成長期の葛藤

3月9日のテレビアニメ感想いきます。


「食リポに挑戦するゾ」
(脚本:ひるまちかこ、絵コンテ:しぎのあきら、演出:木野雄、作画監督:間々田益男、原画:石井智美、西山努、篠原真紀子、三本めぐみ、宇田川一彦)


公園で、しんのすけ、風間君、ネネちゃん、マサオ君、ボーちゃんが集結。ネネちゃんは「げきとつ!かすかべひるごはん」を書いたノートを出し、食リポをやりたいのだそうです。

食リポとは店の味を紹介するのだそうで、昨日テレビの子役の子が食リプをやっていたのを見て、対抗心をむき出しにしたネネちゃんはしんのすけら4人の家庭の料理の食リポをさせてもらうと言い出します。明日、風間君から食リプをするそうです。

帰宅後、みさえは驚愕します。そんなに驚くことかと思いますが、見栄っ張りのみさえならさもありなんと言うべきか。翌日、風間くんのマンションにしんのすけ、風間君、ネネちゃん、マサオ君、ボーちゃんが集結。風間ママはやたら豪勢なエビチリやらフカヒレやらを出します。風間ママも見栄っ張りのようです。風間君は家は、全国から色々な食材を冷凍で毎月取り寄せているそうです。

テイク1、ネネちゃんはテレビに出演しているつもりで、最初にエビチリをいただこうとしますが、箸でうまく取れません。そこで、箸で強引にエビを刺しますが、カットとなって風間君にやり直しを命じられます。

テイク2、ネネちゃんはおしとやかな感じに食べ、エビがとってもプリプリと言いますが、このエビがプリプリという台詞はベタベタなのだそうで、またカットです。するとしんのすけがフカヒレを一気に食ってしまい、「スタッフがおいしくいただきました」と。しかし、わざわざこんな表示をしなければならないとは、実に世知辛い世の中だなと思うのです。こういう事に抗議を入れる道徳自警団とは実に厄介です。

次はマサオ君の家です。マサオ君の家では茶色い和食のおかずです。ネネちゃんはさっそく肉ジャガを食べますが、美味すぎず、まずすきず、何とも言えない味だとのことで、マサオ君だけでなく、マサオママも落胆します。

風間君はもっと視聴者に分かるように伝えろ、さらに嘘でも良いから料理の味を褒めろとも言いますが、ネネちゃんは嘘をつくことを断固拒否、さらに、しんのすけとボーちゃんも普通という評価です。

次はしんのすけです。みさえは風間ママみたいに見栄を張ってパエリアを出します。しんのすけは食べたことないと言いますが、みさえはしょっちゅう食べていると誤魔化します。さて、ネネちゃんはさっそく食べて、美味しくてほっぺが落ちそうと言いますが、またカットが入り、風間君たちから評価の仕方を酷評されます。

すると、今までカメラ(の形をしたハリボテ)を持ったボーちゃんも食べて、魚介の旨味がしっかり出てると、実に上手な食リポをやってのけます。さすがスーパーエリートボーさま。

さらに、カメラの人もどうぞと、テレビと同じ流れをやってみせます。次に風間君もやってみます。風間君はまず匂いからと、地中海の香りと言い、食べてみると魚介たちが織り成すハーモニーと、見事な食リポをやります。しかし、風間君は皿の表示からそのパエリアはニセタンのデパートで買ったものだと見破ったのでした。

ちなみにパエリアと言えば、確かおケイさんの旦那のサトシが作ったことがありましたね。スペイン料理の店でアルバイトをしていた経験から、腕はかなりのものです。もう25年くらい前の話でした。

次はネネちゃんの家の料理ですが、しんのすけはネネママの料理はしつこいからと、参加を嫌がります。それでも家に入ると、桜田家特製ちらし寿司を出します。

ネネちゃんが食べてみると、見るからに不快な表情へとなります。本当の事を言おうか迷いますが、嘘をつくのは嫌だからと、正直に言ってしまいました。「し、しつこい」と。また、しんのすけも食べて安定のしつこい味だと評します。そして、ネネママはどこかへ行ってしまい、家が揺れるという安定の展開なのでした。

その直後、「CMにいって」ということで、Aパートは終わります。

それにしても、ボーちゃんの家は登場しませんね。相変わらず、クレしん界きってのスーパーエリートであるボーさまの家と親は絶対に登場させないのですね。

あと、ネネママにちらし寿司というと、「おひなまつりだゾ」(1993年3月1日放送、原作は2巻のc-15)を思いだします。この時、ネネママはテーブルをひっくり返し(原作ではひな人形を破壊)、非常に過激なところを見せてくれましたが、今回もそんなムチャクチャな描写を期待してしまいました。時代が時代なだけに、ああいう光景はなかなか見られないかもしれません。


Aパート後、今年の4月13日に公開される予定の『映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~』の公開まで、あと5週間という告知がありました。


「オラは卒業するゾ」
(脚本:黒住光、絵コンテ・演出:今村洋輝、作画監督:尾鷲英俊、原画:尾鷲英俊、木村陽子、小池沙央里)


