ジャーナリズム精神育成番組ですか

10月19日のテレビアニメ感想いきます。小林由美子さんのしんのすけは9回目となり、前回の放送から実に5週間ぶりとなります。

今は病気療養中ですが、テレビアニメ感想はなんとか書けました。

「オラのうちにはテレビがないゾ」
(脚本:川辺美奈子、絵コンテ・演出:高橋渉、作画監督・原画:高倉佳彦)


野原家のテレビが壊れる話と言えば、原作では単行本の11巻c-1、テレビアニメでは「テレビがこわれたゾ」(1995年2月27日放送)がありましたが、今回はこの話の焼き直しか、まったく新しい内容なのか、ぜひとも拝見しようと思って鑑賞しました。

野原家、『ド根性天気予報』という天気予報が流れ、タイヤを引いてトレーニングしているおねいさんが、明日の天気は移動性の高気圧の影響によって過ごしやすい一日になることを伝え、しんのすけが応援しています。

それにしても、この手の変な天気予報を見るのは久しぶりですね。定期的に放送してほしいです。それと、変な天気予報のシリーズを実際に放送してほしいと思います。どこか奇特なテレビ局がやってくれませんかね。

話を戻すと、天気予報のおねいさんが続いて今週一週間の天気を伝えようとすると、テレビに映りが悪くなり、消えてしまいます。みさえが見てみると壊れたと判明。翌日、ナマコ電機の人に来てもらうと、パネルの故障であることが判明。一旦預けて部品交換してもらうことになり、一週間ほどかかるそうです。

しんのすけは一週間テレビが見られないということで狼狽して、夜しか、いや夜も眠れないと言う状態になります。確かに私も『クレしん』が観られないのはきつい拷問ですな。

てれびさん、と言っても雑誌ではなく本物のテレビが無くなった後、しんのすけはお昼ごはんの直前にしんのすけはダンボールでテレビの枠を作り、そこでテレビを放送しているように振る舞います。『みさえ先生のお手抜きクッキング』と言うしんのすけは、みさえに生放送のテレビに出演しているようにみさえかけます。

みさえは昼食のカニクリームコロッケを紹介しますが、しんのすけによるとレンジでチンの冷凍食品であることを指摘。ピーマンたっぷりの野菜炒めもあるそうですが、しんのすけの放送ではピーマンは放送禁止で、ここは編集でカットということになります。生放送ではとみさえに突っ込まれるのはご愛嬌と言ったところでしょうか。

夜、ひろしが帰ってくると、しんのすけは足臭事件の犯人の野原ひろしはローン32年の家に帰ってきたと実況します。事情を知ったひろしは、ピーマンを隠したしんのすけがピーマンを隠しているのをみさえにバレてしまう様子を、テレビの枠を使って「ピーマンが苦手な息子5歳と好き嫌いを無くしたい母親29歳の戦いを描いたドキュメンタリー」と解説します。

その後、何とかピーマンを食べ終えて苦しんでみるしんのすけに、ひろしは野球が見たいとテレビの枠を出します。しんのすけは枠をテーブルの上に立てて、ピッチャー、バッター、監督、観客を全て演じて、実際にボールを打つとテレビの枠からひろしの鼻へ直撃します。

すると、ひまわりを見てしんのすけは「オムツ怪獣ヒマゴン」の襲来を実況中継しますが、視聴率低下を危惧して新チャンネルを放送。ちなみに、「オムツ怪獣ヒマゴン」の場面では映画『ブタのヒヅメ』で筋肉とひろしとみさえとひまわりがブタのヒヅメに潜入したことを、マウスやしんのすけたちが映像で知る場面でのBGMが流れていました。この映画の公開からもう20年が経つのですよね。

さて、しんのすけは『アクション仮面』を放送しますが、わざわざOPの歌から流し、アクション仮面と怪獣シリマルダシの戦いをテレビの枠で演じます。なんか、人形劇のようですね。って、文字通り人形劇ですね。

アクションキックがシリマルダシに効かないので、アクション仮面はアクションビームを出しますが、しんのすけは懐中電灯でビームをリアルに表現します。しかし、ビームでやられたと思われたシリマルダシは倒れません。

