映画版から普通版への復帰

6月初の放送、OPは映画『B級グルメサバイバル』のシーン紹介はなくなり、かつてのきゃりーぱみゅぱみゅによる『キミに100パーセント』の戻りました。今回の放送から『B級グルメサバイバル』の紹介は一切されなくなりました。というわけで、6月7日放送のテレビアニメ感想いきます。

「かすかべ防衛隊の解散だゾ」(脚本:川辺美奈子、絵コンテ・演出:ささきひろゆき、作画監督・原画:大森孝敏)

「Pompy.7」とかいう、アイドルグループが解散して、メンバーたちは普通の女の子に戻ってそれぞれの人生を歩むと宣言しておりまして、その様子をテレビで見ていたネネちゃんは、解散という言葉に感動したようです。

翌日、ふたば幼稚園でかすかべ防衛隊を解散しようと言い出します。ネネちゃんによると、解散しますというのはかっこいいと言い出しまして、さらに「新しい世界にはばたく」なんて言い出す始末です。

最初は「かすかべ防衛隊がおしまいになる」と言っていた風間くんも、ネネちゃんの言葉から国会で自分が演説する様子を想像してにやけます。それで、解散が良いと賛同します。

マサオ君はピンと来ていませんが、想像の中でさりげなく「ネネちゃんのことは嫌いでも僕のことは嫌いにならないでください」と言う姿を想像します。嫌われることを極端に恐るマサオ君なんですね。

ボーちゃんは解散について、「砕け散り、そして再び出会う、河原の石のように」と言い、しんのすけをして「よく分からいけどかっこいい」と言わせしめます。やはりボーさまはスーパーエリートか。

しんのすけの解散のイメージというと、アクション仮面とアクション仮面姿のしんのすけに大勢の敵が襲いかかってきますが、「アクション、解散なんたらかんたら(←なんたらかんたらの部分は聞き取りませんでした)」という必殺技で一気に蹴散らすというものです。ちなみに、この時の敵でカマキリ将軍ギリギリやブラックメケメケ団の戦闘員(雑魚キャラ)が久々に登場したのには感涙モノでした。実際は泣いていませんが。

そこへ、ばら組のセーターならぬチーターとひとしとてるのぶが来ます。しんのすけたちはかすかべ防衛隊解散を言うと、チーターたちは「よくわからないけどせいせいする」と笑いまして、しんのすけも一緒に笑います。

とは言え、解散するということについて、どことなく戸惑いを隠せないチーターらばら組の3人の前に、ばら組担任のまつざか先生が「解散」のことを聞いており、さらに詳しく聞き出そうとします。そうして、まつざか先生から、園長先生ら他の幼稚園の先生たちの耳に入ります。

そこで、幼稚園の先生たちは様子を見に行きますと、しんのすけは「かすかべぼーえーたい」という文字とぶりぶりざえもんが描かれた旗を作っていました。私は最初、絵本か何かだと思いました。このしんのすけの旗は不評で、風間君から「もっとすっきりしたデザインにしろ」と言われます。

すっきりしたデザインの旗といえば、カダフィ時代のリビアの緑一色の国旗を思い出したりします。

さらに、解散の際はどんな挨拶にしようかですが、ボーちゃんは「解散しても、みんなの心の中に、いつまでも生き続けます」とまた良いこと言います。

しんのすけは、「さらばかすかべ防衛隊、さらばマサオ君、君がいなくなっても、3日くらいはみんなの心の中に生き続けるよ」と言い、マサオ君は泣き出すますが、3日も心に生き続けるなら、マサヲにしては上出来なんじゃねと思ったりします、なんちゃって。

マサオ君は泣いていて、ネネちゃんたちも旗の件で喧々囂々の議論をやっており、その様子を外から覗いていた先生たちは、深刻そうな様子だと思い、真意を聞くのはまた今度ということにします。

翌日、幼稚園の窓にかすかべ防衛隊の自作のポスターが貼られまくっており、そのポスターによると、幼稚園ホールでかすかべ防衛隊の解散式を(先生たちの許可を得ずゲリラ的に)行うとのことです。

