うめてんてー

しんのすけの通う幼稚園(原作ではアクション幼稚園、テレビアニメと映画ではふたば幼稚園)には「ばら組」というクラスがありまして、そのクラスを担当しているのはまつざか先生です。

『クレヨンしんちゃん』の読者・視聴者であれば明白過ぎる設定ですが、このまつざか先生、下の名前は「梅(うめ)」と言って、この名前に相当コンプレックスを持っています。

「梅って呼ばないで!」

この台詞を聞いたことのある視聴者も多いと思います。

しかし、ここ10数年くらいの間に、日本の漫画界では「うめ」という響きを好意的に受けとめているようになっているようです。

なぜか。

「蒼樹うめ(あおきうめ)」という漫画家の知名度が上がってきたからです。

2004年、『まんがタイムきららキャラット』(芳文社)で『ひだまりスケッチ』の連載が始まりまして、これが蒼樹うめ先生の連載デビュー作のようです。

その後、血だまりスケッチ魔法少女まどか☆マギカ』のキャラクター原案も手がけまして、知名度を一気に高めたと思われます。事実、私も『まどマギ』から蒼樹うめ先生の事を知りました。

2013年3月3日には、『ひだまりスケッチ』のイベントが日本武道館で行われました。その名も「超ひだまつり in 日本武道館」でして、当時の私はまだうめ先生の事をほとんど知らなかったので行きませんでしたが、このイベントでは先生も歌を披露したそうです。

観客の証言によると、生ウメスの「見ちゃだめ♥」は半端ない破壊力だったようです。私もうめてんてーの『とびきりスイッチ』を生で訊いてみたかったです。それで、うめてんてーの生声を聞けなかったうっぷん晴らしと言わんばかりに、買ったCDを何度も聞いていますが。

「見ちゃだめ♥」を聞くたびに、「うめてんてー!最高ッス!」と心の中で絶叫しております。

2015年10月、上野の森美術館で蒼樹うめ展が開催されました。私も訪れました。2回。

しかもどちらも平日だったというのに、どちらもディズニーランドかユニバーサルスタジオの人気アトラクション並みの混雑具合でした。本当に凄まじい行列でした。土日は仕事でしたが、土日はどれだけ混雑していたのやら。

うめてんてー凄すぎますね。

さて、「うめ」という名前の人がこれだけ大活躍しているのです。まつざか先生は自分の名前である梅に、コンプレックスを抱く必要など全くありません。

むしろ、自分が梅という名前を誇りに思い、アピールしまくった方が良いでしょう。「うめ」という名前は、一種のブランドの地位にまで上がりつつあるかもしれません。

それにしても、「うめてんてー」とは実に良い響きですね。「うめ先生」よりはるかに親しみが持てて、「ウメス」よりも響きが良いかと思います。というか、「ウメス」だとお酒みたいですね。

まつざか先生にはぜひともクレしん界の「うめてんてー」として、色々活躍してほしいです。

ここで、まつざか先生が園児たちに「うめてんてー」と呼ばれる姿を想像してみます。・・・・・・やばい、かなり萌えるかも。

そして、まつざか先生が園児たち、というかしんのすけに「見ちゃダメ」と言う姿を想像しますと、うーんこちらは違和感があります。

そうです。まつざか先生は誇り高き女性ですから、「見ちゃダメ」なんて言ったりしないのです。いや、本家のうめてんてーも誇りを持ってお仕事に取り組んでいらっしゃるはず。

あ、そうか。まつざか先生の場合、無駄にプライドが高いと言った方が正確ですね。だから「梅って呼ばないで!」と、無駄なコンプレックスを抱いているのです。


ひだまりスケッチほしみっつ 蒼樹うめ先生ソフビフィギュア
ムービック
2011-04-28

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ひだまりスケッチほしみっつ 蒼樹うめ先生ソフビフィギュア の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

はいじま
2018年05月15日 09:21
まつざか先生の名前が「うめ」である設定は、最初の頃はなかったと思います。話数が進むうちにいつの間にか付いていた名前です。

彼女が「うめ」という名前にコンプレックスを持っているのは、名前そのものより「三姉妹の末っ子という理由(松竹梅)だけで付けられた」からだと解釈しています。

個人的にはまつざか先生の元となったキャラは、臼井先生の前作「だらくやストア」に出てきた「プライドが高い店員」土屋マキだと考えています。

また女性3人組の名を「松竹梅」で設定するのは、同じく臼井先生作品のひとつである「しわよせ人材派遣(株)」(1993年徳間書店・1992年頃に「まんがハイム」に連載)から来ていると考えられます。この作品では舞台となった派遣会社の社員が「松田せえこ」「竹ゆかた」「梅宮たつえ」と「松竹梅」となっていて、劇中でもそれぞれが「松ちゃん」「竹ちゃん」「梅ちゃん」と呼ばれています。

でもばら組のキャラクターって、まつざか先生よりもチーター河村の方が初登場が古いんですよね。これは単行本身収録作品についてあまり知られていなかった頃は、知っている人が少ない事実だったと思います。
チョルス
2018年05月15日 21:43
確かに、最初期の頃にはありませんでしたが、『雲黒斎の野望』で「梅って呼ばないで」という台詞があったので、少なくとも1995年の時点では名前が付いていたようです。

そういえば、「うめ」という名前は「松竹梅」で最も格下ですから、それでは嫌がるのも無理はないでしょうね。本文を書いている時は、蒼樹うめ先生の事ばかり考えて、そこまで頭が働いていませんでした。『クレしん』のファンサイトの管理人らしからぬ事ではありますが。

『しわよせ人材派遣(株)』は私も持っていまして、確認したら「梅宮たつえ」というキャラクターがちょっと「不思議ちゃん」な感じで、他の2人とは雰囲気が違いますね。『人材派遣』でも『クレしん』でも「松竹梅」の名前の3女性を登場させて、「梅」の女性を「松」と「竹」の女性と差異化させているところが(シェイクスピアの『リア王』を彷彿させて)興味深いです。

単行本未収録作品も確認しましたが、まつざか先生の初登場は第7話で、チーターは第6話に登場しています。確かにチーターの方が先で、単行本未収録作品をよく読んでいないと見落としてしまいそうですね。

この記事へのトラックバック

  • チーターの兄貴は登場するのか?

    Excerpt: 前回の記事のコメント欄で、『クレヨンしんちゃん』の単行本未収録作品の第6話と第7話についての言及がありました。その第6話と第7話は運動会の話です。 Weblog: クレヨンしんちゃん分析録 racked: 2018-05-16 22:11
  • 北本さんよ、お宅もか

    Excerpt: 5月18日のテレビアニメ感想いきます。 Weblog: クレヨンしんちゃん分析録 racked: 2018-05-20 07:31