ここでアイキャッチとアクション仮面ふりかけのCMです。で、またアイキャッチと続きです。

アクション仮面はまだ一度も成功していない危険な新必殺技を使おうか躊躇しますが、使用に踏み切ります。アクションスピンドリルキックで、シリマルダシの尻が外れてひろしの前に飛んできます。

ひろしは、自分の足にシリマルダシのシリをはめて、合体怪獣アシリマルダシとなってしんのすけ(アクション仮面)の前に出ます。ひろしの足の悪臭に苦しむしんのすけですが、ひろしの足がつってしまいます。それでもしんのすけは容赦なくひろしの足を攻撃します。ひろしは顔面をテーブルにぶつけるという目にも遭います。

みさえがその様子を見て、放送事故だと言います。そして、シロが「しばらくおまちください」と書いた紙をくわえて登場、ひろしは足の手当てをするのでした。しんのすけはまたやろうと言いまして、あと一週間の辛抱だとみさえに言われる、ひろしはテレビの復帰を叫ぶのでした。

一週間後、テレビが戻ってきますが、そこでチャンネル争いをしてしまいます。しかし、豪勢な料理の映像に惹かれる野原一家一同なのでした。

この話は、単行本の11巻c-1と「テレビがこわれたゾ」(1995年2月27日放送)とは大きく異なる内容で、決して焼き直しではありませんでしたね。


「スクープするゾ」
(脚本:黒住光、絵コンテ:しぎのあきら、演出:高橋渉、作画監督・原画:針金屋英郎)



マサオニュース
はっけん!きせつはずれの
あさがお!!
ぼくのごきんじょ
のいえのかきねに
あさがおのはなが
さきました
もうあきなのに...



と読み上げるマサオ君。ふたば幼稚園でマサオ君の壁新聞が貼ってあったのです。

しんのすけは自分もとっていると言うと、風間君が「それは春日部新聞」だと突っ込みますが、『クレしん』の世界では埼玉新聞ならぬ春日部新聞があるのでしょうか。あるいは、私の住んでいる所では公民館だよりが回覧板と一緒に回ってきますが、公民館だよりみたいなものなのでしょうか。確かにA4用紙一枚なので、こちらの方が壁新聞と体裁が近いと思います。

マサオ君が散歩していたら、アサガオが咲いているのを発見して、それをみんなに知らせたかったそうです。ネネちゃんからはアサガオなど珍しくないと酷評されますが、よしなが先生からはおおいに褒められ、ボーちゃんなど他の園児からも称賛の言葉が。

すると、ネネちゃんはスキャンダルを書くと言い出し、次の日にマサオ君が新しい壁新聞を持って教室に入ると、ネネちゃんの壁新聞が話題を呼んでいました。


ネネジャーナル
かざまくん
こっそり
オナラ!!
もくげきしゃのS氏のしょうげんによると
プ~という
かわいいおと
だったゾォ



風間君は嘘だ捏造だと騒いでいる間、マサオ君は新しい壁新聞を貼って宣伝をしますが、誰も相手にしません。ちなみにマサオ君の壁新聞は以下の通り。


マサオニュース
あさがおくん
まだまだげんき
にさいています
ネコもみてました



その後、マサオ君は風間君からスキャンダルは好まれる、特に自分のようなイケメンのエリートが格好の標的になると言いまして、さらにオナラはデマだと釘を刺すのでした。

マサオ君もスキャンダルを探しにニワトリ小屋へ行きますが、良いネタはありません。すると、ニワトリ小屋の横で石になりきっているボーちゃんを見つけます。相変わらずスーパーエリートな遊びを満喫するボーさまには、また「落ちてる靴下ごっこ」もやってほしいです。

しかし、あまりにもスパエリなので一般ピーポーことパンピーには受けないと失望するマサオ君です。社会の底辺で蠢く有象無象にはこの高尚過ぎる遊びが理解できないわけですな。

