「オラの引越し物語 サボテン大襲撃」のネタバレ入り感想

『オラの引越し物語 サボテン大襲撃』を4月19日と21日に、2回鑑賞してきました。

というわけで今回はその感想です。

『オラの引越し物語 サボテン大襲撃』のネタバレがありますので、未見の方はご注意を。

18日は仕事があって、初日舞台挨拶付きの回は見に行けませんでした。それで、レイトショーなら観に行けると思ったのですが、劇場でレイトショーをやっているのは、イオンシネマ春日部だけが見つかりました。他にもあったかもしれませんが、しかし、仕事が終わってからイオンシネマ春日部に向かっても間に合いません。

それで、17日の公開前夜に考えた結果、同日に上映された映画『ドラゴンボールZ 復活のF』を浦和パルコにあるユナイテッドシネマ浦和で鑑賞してきました。浦和パルコならレイトショーに間に合いましたが、ここでは『クレしん』のレイトショーはやっていなかったのです。この記事でも書いたように、私が18日に『ドラゴンボール』を鑑賞したのは、そういう事情があったのです(しかし、フリーザが思ったより弱かったのは拍子抜けでした)。

さて、19日も仕事がありましたが、この日はイオンシネマ春日部のレイトショーに間に合いましたので、仕事帰りに『オラの引越し物語 サボテン大襲撃』を鑑賞してきました。

この映画を初めて鑑賞し終えた時、少し戸惑いました。というのは、悪意のある悪役が登場しなかったからです。サボテンが人を次々に食っていく内容ですが、このサボテンたちの裏には何かを企んでいる悪人がいると思っていました。しかし、この作品は結局、人食いサボテンの暴走をいかに食い止めるかという、それだけな内容となっています。

この作品は、そういう意味で今からちょうど10年前の『3分ポッキリ大進撃』を思い出しました。あの映画はサボテンではなく怪獣でしたが。

ただ、鑑賞してしばらくして、、これはこれでなかなかよくできているかなと思うようになりました。悪意が無いサボテンだから、とにかく倒すしかないという、また別の緊迫感がありましたので。そうは言っても、前作の『ロボとーちゃん』を上回りそうな興行収入には驚きましたが。一昨年の『B級グルメサバイバル』は上回っても、前作を上回るのは難しいだろうと思ったからです。このまま、クレしんも『ドラえもん』や『コナン』に並ぶくらいの興行収入を稼ぐ作品になってほしいです。

それにしても、劇中でサボテンが人を次々に食っていく場面を見た時、私は楳図かずお氏の『漂流教室』で、怪虫が生徒たちを襲撃して食べたり殺したりする場面を思い出していました。このサボテンが食っていくシーン、子供が怖がるのではないかと思いました。私は最初に観た時はレイトショーで子供はいませんでしたし、次に見た時も平日でそんなに観客が多くなかったですが。

こちらの記事で引用したはいじまさんの書き込みでは、泣いてしまう子供がやはりいたそうです。あれはちょっと刺激が子供には強いかなと思いましたが、だからこそああいうシーンを描いたのでしょう。あんな怖い(刺激的な)シーンがあるのも、ヒットの要因かもしれません。

『クレしん』の映画は大人が泣けるとか言われますが、今回は特に泣けるシーンがあるわけではありません。また、表向きは子供向けということになっています。それで、子供に向けてきちんと配慮されている作品だと思えまして、具体的にはメキシコで話されている言葉を「メキシコの言葉」と呼んでいて、「スペイン語」という単語が全く出てこなかったことです。

メキシコの公用語はスペイン語ですが、「スペイン語」という言葉を使ったら、メキシコの歴史的な経緯を知らない子供が見たら、「なんでメキシコなのにスペインなの」と思ったかもしれません。このような配慮は好感が持てました。

この映画で驚いたのは、イケガミーノ先生です。どうせなら本人がやってくれれば良いのにと思ったりしましたが、後述する水橋ホトリさんと5月3日にお会いした際、そこの事を話したら水橋さんは出演料の高さが原因ではと仰っていました。

さらに驚いたのが、ひろしが受け取った辞令で双葉社商事の社長の名前が出てきたことです。この映画がきっかけて、双葉社の社長が戸塚源久氏であることを知ったという方もけっこういらっしゃるようです。ところで、20年くらい前にしんのすけがひろしの会社について行ってしまう話がありましたが、その時の社長は偉そうな爺さんでした。あの爺さんは会長になったか、引退したのでしょうか。

そして、私が他にも驚いたのが園長先生がしゃべっていたことです。こちらの記事で引用した青たこさんの書き込みにもありましたが、おそらく納谷六朗氏が亡くなられる前の録音していた音声を流用したのでしょう。

また、部長の声が大友龍三郎氏として復活したのにも驚きました。大友氏が演じるの部長がテレビアニメでも登場するのでしょうか。

私が驚いたことを書いてきましたが、この映画は、個人的に嫌なシーンがあります。スマホちゃん(本名はフランシスカとのことですが)がサボテンに襲われそうになった時、持っていたスマホで音楽を鳴らして、崖の下に投げてサボテンを崖下に落として「スマホなめんなー」と言うところです。

私は昨年の9月に、10万円近くを一括クレジットカード払いで、iPhone6 Plus(128G)を購入しました。そして、今年の元日にうっかり落としてしまい、画面がヒビだらけになってしまいました。うっかりして保険に入っていなかった私は、それを買い替えるのにウン万円かけたことがあります(業者の方もだいぶ勉強してくれていました)。