この話は『新クレヨンしんちゃん』の4巻に収録されている64話を元にしています。内容は漫画版と一部異なる部分もありますが、概ね同じです。今回の話のテーマは『おジャ魔女どれみドッカーン!』と同じく、「卒業」です。しんのすけは公園の子供がおしゃぶりをしなくなり、その母親がおしゃぶりを卒業したことに対して褒めます。

うーん、おしゃぶりと聞くと、『幽遊白書』のコエンマを思い出します。コエンマは1000年以上生きているのに、おしゃぶりを卒業していないのですよね。まあ、あのおしゃぶりは魔封環のエネルギーを貯めるために必要な道具なのですがね。

しんのすけは自分も卒業が大好きだと言いますが、卒業の意味を知りませんでした。そこで家に帰ってみさえに訊いてみると、学校を出ることだと言われます。

すると、道玄坂49なるアイドル・グループを卒業するというのがテレビで流れたので、みさえは何かを辞めるのも卒業と言うのだと、補足説明をします。

しんのすけは卒業したことでおねいさんたちにモテモテなのを妄想し、シロの散歩を卒業すると言います。しかし、みさえには相手にされず、しんのすけはシロの散歩へ行きます。すると、途中で風間君とマサオ君とボーちゃんに会います。この3人、何か怯えているようです。

風間君はしんのすけに帰るように言いますが、そこにネネちゃんが参上。やはりリアルおままごとに付き合わされるのですね。今回のタイトルは奇しくも「夫からのそつぎょう」というものです。しかし、しんのすけはリアルおままごとを卒業すると宣言、その場から去ってしまいます。ネネちゃんがしんのすけを止めようとしている隙に、風間君たちも逃走します。

卒業を宣言してもなかなか褒めてもらえないしんのすけは、隣のおばさんとバッタリ会い、シロの散歩を忘れるのを卒業したと宣言します。すると、おばさんに褒められてオレンジの缶ジュースをもらいます。それを家に帰ってから飲むしんのすけは上機嫌ですが、隣のおばさんはなぜ褒めてくれたのは分かっていませんでした。

というわけで、お尻を出しながら褒めてくれた理由を考えるしんのすけですが、みさえにお尻をしまえを言われ、お尻を出すのを卒業すると宣言し、お尻をズボンの中にしまうのに、大掛かりなアクションを取って、みさえにご褒美をねだると、みさえはいっぱいチューしてあげると言い出します。しんのすけは他のにしてくれと言うと、みさえは不機嫌になりつつも特大チョコビを食べて良いといいます。

夜、ひろしが帰ってくると、しんのすけはお尻を出さずにケツだけ星人をぎこちなくやって、ひろしを迎えます。ひろしは晩酌でしんのすけの事情を聞きまして、無理しなくて良いといいますが、みさえは一歩ずつ大人の階段を上るのだと、しんのすけの卒業宣言に好意的です。さらにしんのすけは子供を卒業すると言います。

その上で、ひろしにお色気ムンムンな夜のテレビを観ても良いかと聞きますが、みさえがいるのでひろしはダメと言います。ところで、お色気ムンムンの深夜番組って、実際はずいぶん減りましたよね。の点は時代錯誤の台詞に聞こえますが、初期の頃の『クレしん』では『トゥナイト2』とかも取り上げていました。石川次郎氏の髪形もネタになっていましたね。

さて、お色気番組は無しどころか、しんのすけはピーマン山盛り料理を出される受難に直面します。このピーマンに対するご褒美をねだるしんのすけですが、みさえに無しと言われ、その事に抗議するしんのすけ。ここで、みさえはしんのすけがご褒美を目当てに卒業を宣言していたのだと理解し、ご褒美目当てだと子供のままだと言います。

しんのすけは良い子を卒業すると宣言しようとしますが、みさえに止められます。そこで最後の手段として、しんのすけは卒業を卒業すると宣言するのでした。

それにしても、私は過去に何度か『クレヨンしんちゃん』は卒業しないのかと言われることもありますが、『クレヨンしんちゃん』を卒業することについては、この記事で書いた通りです。私は精神的に全然大人になっていないようです。何しろ、私は『おジャ魔女どれみ』も大好きですし、今放送中の『HUGっと!プリキュア』も鑑賞していたりします。

『プリキュア』については、この記事でも取り上げたことのある親族の女の子が元々メルちゃんのお世話をしていたのが、最近はおしゃべりはぐたんにシフトしつつあるようで、『プリキュア』で話を合わせるためだったりします。まあ、それは表向けの口実であって、個人的な趣味でもありますが。


「東西南北あっちむいてホイ!」

サンバでのあっちむいてホイです。今回も実写で、カンフーっぽい服装をしたしんのすけ(の着ぐるみ)と高城れに氏が担当です。最初は赤の百田夏菜子氏、次に黄色の玉井詩織氏ピンクの佐々木彩夏氏に続き、今回でももクロの4人はこのあっちむいてホイに全員出演しました。

東(青)西(赤)南(緑)北(黄)のうち、しんのすけと高城氏が向いたのは東でした。私は北を向いたので、負けました。

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    Excerpt: 昨年公開された第24作目の映画『爆睡! ユメミーワールド大突撃』のテレビ放送されました。 Weblog: クレヨンしんちゃん分析録 racked: 2018-04-10 21:36