27年前の原作のおとぎ話をアニメ化

2021年8月21日放送分の感想いきます。小林由美子さんのしんのすけは126回目となります。

「なかなか爪が切れないゾ」
(脚本:うえのきみこ、絵コンテ・演出:横山広行、作画監督・原画:林静香)


2014年6月6日に放送された話の再放送です。

美容院と買い物で出かけるみさえは、ひまわりの爪を切ってくれとひろしに言って、家を出ます。

『あにまるワイド』という番組をゴロゴロしながら漫然と観ているひろし。ここで、ひろしが自分の置かれている状況を心の中で独白する約11秒の場面が削除されています。

ゴロゴロしているひろしの足の上を、しんのすけはゴロゴロ回っています。ゴロゴロしながら父親という山を登っているのだそうです。ひろしは簡単には行けないように上半身を起こすと、しんのすけは強引にひろしの頭を登ろうとして、ひろしの首筋を引っ掻いてしまいました。

ひろしはしんのすけの爪が伸びていると言うと、ひまわりの爪を切れと言われたのを思い出し、寝ているひまわりの指を見てみると、確かに伸びています。すると、しんのすけはひろしの足の爪も伸びていると指摘し、ひろしは足の爪を切ります。

しんのすけは、ひろしの切った爪に近づき

その臭いに
全米が気絶した


と言って、その足の爪の臭いを嗅いで、倒れてしまいます。ひろしは大袈裟だなと、自分の爪の臭いを嗅ぎますが、やはり倒れてしまいます。

8分49秒後、マスクをつけたしんのすけは、爪を紙で包むと、明日風間君にも嗅がせてあげようと言うと、同じくマスクをつけたひろしに、それはやめろと止められます。

ひろしは次にしんのすけの爪を切ろうとしますが、しんのすけは嫌がりますが、ひろしは強引にしんのすけを自分のかいている胡座の上に置きます。ここで、しんのすけがひろしの指がシワシワであることを指摘する約19秒の場面が削除されています。しんのすけは爪を切られないように指相撲をしてごまかそうとします。この指相撲で、しんのすけが「オラは小さいから両手で押さえていいの」と言う約3秒の場面が削除されています。

それで、結局しんのすけは爪を切られまして、爪を切った後にざわわわわわとなると言うと、ひろしも同意。

さて、ひまわりは起きてきますが、爪切りを見て、ビビって逃げ出します。一方、ひろしはしんのすけに言われて、赤ちゃん用の爪切りを出します。ここで、しんのすけがひまわりをまだまだ子供だと言う4秒の場面が削除されています。

ひろしとしんのすけが寝室に行くと、爪を切るのが大嫌いなひまわりの姿が見つかりません。ひまわりは戸棚に隠れていますが、ひろしの姿がナマハゲに見えるようです。で、しんのすけに見つかってしまいまして、ひまわりは居間へ逃げます。ここで、ひまわりが逃げていく姿を逆さで描いた約2秒の場面が削除されています。ひまわりは座卓の下に逃げるのですが、ここでひろしが座卓の下をあちこちから覗く約6秒の場面が削除されています。ひろしが手を出すと、その手を引っ掻いて逃げます。ここで、しんのすけが反抗期をハンケーキと言い間違える約5秒の場面が削除されています。

その後、居間には誰もいなくなります。ひまわりは居間をキョロキョロしていると、テレビがつきます。ひまわりはテレビに釘付けになるかと思いきや、テレビが消えます。さらにキラキラのビー玉が転がってきますが、ビー玉はひろしは外から鏡で反射させて光らせていました。それで、ビー玉を転がしたしんのすけが捕まえようとしますが、ビー玉を踏んで転んでしまいました。

ひまわりは庭へ飛び出そうとして、シロが助けようとすると、しんのすけがひろしの爪を投げて、その悪臭にひまわりとシロがのけぞり、ひまわりの庭への転落は免れました。

しんのすけはひろしの爪を風間君に見せようと言うと、ひろしはそれを嗅がせたら友達を失うと警告してきました。

ひろしはひまわりの爪を切ろうとしますが、ひまわりの小さな爪をどうやって切るのか戸惑ってしまいます。結局、帰ってきたみさえに切ってもらうことにしました。ひろしは、ひまわりの爪を切るのを怖がっているのでした。

