スケぶり埼遊記

2月9日のテレビアニメ感想いきます。

「ありがた~いアレを取りに行くゾ」
(脚本:川辺美奈子、絵コンテ・演出:横山広行、作画監督:間々田益男、原画:間々田益男、樋口善法、山本勝也、宇良隆太)


オッス オラ 極右」ではなく「オッス オラ しんのすけ」と、猿の孫悟空の姿をしたしんのすけの登場です。


昔々とある埼玉に、しんのすけという名の猿がおりました。しんのすけは埼玉のどこかにあるという「かすかべのはて」を目指して旅をしていたのです。


というならはしみきさんのナレーションがありましたが、「とある埼玉」とは、秩父の方でしょうか。それも、長野県との境にある三国峠辺りかもしれません。実は、埼玉県と長野県の県境がわずかにありまして、三国峠というところには埼玉県と長野県を直接結ぶ唯一の道路があります。

ただ、埼玉県側の道路は全然舗装されておらず、かなり危険な道なので車で行くことはとても勧められません。道路が舗装される日が来れば、私も一度通ってみたいですが、果たしていつになるやら。

というわけで、埼玉と長野を行き来する場合、群馬県を通過するのが一般的です。とは言っても、長野県と群馬県の境にある十石峠も道の状態がかなり悪いですが。私は2014年の荒船山の慰霊登山の帰りにこの道を通ったことがありますが、かなり神経をすり減らしました。

話が横道にそれましたが、「かすかべのはて」に「ありがたいアレ」を欲しがるしんのすけは腹が減り、ぶりぶりざえもんを呼びますが、ぶりざえはセクシーなパンツを履いて自分の肉体を眺めていました。ツーカ、セクシーなパンツはぶりざえが履くとキモいですな。

それで、ぶりぶりざえもんは救いのヒーローだと名乗りますが、しんのすけはぶりざえを鍋にぶち込んで豚の角煮を作ろうとしますが、ぶりざえは金をもらうまでしんのすけに付いていくことに。

途中、吊り橋を渡ると、金ぶりぶりざえもんと銀ぶりぶりざえもんが約半年ぶりに登場します。声も金ぶりは柿原徹也氏で銀ぶりは加藤将之氏です。それで、この金ぶりと銀ぶりは金目の物を出せとトンカツならぬカツアゲをします。

ところで、あの吊り橋は心霊スポットとして一部の好事家に知られている秩父湖の吊り橋を思い出したりします。

話を戻すと、金ぶりは名前を呼ばれて返事をすると吸い込まれてしまう瓢箪(ひょうたん)を出しますが、しんのすけに取られてしまいます。何か飲み物が入っていると勘違いしたしんのすけは飲んで良いかと訊くと、ぶりぶりざえもん、金ぶりぶりざえもん、銀ぶりぶりざえもんは3匹とも瓢箪に吸い込まれます。

しかし、しんのすけが瓢箪を落としたことで外に出られましたが、下の川へ真っ逆さま。おもしろがったしんのすけも下へ落ちていきます。と思いきや、しんのすけは尻尾をヘリコプターのプロペラのように飛べまして、川へ落ちたのは糞豚3匹でした。

しかし、しんのすけに助けてと声をあげたことで、再び瓢箪に吸い込まれて助かるのでした。しかし、瓢箪から出た後も、金ぶりと銀ぶりはカツアゲをしようとしますが、しんのすけは以下の看板を見かけます。


かすかべのはて
こちら  →



もう「かすかべのはて」なのですか。「ありがたいアレ」を目指して、しんのすけたちが先へ進むと「まつざか牛魔王」と遭遇します。「牛魔王」は「うしまおう」と読むそうです。って、どう見ても牛の着ぐるみを着たまつざか先生にしか見えませんが。どう見てもこのデザインは手抜きでしょう。まあ、わざとこういうデザインにしているのでしょうが。

まつざか牛魔王も「とってもありがたいアレ」を探しているそうで、牛と豚との戦いかと思いきや、まつざか牛魔王が言う「とってもありがたいあれ」とは、「とってもありがたいコスプレ合コン」だったのでした。しかし、梅姐さんはしんのすけたちが合コン相手を勘違いして悲観して「もおおおお」と泣き出してしまいます。

