複雑怪奇!人間の感情

10月23日のテレビアニメ感想いきます。


「ひまわりのキケンな遊びだゾ」(絵コンテ・演出:ムトウユージ、原画:木村陽子)

オープニング前の小話です。ひまわりがひろしの靴下に近づいては、そのあまりの悪臭に気を失いかけて、意識を取り戻すとまた同じことを繰り返す、という変な遊びを覚えてしまい、しんのすけによると、癖になる時があるとのこと。ひまわりはM的な体質でもあるのでしょうか。

この話は、臼井儀人先生の原作にあったはずですが、何巻に収録されていたか、覚えていません。単行本を読み返してみましたが、見つかりませんでした。確認している時間がなかなか取れないので、原作にはあったけど失念してしまいました、ということにしておきます。

今後、『クレしん』の原作を読み返して、該当の箇所が見つかったら、『クレヨンしんちゃん研究所』の「テレビアニメ編」でその旨を加筆しておきます。情報提供も受け付けていますので、ご存じであれば、コメントしていただければと思います。


この後、オープニングが流れ、いつも通りの本編開始です。


「母ちゃんは捨てる女だゾ」(脚本:清水東、絵コンテ・演出:平井峰太郎、作画監督・原画:高倉佳彦)

しんのすけとひまわりが暇を持て余してゴロゴロしていて、傍で雑誌を読んでいたみさえは、その雑誌の「捨てられない女に幸せは来ない カリスマ主婦の萌えキュン片付け術」と題した特集に注目します。

しんのすけはみさえがケツでかなところに不幸をためこんでいると、便秘7日目であることを思い出させます。みさえは、タンスが便秘のごとくギュウギュウになっているのを思い出し、スッキリさせようとします。

というわけで、服の整理の開始です。雑誌によると「まず全ての服を出すべし」とあります。さっそくタンスから服を全部出すと、自分としんのすけの服が山盛りになっているのに驚くみさえ、しんのすけとひまわりは登山遊びをしでかす始末です。

次に「萌えキュンしない服は捨てるべし!」です。心がキュンとする服以外は捨てようとするみさえですが、しんのすけがその服は一緒に動物園に行った服だから、思い出を捨てないでなどと邪魔します。しんのすけはなかなか捨てたがります。

みさえも、社会人になって初めてのボーナスで買ったコートに対する愛着は忘れられないようで。そのコートのおかげで孤独な東京の冬を越せたそうです。やはり、しんのすけの言う通り、みさえは捨てられない女のようで、昔のズボンもまだ切れると、太った体で無理やり着ますが、お尻の部分が破けてしまいます。というわけで、ゴミ箱行きに。

雑誌にある「思い出の服は思い出のみにすべし」の箇所で、「手放せない思い出の服も、できればありがとうと言ってからスッパリ捨てましょう」という解説文を読み上げたみさえは、高校の時に学園祭の模擬店(猫耳カフェ)で来たメイド服を出します。

鼻毛の怒りならぬ若気の至りの象徴とも言える服に、みさえは着てみようと思い、思い切ってメイド服を着てしまい、三十路メイドと化したしんのすけがドン引き、スマホで証拠写真を撮ってしまいます。ひまわりも泣きながら逃げ出してしまいます。

そこへ、隣のおばさんが回覧板を回しに、野原家に来襲。。みさえが慌てて着替えている間、しんのすけが応対しますが、しんのすけはおばさんにスマホの証拠写真を見せてしまいます。おばさんはブログにやっているらしく、ブログにその写真をあげないかと提案してきますが、丁重に断り、写真は削除。

なかなか片付かない状況の中、ひろしからみさえに電話がかかってきます。ひろしはゴルフウェアが二着で一万円しないから買って良いかとみさえに訊いてきますが、服がなかなか片付かないみさえは苛立って、頭ごなしに拒否。

「汚れていたり破けていたりする服はスッパリと捨てるべし」と読み上げたみさえは、一気に服をゴミ袋に放り込んでいきます。ちなみに、しんのすけが取り出したみさえのパンツもかなり擦り切れてスケスケだと言いますが、それは「スケスケおパンツ」でした。「スケスケおパンツ」、初期の頃によく出ていましたね。