その頃、ネネちゃんはしんのすけにネタをもらおうとしますが、みさえが便秘記録を更新したという話を聞きますが、それだと弱いのです。そこで、ネネちゃんはしんのすけに意外で刺激的であっと驚くような特ダネ1個を提供したらチョコビ1個をあげると言います。

しんのすけは張り切ってネタ探しに行きますが、簡単には見つかりません。マサオ君はそんなしんのすけにアサガオ君と言われ、ネタ探しに忙しいということを聞くと、マサオ君はチョコビ2個と引き換えにネタの提供を依頼します。快諾したしんのすけはさっそくマサオ君を連れて、まつざか先生のいる職員室を覗きに行きます。

職員室によしなが先生が入って来て、時間があるかと聞くと、まつざか先生は殿方からのお誘いで先約があると言います。要するに合コンです。しかし、梅さんのスマホに「本日の合コンは先方の都合で中止になりました」というお知らせが。職員室を出て落胆するまつざか先生の姿を目撃したしんのすけとマサオ君でした。

というわけで、マサオ君の新しい壁新聞は園児たちの話題を呼びました。


マサオニュース
まつざか先生
ショック ! !
ごうこん
ドタキャン



そして、ネネちゃんが教室に入って来て、『ネネジャーナル』の号外を配り出します。そこに書いてあったのは


まつざかせんせい
ようちえんやめる


ほどのショックでした
じじょうつうのNはらSのすけし
によると「こんかいのごうこん
おあいてはあいてーきぎょう
しゃちょううめさんそうとう
きあいがはいってた
からショック
おおきかったよう
ですなあ」



それと、NはらSのすけし」の絵も書いてありました。目には黒線が入っていますが。

マサオ君はこんな美味しいネタをどうして自分に提供してくれなかったのと詰問すると、しんのすけはネネちゃんからチョコビ3個をもらうという取引をしたそうです。

マサオ君はチョコビ4個と引き換えに、続きのネタをもらう取引をしんのすけとしまして、まつざか先生を二人で見張ります。職員室で落ち込んでいるまつざか先生に、園長先生がどうしたのかを訊きます。

しんのすけによると、梅さんは落ち込んだ時に組長の前でわざとらしくため息をつくそうで、組長こと園長からショートケーキと紅茶をごちそうになります。


マサオニュース
まつざかせんせい
えんちょうせんせい
なぐさめられる。



これが果たしてニュースになるのか、不安に思うマサオ君。そこでしんのすけは裏に書き直します。

しんのすけの書いた記事は園児たちから大評判となります。


まさおにゅーす
うめさんくみちょー
あまいかんけい



いやはや、これはうまいですね。明確に誤報とは言い切れない、それでいて誤解を招きかねないキャッチーな表現。5歳にしてこれだけの才能を発揮したしんのすけが将来こういう道に進めば、文春砲はさらに強化されるでしょう。

今回はさすがにネネちゃんも悔しがりますが、この新聞を見たまつざか先生がマサオ君を問い詰めると、その様子を「やけくその梅さんマサオ君に八つ当たり」とさっそく記事にしていたしんのすけのところに、ネネちゃんがチョコビ10個と引き換えにその記事の提供を依頼しに来ます。

この様子にブチ切れた梅さんに圧倒されるしんのすけとネネちゃんとマサオ君。こうして、よしなが先生から壁新聞禁止令が出てしまいました。というか、その前にスキャンダラスな記事を先生たちは見ていなかったのでしょうか。

マサオ君は誰も読んでくれなくても良いので、例のアサガオについて絵日記を書くのでした。


まだ
つぼみが
あります
がんばれ
あさがお
くん!