しかし、しんのすけの「ありがたいアレ」は合コンではありません。そして、まつざか牛魔王は合コンの場所を間違えていたのです。新かすかべのはてで合コンは行われるのでした。ぶりぶりざえもんが言う通り、神戸と新神戸くらい離れているそうです。

さて、しんのすけたちは蔵を見つけますが、その蔵の入口には「かすかべのはて書店はひっこしました。」という貼り紙。ここで、しんのすけの「ありがたいあれ」とは、グラビアアイドかすみちゃんの写真集でした。

それを聞いたぶりぶりざえもんたちは狼狽しますが、密林の中にキラキラ何かが光っているのをしんのすけと共に見て、そこへ走って行きます。

すると、日用雑貨を大量に吊るした木を見つけます。そこには、かすみちゃんの写真集もありました。しかも、密林特典の写真付きです。しんのすけはそのまま帰ろうと走って行きますが、瓢箪を落としてしまいます。そして、しんのすけの「おつかれ」という言葉に返事をしてしまったぶりぶりざえもん3匹とまつざか牛魔王は瓢箪の中に吸い込まれてしまいます。

しかし、瓢箪の中で豚コラーゲンのおかげが、まつざか牛魔王は肌のつやが良くなったように感じます。このまま合コンに行こうとしますが、瓢箪から出られません。3匹の豚は消えてしまい、瓢箪の中にはまつざか牛魔王だけになってしまいました。

でめたしでめたし

って、良いのかなあ?


「ポチッちゃうゾ」
(脚本・絵コンテ・演出:ムトウユージ、作画監督・原画:木村陽子)


金ぶりぶりざえもんは「みつりん」という某ネット通販サイトのようなところから、銀ぶりぶりざえもんとぶりぶりざえもんにケチを付けられながらも「ひょうたん」をポチッと購入します。

なお、このひょうたんは「へんじをすると中に入ります。」という商品説明があり、「中に入るとすぐにとけてびっくりー!5才児さん」というレビューがあります。また、評価の星は4つのうち3つです。

翌日、商品の「ひょうたん」はシロウマ宅配便で届きますが、「3ぶりさんですね」という呼びかけに返事してしまった糞豚3匹は「ひょうたん」の中へ。すぐに出てきましたが、この3匹の糞豚が名義になっていたのでした。

それにしても、今回のAパートとこのオマケの話は、原作の単行本16巻(d-3)にある「しんちゃんの西遊記」とよく似た内容でした。スタッフはこの話を意識して製作したのではと思ったりします。なお、「しんちゃんの西遊記」は「オラは孫悟空だゾ」(1996年6月28日)という題でテレビアニメ化されています。


この後、今年の4月13日に公開される予定の『映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~』の公開まで、あと9週間という告知がありました。


「紅さそり隊にあこがれるゾ」
(脚本:中弘子、絵コンテ:しぎのあきら、演出:横山広行、作画監督:橋本とよ子、原画:木村陽子、西村努、三本めぐみ、海老原尚樹、今野葉、佐々木綾子)


『女番長デカ』というテレビを観ているネネちゃん。そこに登場する女番長が次々に悪漢どもを倒していく姿に惚れ込みますが、あの番組は1970年代が舞台ですか。その後に、今時のスカートの短い女子高生が登場しますが、あのスカートの長さは今のスカートの短い女子高生のアンチテーゼだったりして。最近のJKのスカートは短くなっているという話も聞きますがね。あの女子高生たちは2007年の姿ですな。あと、女番長と聞くと、『漂流教室』を思い出してしまいます。


で、その女子高生とすれ違ったネネちゃんは、悪の組織と戦おうと思っているJKをダメもとで探していまして、見つけました。


ふかづめ竜子!
魚の目お銀!
ふきでものマリー!
ささくれしんのすけ!
虫さされネネ!
5人揃って!
埼玉紅さそり隊!



