ナチス第三の男

昨日(1月31日)、映画『ナチス第三の男』(原題はThe Man with the Iron Heart)を鑑賞しました。

ナチスの親衛隊でベーメン・メーレン保護領(現在のチェコ)の副総督でもあったラインハルト・ハイドリヒ暗殺を描いた映画です。簡単に言うと、ナチスの幹部をぶっ殺すという内容です。

日比谷にあるTOHOシネマズ シャンテで鑑賞したのですが、ここに来るのは『スターリンの葬送狂騒曲』以来となります。

ただ、フランスとイギリスとベルギーの合作であるせいか、ドイツ人が英語をしゃべるのにはやや違和感がありました。これはトム・クルーズ主演のアメリカ映画でヒトラー暗殺計画を描いた『ワルキューレ』にも同じ事が言えます。

また、映画の完成度はそんなに高いものではない気がしました。というのも、時間を忘れるくらいスクリーンに食いついていたわけではないので。『ワルキューレ』はけっこう面白かったのですがね。ただし、ナチス支配下のチェコの状況を忠実に再現していて、なかなか興味深かったです。

ユダヤ人など住人を虐殺する場面はロマン・ポランスキーの『戦場のピアニスト』とよく似ていました。この映画はポーランドが舞台で、ポランスキー監督の実体験もある程度反映した内容でしたね。

ハイドリヒ殺害の報復として、リディツェというチェコの村の男性を皆殺しにして、女性と子供を強制収容所に送る場面もしっかり描かれていました。ちなみにフランスのオラドゥールという村でも村民が皆殺しになるという悲劇に見舞われています。

それにしても、ハイドリヒは女性関係もかなり乱れていまして、そういうところに描写していましたが、一方で反ユダヤ主義へ傾倒していくところさほど描写が無いので、その辺りも取りこめばもっと良くなっただろうと思います。

ちなみにハイドリヒ暗殺を描いた映画には『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』というのもありますが、私は鑑賞していません。今後、鑑賞するかどうか迷っています。

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この記事へのコメント

青たこ
2019年02月03日 21:28
本当にどうでも良い事なんですが、原題を見て『鉄心臓を持つ男』(「鉄の心臓」に非ず)と訳したくなってしまいました(笑)
チョルス
2019年02月04日 22:36
『鉄心臓を持つ男』ですか。うーん、『鉄心臓』と『鉄の心臓』のニュアンスの違いは何とも分かりかねますが、『鉄心臓』の方が何となくかっこいいかもしれませんね。
青たこ
2019年02月04日 23:15
すみません、単に原題を見て『THE MAN WITH THE GOLDEN GUN』を連想したというだけの話です(笑)
(映画は『黄金銃を持つ男』の邦題ですが小説の方は「黄金の銃を持つ男」と訳されてる為)
チョルス
2019年02月05日 21:10
なるほど、そういうことでしたか。確かに『THE MAN WITH THE GOLDEN GUN』とよく似ていますね。
映画は『黄金銃を持つ男』で、私の手元にあるイアン・フレミングの原作は『黄金の銃をもつ男』となっています。2000年にハヤカワ文庫として発行された井上一夫氏による改訳版です。ただ、版によっては「もつ」が漢字になっている、『黄金の銃を持つ男』となっているものもあるようですね。
それで思い出しましたが、映画版の舞台になったタイに旅行に行った時のこと、日本語ペラペラのタイ人のガイドがこの映画について触れていましたが、『THE MAN WITH THE GOLDEN GUN』と英語で言っていました。日本語版のタイトルはご存知なかったようです。

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