原作者の出張
(本文は原作に関するネタバレを含んでいますのでご注意ください)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/manga/story/20070812jcast2007210231/
最初に、ネタバレについての注意を書きましたが、その必要は無いですかね。上のリンク先のニュースにも取り上げられていますし。
原作では、まんがタウンの方でまつざか先生の恋人の行田徳郎さんがテロによって死亡したという展開で、私が最初それを知った時、まあ本当は生きているんだろと思いました。
しかし、その後の話では、どうも本当に死んだようなのですね。まあ、まだ確実には分からないのですが、まつざか先生は「もうすぐあなたの所へ行くからね」状態。
それで、2ちゃんねるを始めとしたネット掲示板でやたら騒がれているらしいですが、この手の鬱な、というか展開は、元々クレしんには存在していたものなのですね。
上のリンク先のニュースでは、「死んだネコの上をハエが飛び回る絵」とやらも取り上げていますが、これは12巻に載っていたものを、最新刊にも転載したに過ぎないのですね。もし、これを鬱な展開とするのであれば、クレしんはひまわりが生まれる10年以上も前から鬱な展開だったのではと思ったりします。
とは言え、クレしんの原作は、ひまわりが生まれてから、ファミリー向けの日常を描いた作品とは思えない、突飛な展開が多く登場するようになるのですね。
例えば、番外編の「ヌパン4世」や「しんちゃんズエンジェル」などの話の比重が、一時期やたら多かった事がありましたしね。
日常の話も、いかにも感動すべき、教訓とすべきといった類がやたら増えて、どうも安っぽい感動でしかないような感じがしたこともありましたし。
そして、最大の突飛な展開が野原家のガス爆発、またずれ荘への引越しでしょう。この時の話を初めて読んだ事は今でも覚えていますが、相当困惑させられましたね。私以外の読者諸氏にもかなり不評だったようです。しかし、今ではクレしんの一つの歴史としてすっかり定着した感じがあり、「またずれ荘の時代のクレしんは認めない!」というファンもほとんどいないと思います。こういう突飛な展開を定着させてしまう辺りが、臼井さんの真骨頂なのかもしれません。先のいかにも感動すべき、教訓とすべきといった類がやたら増えているというのも、私の独自に近い考えで、これを非難するファンもあまりいないと思います。
で、今回の徳郎さん死亡?ですが、クレしんを全巻を持っている私が思うに、原作にありがちな突飛な展開の一つに過ぎないという解釈も出来なくはないのですが(本当に死亡していても、時間が経てばその死はまつざか先生にも読者にも受け入れられるのではと思います)、主要(主要に近い)キャラクターの死は今まで例がありませんから、今回の突飛ぶりは、かなり特殊なものなのでしょうね。だから、これだけ騒がれるわけです。
クレしんのテレビアニメは、オープニングやエンディングで色々批判されていますが、本編そのものはそれほど問題は無いでしょう。しかし、原作は本編そのものがねぇ。もっとも、原作である以上、原作者が作品をどう持っていこうとそれは自由なわけでもあるのですが。
なお、本日は日本航空123便墜落事故からちょうど22年です。
犠牲者の遺族も、まつざか先生と同じような気持ちであった事は想像できますが、現実でもこういう事が起こっているからこそ、原作であのような展開になったのでしょうね。一方で、それにしても、という気持ちが拭えなかったりするのですが。
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/manga/story/20070812jcast2007210231/
最初に、ネタバレについての注意を書きましたが、その必要は無いですかね。上のリンク先のニュースにも取り上げられていますし。
原作では、まんがタウンの方でまつざか先生の恋人の行田徳郎さんがテロによって死亡したという展開で、私が最初それを知った時、まあ本当は生きているんだろと思いました。
しかし、その後の話では、どうも本当に死んだようなのですね。まあ、まだ確実には分からないのですが、まつざか先生は「もうすぐあなたの所へ行くからね」状態。
それで、2ちゃんねるを始めとしたネット掲示板でやたら騒がれているらしいですが、この手の鬱な、というか展開は、元々クレしんには存在していたものなのですね。
上のリンク先のニュースでは、「死んだネコの上をハエが飛び回る絵」とやらも取り上げていますが、これは12巻に載っていたものを、最新刊にも転載したに過ぎないのですね。もし、これを鬱な展開とするのであれば、クレしんはひまわりが生まれる10年以上も前から鬱な展開だったのではと思ったりします。
とは言え、クレしんの原作は、ひまわりが生まれてから、ファミリー向けの日常を描いた作品とは思えない、突飛な展開が多く登場するようになるのですね。
例えば、番外編の「ヌパン4世」や「しんちゃんズエンジェル」などの話の比重が、一時期やたら多かった事がありましたしね。
日常の話も、いかにも感動すべき、教訓とすべきといった類がやたら増えて、どうも安っぽい感動でしかないような感じがしたこともありましたし。
そして、最大の突飛な展開が野原家のガス爆発、またずれ荘への引越しでしょう。この時の話を初めて読んだ事は今でも覚えていますが、相当困惑させられましたね。私以外の読者諸氏にもかなり不評だったようです。しかし、今ではクレしんの一つの歴史としてすっかり定着した感じがあり、「またずれ荘の時代のクレしんは認めない!」というファンもほとんどいないと思います。こういう突飛な展開を定着させてしまう辺りが、臼井さんの真骨頂なのかもしれません。先のいかにも感動すべき、教訓とすべきといった類がやたら増えているというのも、私の独自に近い考えで、これを非難するファンもあまりいないと思います。
で、今回の徳郎さん死亡?ですが、クレしんを全巻を持っている私が思うに、原作にありがちな突飛な展開の一つに過ぎないという解釈も出来なくはないのですが(本当に死亡していても、時間が経てばその死はまつざか先生にも読者にも受け入れられるのではと思います)、主要(主要に近い)キャラクターの死は今まで例がありませんから、今回の突飛ぶりは、かなり特殊なものなのでしょうね。だから、これだけ騒がれるわけです。
クレしんのテレビアニメは、オープニングやエンディングで色々批判されていますが、本編そのものはそれほど問題は無いでしょう。しかし、原作は本編そのものがねぇ。もっとも、原作である以上、原作者が作品をどう持っていこうとそれは自由なわけでもあるのですが。
なお、本日は日本航空123便墜落事故からちょうど22年です。
犠牲者の遺族も、まつざか先生と同じような気持ちであった事は想像できますが、現実でもこういう事が起こっているからこそ、原作であのような展開になったのでしょうね。一方で、それにしても、という気持ちが拭えなかったりするのですが。
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