そして、園内放送を流すネネちゃんとしんのすけです。

チーターをはじめ園児や先生たちも見に行くと、舞台の幕が上がり、ボーちゃん以外の4人が立っており、ボーちゃんも一瞬遅れて登場して5人が登場します。

そして、ネネちゃんたちはかすかべ防衛隊の思い出を言いますが、しんのすけは「風間君のマンションのトイレで大きい方をした」というのは、いかにもしんのすけらしいです。風間君のマンションで糞を垂れるのは、かすかべの下水道を活性化させるという目的で行われたりして。

「よしなが先生のマンションで作戦会議をした」という話には先生たちは笑います。今となっては笑い話というわけですね。

そして、かすかべ防衛隊の解散が宣言されます。この宣言で、マサオ君だけが泣いています。

一方、ギャラリーの方では、てるのぶとひとしは大したことやってないだろと突っ込みますが、チーターは感動しまくりです。「泣かせるじゃねえか」って、チーターって意外と情緒的なのね。そして、チーターは「かーすかべ、ぼーえーたい!」と声援を送ると、全園児も応援しだします。

ここで、よしなが先生らは事情を訊きますと、ネネちゃんたちは、普通の5歳児に戻って第2の人生を歩むと言います。解散後はかすかべ防衛隊は無くなりますが、みんなの心に中にいつまでも生き続けることを、この旗に誓いますと、「KSKB かすかべぼーえーたい」と書かれた旗を出す5人です。「KSKB」というのは、おそらくラテン文字を介するであろう風間君のアイディアで書かれたのでしょう。

そして、5人が手をつないでお辞儀をして幕が下がり、かすかべ防衛隊は解散となりました。

その直後、ネネちゃんが放送して、かすかべ防衛隊の再結成式開始を宣言し、ずっこける一ギャラリーどもです。

幕が上がり、かすかべ防衛隊の再結成がされました。単に解散式がしたかっただけだったのです。チーターは、「お前ら、俺の涙を返せ」と喚きました。

ちなみに、かすかべ防衛隊と言えば、映画の『B級グルメサバイバル』でも取り上げられていましたが、予告で見るほどは重要視されていなかったと思います。だから、この時にあえてかすかべ防衛隊の解散というテーマを取り上げたのかも。単に映画のヒットにあやかるために、かぶるテーマを使っただけの可能性もあるでしょうが。


Aパート後、アイキャッチも復活しました。「お、お、お、お、お、・・・お!」でした。


「ピーマンを返すゾ」(脚本:阪口和久、絵コンテ・演出:ささきひろゆき、作画監督・原画:末吉裕一郎)

サトーココノカドーの食品売り場、みさえとひまわりとしんのすけが歩いていまして、みさえは大根を見つけ、「大根の煮付けにしようかな」と言います。

「大根大根大根こん」と踊るしんのすけの目の前に「千葉県産 広告の品 ピーマン 一袋98円」と書かれたピーマンが山積みになっているのを発見しまして、みさえの目に入らないように、しんのすけはカレー(おととい食べたらしい)にしようと提案して逆方向に行かせようとします。

しかし、ピーマンの方からななこが参上、ピーマンの前で挨拶することになり、しんのすけはピーマンを発見したみさえを止めようとしますが、ピーマンを手に取るななこは、ピーマンが大好きとか言いだします。そして、しんのすけも自分がピーマン大好きと見栄をはります。

さらに、生まれた時から大好物で、毎日食べなきゃ落ち着かないとさらに見栄をはりまして、ななこはピーマンが好きなんて大人ねとしんのすけに言います。

ななこはピーマンの肉詰めを提案して、しんのすけは好きすぎて困っちゃいますとまたまた見栄をはったせいで、みさえもピーマン肉詰めにしようとします。

しんのすけは夫婦になった自分とななこ想像し、しんのすけは「今日はどんなピーマン料理が食べたい?」とななこに聞かれると「ピーマンの肉付けのピーマン抜きかな」ただのひき肉いためだと言われ、嫌われて破局するというのを想像します。