Aパート終了後、『天カス学園』が大ヒット上映中という告知がありました。


「カニ捕獲作戦だゾ」
(脚本:ひるまちかこ、絵コンテ・演出:横山広行、作画監督:橋本とよ子・原画:樋口善法、清水圭子、米田絋、沼田くみ子、今井史枝)


ふたば幼稚園。この日、しんのすけと風間君とネネちゃんとマサオ君、そしてボーちゃんの5人が、幼稚園で飼っているカニぞうの世話をすることになりました。まずは水槽の水を取り替えます。

カニをバケツに移動させる役目は、マサオ君がやることになりますが、カニに睨まれて怖がるマサオ君。マサオ君は水槽に手を突っ込むと、カニがマサオ君の指を挟みます。そして、マサオ君が泣き喚いてカニを放り投げてしまうと、教室の隅の戸棚にカニが入ってしまいます。

しんのすけたちはカニを探しに行くと、ボーちゃんが発見。隙間から出てきます。ネネちゃんに言われた風間君は防衛隊のリーダー(自称)としてカニを捕まえることに。

カニは甲羅の部分を指でつまんで捕まえるといいと図鑑で読んだことのある風間君ですが、甲羅の部分を掴もうとしますが、ハサミで脅してきます。

逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだと碇シンジ君と化している風間君ですが、指を挟まれてしまいました。で、風間君がカニは床へ落としてしまいます。今度はネネちゃんが、カニの警戒心を解くべく、優しくカニに声をかけます。すると、カニがネネちゃんに近づいてきます。ネネちゃんの優しい心が近づいた思いきや、指で挟まれてしまいました。で、暴れてまた床へ放り投げるのでした。

素手で捕まえるのは危険ということで意見が一致し、ボーちゃんがホウキとチリトリを持ってきました。ボーちゃんはホウキでカニを動かして、チリトリに載せることに成功しました。さすがスーパーエリートボーさま。

ところが、カニはチリトリを持っているボーちゃんの指を挟んで、ボーちゃんは表情ひとつ変えずに「痛い」とだけ言って、指を振ってカニを落としました。顔色変えないとは、相変わらずボーさまはスーパーエリートだけのことはありますな。

さて、しんのすけはガチャガチャのカプセルを出して、そのカプセルの片方を使い、カニを閉じ込めました。ところが、この後はどうするかを考えていませんでした。

すると風間君はカプセルを逆さまにしてそのまま運べばいいと提案。しかし、しんのすけが逆さにすると、カニは空中を舞い、マサオ君の鼻を挟んでしまいました。くしゃみをしても離れません。すると、しんのすけが猿の着ぐるみを着て登場。

おつまみでお馴染みの柿の種を出して、おにぎり(マサヲ)と交換しないかとカニに提案します。風間君はさるかに合戦かと言いますが、実際この場面は「さるかに合戦だゾ」(1995年12月25日)を思い出させます。

そんなことができるかと思いきや、カニはしんのすけの手に移りました。柿の種を選らんわけですね。こうして、無事にカニを水槽に戻してでめたしでめたしと思いきや、まだ水槽の水を取り替えていないのでした。というわけで、カニをバケツに移すため、振り出しに戻ったのでした。

Bパート終了後、『天カス学園』が大ヒット上映中という告知がありました。


「シン・デレイラだゾ」
(脚本:黒住光、絵コンテ・演出:横山広行、作画監督・原画:林静香)


この話は原作の単行本13巻e-2「しんちゃんとシン・デレイラ」をテレビアニメ化したもので、元々は『漫画アクション』のファミリー増刊1994年12月29日号に掲載されたわけでして、1994年だから27年前になりますね。

内容は原作に忠実ですが、かなり簡略化されています。あの食いしん坊の次女も登場しませんし。というわけで、話を見ていきます。

ある国のある町に、とても性格の悪いお金持ちファミリーが住んでいました。

家族構成はパパ、ママ、カペリーニです。原作ではクリネックスという名前でして、さらにもう一人食いしん坊な次女もいましたが、今回のアニメでは登場しません。

パパはシン・デレイラを連れて帰宅します。シン・デレイラは両親を亡くし、親戚であるこの家に引き取られることになりました。一家は彼女をメイドとしてこき使うことにしますが、もう一人メイドが来ることになっていました。そのメイドとは、しんのすけでした。

