歴史の長いヲタク風間

ひまわりが生まれる前から『クレヨンしんちゃん』に親しんできた者からすると、風間トオルというキャラクターはキザでイヤミな奴というイメージを持つことが多いようです。

そして、風間君がもえPにもえもえなヲタクと化したのはかなり最近になって変質してしまったかのような印象を持っている人は多いかもしれません。

しかし、風間君がヲタク化したのはかなり昔です。

風間君は元々『まほー少女もえP』ではなく、『不思議魔女っ子マリーちゃん』のヲタでした。そして、風間君のヲタぶりがわかる最古の話が「魔女っ子マリーちゃんに挑戦だゾ」(1999年10月1日放送)です。

1999年10月1日ですから、2018年の今年から19年も前になります。かなり昔です。1999年の19年前といえば1980年ですから、風間君がヲタクと化してから、実は非常に長い時を経ていて、そうでなかった時期の方がはるかに短いことがわかります。

『クレしん』のテレビアニメ開始は1992年で、原作開始は1990年でして、風間君は原作の第1話から登場していましたが、ヲタクでなかった時期は1990年から1999年は9年だけで、ヲタクと化して今に至るまでの19年の半分もありません。テレビアニメ開始の1992年からだと、7年に過ぎません。

その後、マリーちゃんはいつしか「なかったこと」にされたようで(実際はその後わずかに登場しましたが)、「応募券を交換するゾ」(2003年2月15日放送)で『まほー少女もえP』のヲタクに「転向」していたことが分かります。

もえPだけの時期に限定しても、15年も歴史の長さがあります。2003年2月の15年前と言えば、1988年です。臼井儀人先生は前年に漫画デビューしていましたが、まだ『クレヨンしんちゃん』の連載は始まっていません。『もえP』のヲタ歴だけでもかなり長いと言えます。

そういうわけで、風間君のヲタ歴は、実はかなり長く、単にキザでイヤミだった頃の方が短く、むしろそういう性格だったのはキャラクターの性格がまだ定まってなくて、ヲタと化してから風間君の「本来なるべき性格」として定着した、と考えるのが妥当ではないかと思います。

もちろん、今後も作風の変化すればキャラクターの性格や嗜好も変わるでしょうが、今の『クレしん』が今後短期間で大きく変わるとは考えにくいので、しばらく風間君はああいうヲタクな性格であり続けるでしょう。

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この記事へのコメント

青たこ
2018年02月09日 19:19
私が初めて(マトモに)見たクレヨンしんちゃんはアクション仮面VSハイグレ魔王ですがこの時点で風間クンは「ゾロ目のカードは少ししか作ってないらしい」などとマニアックな発言をしていたんで凝り性なキャラなんだろうなという印象を持っていました。2007年くらいまでは原作以外は映画しか見てなかったんで「魔法少女オタク」「もえPLOVE」などとネット上に書かれてるのを見て意味が分かりませんでしたが(笑)
チョルス
2018年02月10日 15:35
『ハイグレ魔王』時点でもこっそりアクション仮面を楽しむ風間君が描かれていましたが、当時はまたヲタクという感じではなく、凝り性とも見て取れますね。
原作にもマリーちゃんが大好きという描写はあり、2006年の映画『踊れアミーゴ』でも『もえP』を楽しむ風間君の場面がありますが、あまりインパクトは強くないので、やはりテレビアニメを観ないと風間くんのヲタぶりはなかなか伝わらないでしょうね。

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