しんのすけだけでなくネネちゃんまで乱入してきて戸惑う竜子とお銀とマリーは、初めてネネちゃんにこの登場シーンを褒められ、さらに正義のヒロイン扱いされて戸惑います。ここで、チンピラっぽい二人がやってきます。この二人は紅さそり隊としばらくやり取りがあった後、一礼をして去っていきます。

ネネちゃんは撃退したと勘違いしてさらに惚れこみますが、実際は単に図書館の場所を訊かれただけです。ここで、竜子がコンタクトレンズをしていたことが判明します。目が悪かったのですね。

紅さそり隊の3人はこっそり立ち去ろうとしますが、ネネちゃんに紅さそり隊の厳しい掟を聞かれます。ちなみに、女番長デカの掟は以下の通りです。


悪い奴らは見逃さねえ
正義のためなら命も捨てる
親兄弟は無いと思え



しかし、紅さそり隊のメンバーは自分たちの掟を忘れていました。すると、しんのすけが以下の掟を言い出します。


突っ込みは力いっぱい
ネタは金で買え
間を大切に



で、ようやく正しい掟を思い出します。


売られた喧嘩は買え
勝った喧嘩には勝て
恋愛はご法度



紅さそり隊の掟が最初に登場したのは原作の単行本8巻(d-1)、テレビアニメでは「スケバンの掟は厳しいゾ」(1994年6月13日放送)で、当時の掟は以下の通りでした。


売られたけんかは買え
恋愛はしちゃならない
バイクに乗るときはメットをかぶれ



それで、その続編の8巻(d-2)の話、テレビアニメでは「スケバンのラブレターだゾ」(1994年6月13日放送)では、竜子が「恋愛はしちゃならない」を「好きになってしまったら仕方ない」に変更していました。

今回出てきた紅さそり隊の掟は24年前と異なる部分がありますが、この24年の間に訂正されていましたっけ。

まあ、いいや。先に進むとネネちゃんはさらに決め台詞を訊かれます。すると、しんのすけは「いい加減にしなさい」と言います。女番長デカの決め台詞は「マジでやってやるぜ」なんだそうです。

しかし、紅さそり隊は隙を見て逃げますが、ネネちゃんはしんのすけを連れて追いかけます。これから秘密の特訓をするはずだと確信します。女番長デカのように崖を素手で登ったり、靴のまま急流を泳ぐのだそうです。

なんか、ウルトラマンレオみたいですね。レオも人間体のおおとりゲンでとんでもない訓練を受けていましたからね。 滝の流れを断ち切ったり、ジープで追いかけ回されたりと、こう書いていると私の頭の中で「お願いです!やめて下さい!」という(おおとりゲンではなく)真夏竜氏の叫びが聞こえてきます。

さて、紅さそり隊は公園のベンチに座っていまして、変な幼稚園児に絡まれるのかとこぼしていました。その様子をしんのすけと一緒にこっそり見ていたネネちゃんは、カバンが武器なのかと言い、挙句の果てにネネちゃんは紅さそり隊の訓練に参加させてほしいと懇願します。

すると、竜子は長い雲梯(うんてい)を渡れと言います(あの遊具、雲梯(うんてい)と言うのですね)。どうせできるわけがないし、できなければ諦めて帰るという意図があったのです。しかし、ネネちゃんが必死になっているのを見て、紅さそり隊は思わず応援してしまいます。って、女番長デカが高層ビルの間をロープで渡る特訓をする場面があるそうですが、ただのアフォにしか見えないのは気のせいか。

そしてネネちゃんは雲梯を渡り切り、紅さそり隊も喜んで拍手しますが、本当の目的を思い出した3人は、夕日に向かって走って行ってしまいます。単に逃げただけですが、その姿が女番長デカ最終回とダブったネネちゃんは紅さそり隊に礼を言うのでした。

これで、ネネちゃんはキュアエールみたいに悪人を「ヤメサセテモライマース」と撃退して、後で始末書を書かせるほどパワーアップした、かもしれません。先週の2月4日から『プリキュア』の新作『HUGっと!プリキュア』が始まりましたが、次回の第2話ではキュアンジュの活躍が見られるようです。