みさえが次々に捨てていくのに、しんのすけは捨て過ぎではないかと思いますが、みさえはかなり思い切って捨ててきます。みさえは萌えキュンしてしまうジャージも、ペンキの汚れがあるからと、ゴミ袋へ放り込みます。こうして、いらない服を思い切って処分したおかげて、タンスの中はよく整理された状態になります。

その後、しんすのけが回覧板を持ってきまして、そこには「町内会清掃のお知らせ」とあり、ドブ掃除するので汚れても良い服で参加してくれとのことです。みさえは慌てて捨てに行ったゴミを取り戻しに行きますが、時すでに遅し。ゴミ収集車は既に行ってしまいました。

数日後、みさえは汚れたら困る服で参加して、実際に汚してしまい、例の萌えキュンしてしまうけど、ペンキの汚れがあるジャージを捨てなければ良かったと後悔するのでした。


「恋の交通安全戦士だゾ」(脚本:清水東、絵コンテ・演出:平井峰太郎、作画監督・原画:針金屋英郎)

ふたば幼稚園の講堂で、かすかべ警察の巡査たちが交通安全指導に来たとのことですが、カスカベンジャーズという3人のヒーローもののコスプレをした巡査たちが登場します。それにしても、森田順平氏演じる園長先生の声が違和感ありまくりです。慣れるまでにまだ時間がかかるでしょう。

それで、カスカベンジャーズのメンバーは、カスカベブルーの「須木 鋤郎(すき すきろう)」、カスカベレッドの「阿石 輝夫(あいし てるお)」、カスカベイエローの「星野 ユリ」の3人です。

3人そろって交通安全戦士、カスカベンジャーズを名乗っていましたが、イエローがセンターを飾っているとは、ヒーローものにしては珍しいですね。ただ、『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語』の中の「ピュエラ・マギ・ホーリー・クインテット」でも、黄色の巴マミがセンターでしたから、今は赤より黄色の時代なのでしょうか。最近の戦隊ものは観ていないので、この辺りの事情はよく分かりませんが。

風間君は、交通安全なのに戦士であることに違和感を持ち、マサオ君は顔が丸見えであることに、突っ込みを入れ、ボーちゃんも何か突っ込みたがろうとします。

しんのすけはイエローにアクション仮面より強いかと質問しますが、このイエローの星野ユリはアクション仮面を知らないらしいです。うーむ、確かに勉強不足と言われても仕方ないかも。それはともかく、レッドがイエローに近づかないように、車両進入禁止だと言います。

すると、今度はブルーがイエローを守ると言います。この時のレッドの残念そうな表情から3人はかなりもつれた関係、つまり三角関係であると、ネネちゃんが見抜きます。

同じ交通課の先輩と後輩でありながら、一人の女性を愛してしまったということで、ネネちゃんも変身します。もつれた恋愛関係をスッキリさせる、恋愛安全戦士、ネネピンクです。

風間くんもトオルブルーに変身、さらに、しんのすけレッド、ボーイエロー、マサオブラウンと変身、5人が揃います。ここで、マサオ君が普通はグリーンでしょと言いますが、そういえば戦隊ものって、グリーンが一番パッとしないというか、目立たないのですよね。

『まんがタウン』で『うちの大家族』を連載中の重野なおき氏の『ひまじん』という漫画の中でも、同じ事が描かれていました。同作品の単行本3巻の23ページに、「なんで戦隊モノって緑が一番地味なんだよ!!」、「最近じゃ代わりに黒とかあるし!!」、「オレにだって活躍させてくれよ!!」といった台詞があります。

でも私、個人的に緑はけっこう注目しちゃったりしますけどね。『秘密戦隊ゴレンジャー』で一番印象に残っている技は、ミドレンジャーのミドパンチャーですし。

しかし、緑や黒よりさらに地味というか、印象に残りにくい思われる茶色に仕立てられるとは、さすがマサヲだけのことはありますな。さらに、しんのすけがネネちゃんはお腹の中がブラックという突っ込みには、さすがだと思ったりしました。ところで、スーパーエリートのボーさまは、2011年の映画『黄金のスパイ大作戦』ではレインボーになっていましたが、今回はイエローとベタベタにきましたか。まあ、今回はネネちゃんに勝手に仕立てられましたからね。

