおきシーンですな。

さらに、みさえがトイレ行こうとすると、ひろしから使用禁止を言い渡され、シャベルでトイレを掘ると言われます。これに対してみさえ曰く「トイレだけは例外にして、じゃないと協力できません」

まあ、わたしもみさえの立場だったら、小ならいいですが大だったら同じこと言いますね。それにしても、腕組んで顔赤らめるみさちゃん可愛いんだぜ。

ひろしによれば、みさえは将軍とのことで、まさに影の実質的な最高権力者といったところですかね。

夕方、エアコンも扇風機もつけずに過ごす野原一家。その日、みさえは掃除で風呂抜いてしまったから、水浴びもできません。

その後、庭で新聞紙で鍋でご飯炊きます。私も、イギリスにいた頃、炊飯器を持っていなかったので、鍋で現地で売られていたインディカ米を炊いていましたね。原始時代だったら頼もしい旦那とのことで、サバイバルも立派な才能と言うひろしです。

ここで、しんのすけが「さば・いばる」(←なぞなぞの答え)と、また妙な勘違いをします。

ご飯を炊いていると、ひろしとみさえは実際にまさかのことが起こったらと言い出しまして、星空が映し出される映像で「大変だったんだろうな・・・、みんな」とひろしが言います。

もしかしたら東日本大震災の被災者を暗に励ます台詞なのではと思いましたが、本当にそういう意図が込められていたのかもしれません。

その後、ロウソクをつけて庭でご飯と缶詰を食べます。シン(おこげ)のあるご飯も美味しいと言いますが、『ハイグレ魔王』の時はかなりまずかったのとは対照的です。

サバの水煮にサバの味噌煮と、サバの缶詰ばかりですが、これはさきほどの「さば・いばる」を暗示しているのでしょうか。ひろしは「メル ギブソン」なる缶詰を見つけて、食ったらうまいそうですが、シロの餌でしたwww

うまいのはスーパーエリートのシロさんのものだからでしょうか。

しんのすけは台所から持ち出したカニ缶を食べて、みさえ慌てます。みさえによると、そのカニ缶は「非常用じゃなくていざって時の大事なカニ缶」なんだそうで、「まさかの時といざって時は違うのよ」らしいです。

それで、結局食べてしまったので、ひろしとみさえとしんのすけとの間でカニ缶の取り合いをしますが、そんな醜態を乗り越えて、夏ももう終わりだとしんみりするシーンに移ります。それで、訓練は終了となり、電気使用も再開され、ビールとプスライト(?)で「たまりませんな」で締めくくります。

Aパートのように、たいしたオチもなく終わりますが、Aパートとは毛色の違った話をぶつけてみようと試みたのかもしれません。監督の翁妙子さんは。

そうなんですね。今回はA、B両パートとも翁妙子さんという珍しい回でした。

あと、この話の作画監督は大森孝敏氏ですが、馴染める作画ですね。


エンディングは「オラの名曲ベストセレクション」のNo.07、「パリジョナ大作戦」です。携帯サイトで着メロ&着うた配信中とのことです。スマホでも配信されるのかな。

この「パリジョナ大作戦」は1994~1995年まで使われており、個人的にもけっこう好きなエンディングです。ただ、「マロン公しゃく」って何者なんでしょうかね。

そして、毎回書いていることですが、この「パリジョナ大作戦」の監督欄は「本郷みつる」だったのですが、「監督 ムトウユージ」となっていたのは、何か感慨深かったです。


エンディング後、プレゼントの応募方法です。以下に引用します。

Q.蚊を見つけた時、人の顔は何色に変わる?

赤(あか)0180-999-561
青(あお)0180-999-571

正解と思う方に電話してね
お電話は明日あさ10時まで受け付けます



抽選で100名にしんちゃんとシロのぬいぐるみキーホルダーがプレゼントされますが、ここでしんのすけの声で「しんちゃん」とは違和感がありますね。当選者には9月1日以降に電話連絡がある(あった)そうです。「夏休み中に全部で4回出されるなぞなぞの答えを集めて応募すればドラえもんかしんちゃんがキミの所に遊びに行くよ!」とのことで、私のところにもぜひ来てほしいと思ったりします。


さらに、ドラえもんからのなぞなぞです。

Q.お魚のサバがえらそうにしているよ?
答え「サバイバル」


でした。

さて、次回(14日)はなんと、4ヶ月ぶりに『SHIN-MEN』です!これは録画必須だな(『クレしん』は毎週録画していますが)。あと、次回予告ではしんのすけらキャラが長袖を来ていますが、早くないですかね?昨年の教訓なのかな?昨年は11月の放送でも半袖着ていたので。



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この記事へのコメント

柴麻呂
2012年09月06日 16:26
はじめまして、前々からブログ拝見させていただいておりますが、初めてコメントさせていただきます(>_<)
シンメン楽しみですね。あまりにもスパンが長いので不安になっていました(笑

パリジョナを歌い、作詞もしている「マロン公しゃく」は矢島晶子さん本人ですよ!
私は録画機器の不具合で見られませんでしたが…orz
チョルス
2012年09月06日 22:08
>柴麻呂さん
はじめまして。
当ブログをご覧になられ、また今回はコメントをしていただき、ありがとうございます。
「マロン公しゃく」が矢島晶子さんであるという噂は以前から聞いており、ネットで検索すると確かに矢島さんという情報がありますね。
ただ、制作サイドなど公的な情報からは、矢島さんがマロン公しゃくであるという話は一切聞きませんので、残念ながら本当に矢島さんであると、断言はできないと思います。あくまでも噂の域を出ないわけでして。
専門の装置で音声の解析を行ってみれば、声で矢島さんかどうかが分かるでしょうけど。

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