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zoom RSS 『野原ひろし 昼メシの流儀』の第23話

<<   作成日時 : 2017/10/05 22:11   >>

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『まんがタウン』2017年11月号(2017年10月5日発売)に、『野原ひろし 昼メシの流儀』(キャラクター原作:臼井儀人 漫画:塚原洋一)の第23話「イカスミパスタの流儀」が掲載されました。いつも通り、ページ数は16ページです。


本題に入る前に、書いておきたいことがあります。これを書いている最中、今年のノーベル文学賞受賞者に、日系イギリス人のカズオ・イシグロ氏が選ばれたというニュースが入ってきました。驚きました。大学生の時、私はイシグロ氏の『日の名残り』を読んだことがあり、映画も観ました。また、イシグロ氏はイースト・アングリア大学出身ですが、実は私、9年前の今頃、イギリスに留学する準備をしていた際、当初はイースト・アングリア大学に行く予定でした。しかし、諸事情(希望の講義が開設されなくなったなど)でニューカッスル大学に変わりました。そういうわけで、イシグロ氏はかなり強い印象を受けた作家です。ノーベル文学賞は正確にはノーベル翻訳賞ですが、イシグロ氏は英語で作品を書いていて、その原文をノーベル賞の審査員は読んだはずですので、今回の受賞はかなり客観的な評価に基づいていると言えるでしょう。とは言え、「作家を序列化するのは不合理だ」と、ノーベル文学賞の受賞を拒否したジャン=ポール・サルトルみたいに、受賞を辞退したら面白いだろうと思ったりもして。それと、去年はボブ・ディランが受賞したのですから、来年はホフディランに受賞してほしいですね(笑)。今回のノーベル文学賞で私の書きたい事は以上ですので、話を戻します。


正午、ひろしは携帯でおそらく取引先と打ち合わせをして、昼メシをのんびり食べる時間が無くなってしまったので、適当なところでさっさと済まそうとします。


こだわりの本場仕込み
パスタの星


という店に入ることにし、テーブル席で書類のチェックをしようと考えます。テーブル席に案内されたひろしは、日替わりのランチを注文し、飲み物はアイスコーヒー(食前)にします。

ところで、ひろしに応対している女性店員の顔が出てきませんでしたが、注文後に出てきました。なんと、第5話第15話に登場した、あの遥(はるか)チャンです。

ひろしは遥の顔を憶えていませんが、遥はひろしをしっかり覚えていて、バイト先を変えてもひろしと遭遇するとは、自分を追いかけているのではないか、またいやらしい目でみられるのではと、相変わらず自意識過剰です。

第15話での青たこさんのコメントにもありましたが、マジで酒井しのぶ化していませんかね。アルバイトを、たぶんひろしが原因で変えるものの、そのたびにひろしが来て、酷い目に遭う。

しんのすけと酒井しのぶとの関係に似ていますね。ひろしとしんのすけには悪い事をやっている自覚が全くないというのも同じです。ただ、傍から見れば、しのぶの場合は明らかにしんのすけの被害を受けていましたが、遥の場合は完全に被害妄想です。

そんな遥は、ひろしにアイスコーヒーを持っていくと、真剣な顔をして書類に取り組むひろしを見て、少しは見直したようです。遥は水を注ぎ足しに行くべきか、それとも仕事の邪魔をしないようにするべきか考えていると、料理ができたので、日替わりのランチを持っていきます。

しかし、ひろしはそのランチを見て唖然とします。真っ黒なパスタだったからです。メニューを確認するとイカスミパスタで、一時期流行っていたことを思い出したひろしは、戸惑いながらもきっとうまいのだろうと思い、紙エプロンを付
けて、恐る恐る食べます。

味はと言うと、なかなか美味いらしく、具体的にはほのかに甘くて旨みとコクがあるそうです。具材はイカ、玉ねぎ、マッシュルーム、さらに唐辛子が一つとシンプルですが、独特の美味しさがあると評します。さらに、タバスコを入れてもいけるようです。

しかし、この時のひろしは仕事にも取り組まねばなりません。その間、タバスコを入れ過ぎたせいか、汗を出てきて、目に入ってしまいます。それで目をこするひろし。遥は、ひろしがいやらしい目つきをしているとかは、自分の勘違いだったのだろうと、真面目に仕事をするひろしを見直します。

さて、会計です。ここでも遥が応対し、携帯で取引先とキビキビ話をするひろしに惚れそうな感じでしたが、その時のひろしの顔に顔色が変わります。イカスミのせいで、唇とその周り、さらに歯が黒くなっていまして、さらに目の周りも黒ずんでいました。イカスミ食いながら目をこすっていたからね。

ホラー映画の怪物のようになっていたひろしに、遥はもう変身していると怯えます。変身って、何だよ。遥の妄想力が再発しました。

さらに、以下のひろしの言うことを恐ろしい呪文と勘違いして、またフリフリしだすのでした。

オンシャノゴキボウニソエマスヨウヘイシャモセイシンセイイツトメマス

遥はまだ学生で社会人経験は無いのでしょうが、このような台詞を呪文と勘違いするとは、どんだけ世間知らずなんですか。

ひろしもひろしです。あんな怪物みたいな顔を放置しておくとは、ビジネスパーソンとしてはいかがなものかと思いますが、『クレしん』でも顔に落書きされたことを気付かずに出勤してしまったことってありましたね。

それにしても、今回の話を最後まで読んで私が思ったことは、コマの欄外にある編集部のコメントと同じです。





・・・・・・・・・・・・・・・なんだこのオチ。





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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
「すぐに返信します」で「もう変身してる〜っ!」…って(笑)
あまりのバカバカしさに笑っちゃいますね。
流石は漫画界の企業戦士を代表するキャラクターであるひろし、あれだけ嫌われてた遥をもじもじさせてしまう程の格好良さを見せたと思いきや…まるでロックバンドのKISSか『バットマン』の人気悪役ジョーカーの様な容貌に変貌してしまうとは…。
しかし「…なんだこのオチ。」って、こんな煽り付けたりして大丈夫なんですかね?(笑)
青たこ
2017/10/06 21:43
「返信」と「変身」のギャグは、この記事を書いた時、急いだ書いたこともあってよく読んでいませんでしたが、いま読み返すと吹き出してしまいますね。あの顔で店を出たひろしは、周囲からどんな視線を浴びたのやら。
「…なんだこのオチ。」とは、編集部でもドン引きしたということなのでしょうか。それでも載せたのですから、『まんがタウン』は漫画家の自由にやらせてくれる雑誌なのかもしれません。
チョルス
2017/10/07 17:02

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