今回のこういう壁新聞を見ると、『おジャ魔女どれみ』の島倉かおりちゃんを思い出します。特に、『おジャ魔女どれみ♯』の第33話「遠足はみんなでハイチーズ!」(2000年10月1日放送)は個人的に非常に好きだったりします。あと、今回のネネちゃんの姿を見ていると、なぜか『ウルトラQ』で桜井浩子さんが演じていた江戸川由利子も思い出しました。

最後に、私が個人的に好きなジャーナリストを一人挙げるなら、清水潔さんですね。桶川ストーカー殺人事件の真相を暴いたことで有名です。

最後に、某ローマ教皇を彷彿させる発言印象的な小室K氏について、ちと気になったりします。


「白井選手ガンバレ!だゾ」
(脚本・絵コンテ・演出:ムトウユージ、作画監督・原画:高倉佳彦)


しんのすけけは体操の白井健三選手直伝の技をみさえに披露します。

お尻ぶりぶり、後方2回宙返り、4回ひねり。

みさえによると、これは難易度アイプラスの技で、白井選手が選手生命を賭けてやりたい技にしんのすけのお尻ぶりぶりを足して自分の技にするとは凄すぎるらしく、10点を採点しますが、しんのすけは寝ながらやっていました。みさえは白井選手のようにはなれないと言うのでした。

しかし、みさえが立ち去った後、しんのすけは起き上がってやってのけます。

というわけで、白井選手の出場する世界体操は10月29日(月)夜10時30分放送予定です。 


「スカッと カスカベ スカッシュ!」

7月6日から始まったデータ放送「スカッと カスカベ スカッシュ!」です。しんのすけはスカッシュをして、壁に設置してあるのぶりぶりざもえんの顔が描いてある4枚の絵(写真?)にボールを当てようとしますが、何色に当たるかを当てるゲームです。

青のぶりぶりざえもん赤のぶりぶりざえもん緑のぶりぶりざえもん黄色のぶりぶりざえもんのうち、しんのすけが当てたのは青でした。

私は赤を選びましたので、私の予想は外れました。私が再び勝つのはいつになるやら。そういえば、前回は赤でしたね。すっかり忘れていました。

あと、『ドラえもん』の放送時に来年3月1日公開予定の映画『ドラえもん のび太の月面探査記』の発表がありましたが、来年4月19日公開予定と思われる『クレヨンしんちゃん』の映画はまだみたいです。

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この記事へのコメント

風ネネholic
2018年10月22日 20:33
Aパートでは「ブタのヒヅメ」のBGMが流れたそうですが、こうした昔のクレしんを意識した演出はなかなか粋だと思いました。Bパートは他人のスキャンダルにたかって暴走して、報いを受けるという人間の業の深さを描いた怪作でしたね。あとしんのすけ・ネネちゃん・マサオ君がそろって怒られるのも新鮮だと感じました。
チョルス
2018年10月22日 20:57
『ブタのヒヅメ』が流れた時は嬉しくなりました。20年以上前の作品のことも忘れていないのだと、実感しまして。
メディアの報道や取材については様々な問題もあり、Bパートは報道被害を風刺したような内容でもありました。しんのすけとネネちゃんとマサオ君が怒られるのは、かなり珍しい場面だと思います。やはり、しんのすけも幼稚園児なわけですね。
青たこ
2018年11月07日 23:32
この日は久しぶりの放送でしたが午前中にたまたま「小林さんのしんのすけにはいつまで経っても慣れそうにないな…」と思ったんですが何故か放送の第一声を聴いた瞬間受け入れられた気がしました。不思議な感じですが。数週間ぶりに聴いたからでしょうか?
またテレビアニメ版では藤原さんのひろしに寄る二枚目声のナレーションはお馴染みでしたが今回森川さんのひろしが同様の趣向を行った為に「アニメのひろしだ!」と感じてこの瞬間、自分の中で藤原ひろしと森川ひろしが一体化した様に思えてなんとも妙な気分でした…森川さんのひろし自体は開始数週で二代目として受け入れていましたけれど。
チョルス
2018年11月08日 18:27
しんのすけの声が小林由美子さんに代わって既に4ヶ月経ちますが、私はまだ少し違和感があります。
ただ、この日に久しぶりに鑑賞した際、懐かしい感じもしました。どうやら、私の脳内で小林さんの声が徐々にしんのすけの声と一致しつつあるようです。
森川さんのひろしの声は既に違和感が無くなりましたが、私の場合は藤原さんの声と一体化しているというよりも、藤原さんと森川さんのひろしが並立しているという感じです。どちらを聞いても「アニメのひろしだ!」と感じると思います。

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