シン・デレイラとしんのすけはホコリだらけの屋根裏部屋に案内されまして、ママに明日から仕事だと言われると、しんのすけはママが出て行った直後に「化粧の濃い奥様」と言って怒らせますが、ママは転んでしまいました。

屋根裏部屋を掃除している最中、シン・デレイラとしんのすけは自己紹介をしまして、しんのすけが働きに来た理由は、家のローンが大変な両親を助けるためだそうです。

つぎの朝、しんのすけはママからトイレ掃除を言われますが、しんのすけは手が離せないと言って、新聞を読んでいました。その新聞の中から、一枚の紙切れが落ちてきます。

そこには

王子様の
結婚あいてえらび
ダンスパーティー!!
さんか者ぼしゅう!!


とありました。パパとママは娘のカペリーニが王子様と結婚すれば、王家と親戚関係になって、さらに金持ちになると意気込みます。

そしてダンスパーティーの夜、掃除をしているシン・デレイラも行きたいと思いますが、仕事は終わらない、着ていくドレスも無い、胸も無いわけでして。

そこへ現れたのは妖精マドレーヌ。怪しいおじさんの容姿をしていマドレーヌは、魔法でかぼちゃの馬車を出現させ、さらにシン・デレイラとしんのすけに豪華な服を着せます。

これでダンスパーティーに行けますが、魔法は12時になると魔法が解けてしまうとのこと。

中身が猫の馬が引く馬車で城に行くシン・デレイラとしんのすけ。一方、王子はパーティーを勝手に開いた父親に、結婚相手は自分で探すと怒っていました。好みのタイプなど、この中にはいないと言おうとする王子ですが、いました。シン・デレイラです。

王子とシン・デレイラが踊っている間、お金持ちファミリーは嫉妬と怒りの感情が湧き、しんのすけは豪華な食事にありついていました。

二人は時の経つのも忘れて踊りました。しかし12時になりますと、シン・デレイラは帰ってしまいました。王子様は『お願い!ランキング』が観たいならうちで観ていけばと言いますが、原作では『トゥナイトⅡ』だったんですよね。

王子は追いかけると、ガラスの靴がありました。しかし、その靴は臭かったです。

翌朝、王子はガラスの靴の持ち主の女性、シン・デレイラを探しますが、ママはスナイパーに、吹き矢で靴を破壊させました。

シン・デレイラは身柄を拘束されて、カペリーニがシン・デレイラになりすますという話をしますと、しんのすけが洗濯するけど洗うものはあるのかと聞いてきます。

で、しんのすけはシン・デレイラの靴が汚いから洗おうと、靴下を脱がそうとします。カペリーニがやめさせようとしますが、靴下は勢いよく外れ、窓の外へドンで行きました。それが王子の頭に乗り、その臭いからシン・デレイラのものだと確信。家の中に入り、シン・デレイラを見つけました。

こうして、王子とシン・デレイラは結婚して幸せに暮らしました。しんのすけも王宮の清掃員として雇われ高級取りになったそうな。ただ、しんのすけが来てから却って城が散らかっているようで。

Cパート終了後、『天カス学園』が大ヒット上映中という告知がありました。

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この記事へのコメント

風ネネholic
2021年08月22日 06:01
「シン・デレイラだゾ」は2パート分制作して、話に厚みを持たせてほしかったですね。せっかくの原作付きの童話系エピソードなので1パートに収めるのはもったいないと思います。今後も原作の童話物のアニメ化に期待してますが、原作の要素をしっかり活かしてほしいと感じてます。
2021年08月22日 13:26
私もそれは思いました。尺を合わせるために、内容をだいぶばっさり削除していましたが、あの話は色々な面白い小ネタなんかもあるので、話を短くしてしまったのはもったいないと思います。特に、原作に出てきた食いしん坊の次女が出てきてほしかったです。あの意地悪一家の中で唯一憎めないキャラでした。