愛県心と舌は別物でございます

今回はどうでもいい話です。

以前、狭山茶についての話をしましたが、私が飲んでいる緑茶は狭山茶です。現在、私の家には狭山茶しかありません。最近買ったお茶は、以下のコバトンを描いたパッケージの狭山茶です。

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狭山茶は埼玉のお茶です。私は埼玉県で生まれ育ち、現在も埼玉県(さいたま市)在住です。だから、なんとなく狭山茶を買ってしまうのですね。

さて、この行動は愛国心ならぬ愛県心が強いと言えるのでしょうか。

いいえ、そんなことありません。どこのお茶を飲もうと、自分の県に対する感情とは関係ありません

ドイツ帝国の宰相オットー・フォン・ビスマルクについて、ある小噺があります。

ビスマルクはフランスとの戦争に勝利して、ドイツ帝国を樹立しました。その後も、ドイツはフランスの敵国であり続けました。

ある日、ビスマルクはこともあろうに敵国であるフランス産のワインを飲んでいまして、そのことを皇帝に指摘されると、こんな返事をしました。

「恐れながら陛下、愛国心と舌は別物でございます」

この逸話が事実かどうかは知りませんが、埼玉生まれで埼玉在住の私が静岡茶を飲もうと、宇治茶を飲もうと、八女茶を飲もうと、嬉野茶を飲もうと、鹿児島茶を飲もうと、なんでよその茶を飲んでいるのだと文句をいわれる筋合いはありません。

愛県心と舌は別物でございます。

それでは、なぜわざわざ狭山茶しか買わないのかと言うと、うーんなんででしょうかね。同じ埼玉県のお茶だから、なんとなく身近に思えて、買うのにも静岡茶や宇治茶より心理的なハードルが低い気がするのです。

心理的ハードルってなんだよと突っ込まれそうですが、値段に大きな差が無くても、遠い土地より近い土地で生産された製品の方が気軽に買えるように思えるのです。

あと、なぜ愛郷心と書かずに、愛県心と書くのか。それは、私は狭山に住んだことがなく、そもそも狭山には数えるほどしか行ったことがないため、狭山に対する愛着はほぼ皆無です。ただ、同じ埼玉県だから、静岡や宇治に比べると多少愛着はあるという程度です。

今は狭山茶ばかりですが、そのうち色々なブランドのお茶を飲み比べるなんてこともやろうかなと思っています。愛県心と舌は別物ですし。

ただし、もし春日部茶なるものが販売されたら、それを買い続けるかもしれません。現実には、春日部でお茶の生産とブランド化は無理でしょうが、「クレヨンしん茶」なんて春日部のお茶のブランドができたら、最高ですね。いや、あまり美味しくなければ、やっぱり買うのをやめると思います。

『クレヨンしんちゃん』に対する愛と舌は別物でございます。

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