そんな事があったので、スマホちゃんが自分のスマホを犠牲にするシーンでは「なんてもったいなことを!」と思ったものです。まあ、あの時はそんな事を言っていられる状況ではありませんでしたが。なお、私は半年くらいしたら、iPad miniの最新機種の購入を考えています。くそー、金がかかるんだぜ、あんまり浪費できないんだぜ。

5年前、『オラの花嫁』が公開が始まった時、私は日本におらず、6月上旬になって一時帰国してようやく鑑賞できましたが、この時は上映している劇場が数えるほどしかなく、私は最初長野県まで行き、そこの劇場が休みだったので今度は神奈川県まで行ったという痛い思い出があります。

今年は6月になっても、上映している劇場がまだたくさんあるでしょう。時間があれば、また鑑賞しようかと思いますが、さて時間が取れるかどうか・・・。


以下、私が鑑賞した劇場の情報等を記載しておきます。

鑑賞日が4月19日(日)のイオンシネマ春日部で、21時10分から8番スクリーン(146席、車椅子用スペースは2席)で、H列10の座席でした。レイトショーだったせいか、私の他には男女の観客が2人いるだけでした。

2度目の鑑賞は、仕事が休みだった4月21日(火)のMOVIXさいたまで、15時10分からの9番シアター(161席、車椅子用スペースは2席)、J-8の席でした。平日とは言え、昼だったせいか、いくらかは観客がいました。親と一緒の子供の観客もいました。それでも10数人程度でしたが。


ところで、私は5月3日の日曜日に、水橋ホトリさんと六本木のテレビ朝日内にあるサボテンカフェにも行ってきました。

リンク先の公式のページによると、


会期:2015年2月14日(土)~5月18日(月)
時間:10:00 ~ 19:00 (カフェ『シェ・マディ』ラストオーダー18:30)
場所:東京・六本木 テレビ朝日本社1階アトリウム



とのことなので、既にやっていませんが、タコスはなかなか美味しかったと書いておきます。




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この記事へのコメント

ハナ
2015年05月25日 21:06
しかし、世の中どうなったんですかね。ドラえもん、コナン、クレヨンしんちゃんは少子化なのにドラえもん35年目でジブリを除くアニメ映画過去最高、コナン映画19作過去最高、クレしん映画23作過去最高に匹敵。ともにお子様映画なんだから興行収入が落ちるはずなのに、とんでもないことになっています。しかも、クレしん20億円射程圏内。20億円はアニメ映画でも作品タイトルは名だたるヒット作品。しかも、一度地獄を見て20億超えたのは記憶がある限りだと、ドラゴンボールとワンピースぐらい。いったい何が起こったのか。本当にこのときが来ました。ドラえもん23億、コナン21億、ポケモン23億、クレしん20億。本当に肩を並べる時が来た。
チョルス
2015年05月25日 21:55
>ハナさん
私の推測ですが、『ドラえもん』、『コナン』、『クレヨンしんちゃん』などは子供の頃に鑑賞していて、今は大人になった人たちが、劇場に押しかけているのではないでしょうか。『ドラゴンボール』に至っては、30代くらいの人が一番多く、子供の姿はむしろ少なかったくらいです(私が鑑賞したのはレイトショーでしたが、2年前の『神と神』の時もそんな感じでした)。
1980年代や90年代にヒットした作品が長寿化して、当時のファンがずっとファンであり続けているのも、ヒットの要因という気がします。
あくまでも仮説ですが、『クレしん』が他のヒット作のアニメと肩を並べる事自体は、素直に喜べます。
青たこ
2015年06月14日 20:49
遂にテレビでも大友さんで部長が復活しましたね。何だか郷里さんの部長とちょっとキャラが違うように感じましたが…。
映画でも断りづらい状況にもっていってからにこやかに「頑張って!野原部長(笑)」なんて言ってましたがこれまでの部長さんならひろしを気遣う演出があるように思えるんですが…。
チョルス
2015年06月15日 21:34
復活しましたね。6月12日の放送は、私も既に鑑賞しまして、「おおー!」と感激しました(感想はまだ手をつけていませんが)。
郷里さんの部長を見なくなって久しいからでしょうか、私はあまり違和感を覚えませんでした。
あの部長はけっこう温和な印象がありますので、ひろしに気遣う描写があるのが、むしろ自然だと思います。
鳴海みぐJr.
2015年07月20日 17:22
しんのすけが町長さんと一緒にサボテンから逃げていたとき、

    ・・・・・・・・
彼の脚をマラカスで叩いたシーンには笑いました。(観客含む)
効果音が面白いですし。

失礼します。
チョルス
2015年07月21日 03:16
既に鑑賞から3ヶ月が経ち、しかも2回しか観ていないので、しんのすけが町長の足をマラカスで叩いたシーンがあったか、ちょっと思い出せません。すみません・・・。一緒にサボテンから逃げているシーンは覚えていますが。
Blu-rayが出たら、確認してみます。

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    Excerpt: 「あの方」が遂にテレビアニメで復活しました。「更なる進化声をお聞かせしましょう」と聞こえてきそうです。というわけで、6月12日のテレビアニメ感想いきます。 Weblog: クレヨンしんちゃん分析録 racked: 2015-06-18 02:50