あと、今回の特訓シーンでは、ネネちゃんが「あたしには無理!」と涙を浮かべ、竜子が「その顔は何だ!その眼は何だ!その涙は何だ!」と言ってほしかった気もします。いや、なんでもないです。


EDは先週公開された『カンフーボーイズ』の主題歌『笑一笑 ~シャオイーシャオ~』です。今年のゴールデンウィークまで、この歌が流れるのでしょうかね。


「東西南北あっちむいてホイ!」

サンバでのあっちむいてホイです。今回は実写で、カンフーっぽい服装をしたしんのすけ(の着ぐるみ)とピンクい服装の佐々木彩夏氏が担当です。まさに桃色ですね。

東(青)西(赤)南(緑)北(黄)のうち、しんのすけと佐々木氏が向いたのは南でした。私は東を向いたので負けました。やはり普段の私の直感はあてにならない。先週はまぐれだったのでしょう。

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この記事へのコメント

風ネネholic
2018年02月11日 11:02
今回の放送で少し気になったことがあります。エンドロールを見ると「少年:佐倉綾音」とあって、「紅さそり隊にあこがれるゾ」の『女番長デカ』を追いかける少年役の一言だけに佐倉さんを起用していたことになります。佐倉さんといえば人気若手声優ですが、なぜ出番が一言だけの端役(それもしんのすけなどの主要キャラとの絡みもあるわけでない)に名の知れた人気声優を起用するのかすごく不可解です。こういう「謎キャスティング」は結構前から気になっていて、起用するのならもっと台詞もあってしんのすけとの絡みもある役に当ててほしいと思います。(金ぶりぶり役の柿原徹也さんがそうです)そもそもこういうキャスティングは誰がどうやって決めているのでしょうか。
p.s.ももクロメンバーの佐々木さんの名前の表記が誤っています。正しくは「綾夏」ではなく「彩夏」です。
チョルス
2018年02月11日 13:42
佐倉綾音さんが端役で起用された件ですが、どういう過程で選ばれるのか、よく分からないですね。重要な役はオーディションで選ばれるそうですが、端役はどうなのでしょうか。アニメ業界に詳しい方からの情報提供があれば良いですが、誰か書き込んで下さいませんかね。
ただ、どんなに人気があっても、どんなに経験が豊富でも、自分は重要な役しかやらないという態度は取らず(そんな声優がいるかは分かりませんが)、端役でもその作品のために精一杯取り組むというのが、声優としてのあるべき姿であり、そういう姿勢で大成するのではないかと思います。
p.s.の件ですが、誤表記の部分は修正しておきました。ご指摘ありがとうございます。
青たこ
2018年02月12日 09:32
吊り橋はB級グルメサバイバル(この作品、当時は当たり障りない作りに思えてあまり気に入らなかったのですが久々に見返すと素直に爆笑の連続で大分印象が変わりました。その後深刻な作品が続いた事もありますが)を思いだしますがやはりしんのすけ(厳密には別キャラなんでしょうが)は平気なんですな。
鳶職とか向いてるかも。
まつざか牛さんは溶けてしまったんでしょうか?何か可哀想…(昨日まで使っていたものが配達されてくるというのも妙ですが)

女番長刑事の声はロボとーちゃんのおっかないお母さん役…というより『おぼっちゃまくん』の神代知衣さんでしたがモデルはやはりドラマ版『スケバン刑事』の斉藤由貴女史でしょうか?
竜子の伊倉一恵氏はかつてアニメビデオ化されたスケバン刑事で主役をやっていたのでそのままやってくれても良かった様な(笑)
チョルス
2018年02月13日 00:08
『B級グルメサバイバル』、そういえば最近観ていませんね。劇場で観た時もなかなか面白いと思いましたが、今観てみると大爆笑するかもしれませんね。
まつざか牛さん、どうなったのか気になりますね。あのラストはけっこうブラックな感じがしました。
私はドラマ版『スケバン刑事』は観たことが無いので確信はできませんが、ネットで見る限り『スケバン刑事』の斉藤由貴氏の可能性が高そうです。神代知衣氏のスケバンの声も良かったですが、伊倉一恵氏が二役ということで、スケバンの声をやってくれたら、非常に面白い内容になっていただろうと思います。

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