さて、本格的に講習が開始され、道路標識を覚えることから始めます。風間君が次々に答えていきます。「今はネットでなんでも調べられる」と風間君は言いますが、それは間違いです。このブログでの私のコメントに対する返信を、読んでみてください。

すると、しんのすけは、「手放し立ちション禁止」という創作標識を持ってきます。そういえば、「交通ルールの特訓だ」(1994年5月16日放送、原作の単行本9巻c-4)でも、道路で死体ごっこ禁止などの創作標識が登場していましたね。

道路標識の問題、風間君ばかりが答えるかと思いきや、ネネちゃんも負けじとUターン禁止の標識に回答して、見事正解します。さらに、その標識から、例の三角関係の事を突っ込んできます。そこから、レッドとブルーがイエローを巡って道路標識を使った論戦が始まってしまいます。

そして、ブルーは職務中に個人的感情は進入禁止、さもないと警笛を鳴らせと警告します。こうして、レッドの気持ちが赤信号になり、よしなが先生に言われて指導が再開されます。

横断歩道の渡り方を学ぶことになり、ブルーが自動車役になりますが、園児たちに笑われます。しかし、ブルーはレッドとイエローの間に割り込もうとしていて、どうも個人的感情は無くせていないようです。イエローは、横断歩道を渡る爺さん役に園長先生を指名します。

コワモテの爺さんと化した園長先生と一緒に園児たちは横断歩道の前で、信号が青になり、左右確認をしてから渡りますが、しんのすけだけケツだけ歩きで渡ります。イエローは危ないからやめてねと言いますが、道路交通法で、ケツだけ歩きで横断歩道を渡るのを禁止する文言はさすがに無いでしょう。とは言っても、安全な渡り方とは言えないかも。

青信号が点滅したら注意という指導の際、ネネちゃんが点滅しても強引に渡ってきてほしいと、傍にいたレッドの心のアクセルを踏ませようと促します。赤信号になると、ネネちゃんは心は青信号だと言って、レッドの心のアクセルが全開になってしまいます。

赤信号をガン無視して横断歩道を強行突破してイエローに向かうレッドの前に、自動車役のレッドが立ちはだかり、レッドとブルーとイエローの三角関係がさらに顕在化していきます。川柳調で主張する3人の様子に、ネネちゃんはリアルおままごとの題材にするとか言ってしまいます。

すると、しんのすけがイエローの本音を訊いてきます。園長先生も、はっきりさせてから安全教室をお願いしますと言い、イエローはレッドかブルーか、どちらを選ぶかを求められまして、イエローの答えは二人とも通行止めでした。イエローはもっとワルっぽい人が好きなのだとか。園長先生がタイプなのでした。

かなりの年上好みでもあるように見えますイエローに対して、しんのすけは園長の前で「その他の危険」の標識を出して、「気をつけな オレに惚れると ケガするぜ」


「東西南北HIPでホイ!」

前々回から、ヒップホップでリニューアルされたあっちむいてホイです。今回の担当も、しんのすけと台詞無しのぶりぶりざえもんです。

東(青)西(赤)南(緑)北(黄)のうち、しんのすけとぶりぶりざえもんが向いたのは南でした。前々回は東、前回は西だったので、私は北か南のどちらかだろうと予想し、北だと判断、北を向きました。しかし、実際は南で、外れてしまいました。来週は北かな。

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この記事へのコメント

Mr.ギップラー
2015年10月28日 07:17
そういえば、今回はアバンにショートストーリーを入れるためだったのかドラえもんからのステブレレスでは無かったですね。もしかしたら、今後もステブレレスにはしなくなるかもしれないですね。

服の整理、確かに思い出があったり滅多に手に入らないレア物とかは捨てがたいと思います。自分だったら、不要になった服とかはオークションに出したりリサイクルショップに出して安価でも他者に売ってますよ(笑)何故野原家では不要な服はお金にしないんでしょうか?そうすれば結構得できると思うんですが。

メイド服が出てきた時、今でも自宅で眠ってるのを思い出しました。これは職場に就いて初めての新年会での余興の衣装でありまして、それを着た先輩から欲しくもないのに押し付けられ、売っちゃおうと思いましたが何かの機会で使えそうだと思い、売らずに保管しております。というか貰ってから一度も着用していませんが…

「今ではネットで何でも調べられる時代」自分も何度も認識していますが、ネットに書いてある情報は正確さ100%じゃないですからね。これはもしクレしんの世界にいたら風間くんにも教えて、認識させたいです。
最後のイエローこと星野ユリが園長先生がタイプだったというシーン、もし仮に副園長がいたらイエローに何かしらの制裁を加えてたかもしれませんね。

最後に、キャストを毎週見て思ったんですがゲストキャラの声優に若手が多くなってきていますね。もしかすると今後は、ゲストキャラの役が全員若手で埋まり、また更に年月が経てば若手声優がサブキャラを演じるという事もありそうな気もしてきます。
もやもや
2015年10月28日 13:20
「母ちゃんは捨てる女だゾ」
みさえが高校時代の模擬店で、猫耳カフェで着たメイド服で、個人的にちょっと引っかかるところがあります。みさえは、確かに29歳(三十路の一歩手前)で、生まれた年はわかりませんが、時代考証すると、オトナ帝国で、みさえが子供時代にハマったものは、70年代の高度経済成長期でしたし、みさえの子供時代は、その時代にあたると考えられます。それから、高校時代になると、今みたいな猫耳メイドカフェ自体はなかったとしか考えられません。あるとしても、かなり珍しいと思います。「恋の交通安全戦士だゾ」
アニメの中で、マサオは茶色でしたが、2010年に発売されたニンテンドーDSのゲームおバカ大忍伝ススメ!カスカベ忍者隊では、緑でした。
(なおチョルスさんがゲーム版を遊ばないことは、既に存じてます。)
チョルス
2015年10月29日 03:08
>もやもやさん
みさえは29歳と言っても、2015年に合わせているのだと思います。ですから、今のみさえは1986年生まれということで、高校生だった時は2002年4月から2005年3月ということになります。この頃には、メイド喫茶はかなりあったので、メイドカフェはさほど珍しくなかったはずです。
『オトナ帝国』の時は、公開の2001年に合わせて1972年生まれということで、生年の設定が異なると考えられます。
マサオ君は、ニンテンドーDSのゲームでは緑でしたか。普段着の色に合わせているのでしょうね。ご指摘の通り、私はゲームを全くやらないので、これは知りませんでした。情報提供ありがとうございます。
チョルス
2015年10月29日 03:08
>盆栽すしさん
こんばんは。
私も前述しましたが、確かに現在のみさえの生年から計算すると、みさえの高校生の時にはメイド喫茶は既にあったので、学園祭でそのような喫茶店を行ったとしても、さほど不思議ではないと思います。
『日本ローカルヒーロー大決戦』、調べてみたら埼玉県ではイオンシネマ春日部でしか上映されないのですね。制作スタッフがこの作品を意識していたかは定かではありませんが、ローカルヒーローはなかなか人気を博すのが難しいようです。もっとも、人気が上昇し過ぎたら、もはや「ローカルヒーロー」と言えなくなるでしょうが。
もやもや
2015年10月29日 13:54
みさえの年齢設定について、盆栽すしさんとチョルスの説明には、長寿アニメのキャラは、年齢が、変わらない故に、そういう設定に仕様されているんだなと納得しました。
また、盆栽すしさんのいう>映画『日本ローカルヒーロー大決戦』が全国各地のイオンシネマさんの一部(春日部も)で公開が予定されてるから、おそらくそれを意識してたのかも知れないですけど、いかがだと思いますか!?
日本ローカルヒーロー大決戦の映画は、初耳です。
 私は、石川県に住んでいますので、その映画の公式HP
で、上映劇場を調べたところ、石川県の映画館は、ありませんでした。

チョルス
2015年10月30日 02:36
長寿アニメである故、昔とは設定が異なるという場合はよくありますね。いつか、みさえやひろしが子供の頃にスマホばかりをいじっていたという話も、作られるかもしれません。
『日本ローカルヒーロー大決戦』は、石川県では上映されませんか。「ローカルヒーロー」ということから、なかなか全国で多くの劇場で公開は難しいのでしょう。もっとも、『クレしん』並みに多くの劇場で公開できる映画って、本当に一部ですが。

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