しんのすけとななこの愛はピーマンだけで決まるのかYO!と突っ込みたくなりますね。あと、2010年の映画『オラの花嫁』での姿で大人のしんのすけが描かれていて、神奈延年氏が声を演じるのも面白そうと思いましたが、そうはならなかったのは、映画とテレビはあくまでも世界観が別であるという建前が存在するということが垣間見られます。

ななこは洗剤など色々買うつもりだと言うと、みさえは車で送ると提案し、一旦別れることに。

しんのすけは買い物かごからピーマンを取って売り場に戻そうとしますが、ひまわりが騒ぎ出して失敗します。「牛印バター」を買うみさえを横に、しんのすけはなかなかピーマンに手を出せないでいますが、タイムサービスの醤油大安売りに行ってしまい、チャンスが訪れます。

しんのすけは買い物かごの中からピーマンを探して見つけるが、見つけるの時間がかかったので、みさえが戻ってしまい、買い物かごをいじったのは醤油を入れるところを開けておいてくれたと勘違いされます。

しんのすけはひまわりとみさえを消すべく、妙案を思いついて、一瞬ゴルゴフェイスになります。しんのすけはひまわりに「シートトトト、ジョロジョロジョロ」と繰り返しますと、ひまわりは漏らして泣きだします。

さすが、しんのすけはひまわりのことをよく知っているのですね。みさえとひまわりはおしめとりかえに行ってしまいますが、買い物かごにはピーマンがありません。

「もしかして、ピーマンがなくなってほしいってオラのお願いがお空に届いたの?オラがいつも良い子にしてるから」と感激しそうになりますが、単にひまわりが手に持っていただけで、ピーマンをカゴに戻そうと戻ってくるみさえたちです。

で、ピーマンを取ったしんのすけは売り場に戻しに行こうとしますが、エレベーターから降りてきたななこと鉢合わせします。

しんのすけはうまくごまかしてその場を離れ、「ななこすまない 男にはウソをつかなきゃならない時もあるんだ」と言いますが、この台詞なかなかの名言ではないかと思います。

そして、遂にしんのすけはピーマン売り場に戻って返そうとしますが、カートを運んでいたみさえが登場。オムツを忘れて戻ったらカートがほっぽらかしてピーマンが消えていたと、しんのすけは追及されますが、そこにななこがやってきて、しんのすけはもっとピーマンがほしいとごまかします。

帰りの車の中、しんのすけの不安そうな表情から心配するななこに対して、しんのすけは色々悩み事がと言いますと、呆れ笑いをするみさえが印象的です。

そこで、ななこは自分の家で晩御飯を食べないかとしんのすけを誘いまして、しんのすけは喜びますが、ピーマンづくしの食事を出されました。飲み物までピーマンなのでしょうか。ピーマンをミキサーにかけたのでしょうか。ピーマンが嫌いでない私でも、飲みたくないですね。まあ、飲みやすいように多少は甘い味付けとかしているかもしれませんが。

悩みを訊くななこに、「いえ、もういいです」としんのすけでした。

ところで、先週の川平慈英氏がナレーションをやっていた次回予告っぽいミニコーナーでは、しんのすけはみさえにチョコビを買わせることに成功しましたが、今回はピーマンを買わせないという企みは失敗しました。いずれにしても、みさえかしんのすけが望んだものは買うことになるようです。

あと、しんのすけがピーマン嫌いであることは周知の通りですが、1997年の『暗黒タマタマ大追跡』での入場者プレゼント「あそんで帳」によると、しんのすけの嫌いな食べ物は野菜と紹介されていまして、「とくに、ネギとピーマン。ただし、納豆にはネギを入れる」とありますが、実際には野菜全てが嫌いというわけではないです。

今回の話であ、しんのすけは大根が好きそうであることが示唆されていますし、「オラんちのピーマンだゾ」(2007年7月20日)でナスが好きであることが判明しています。それと、今回の話でカレーにしようと言いますが、ジャガイモが嫌いなんてこともないでしょう。

それにしても、ななこおねいさんの伊藤静氏の声は、前の紗ゆり氏とはだいぶ違うので、今も違和感があります。伊藤氏の声がななこに馴染むまでは、まだかなり時間がかかりそうです。


さて、Bパート後、帰ってきたあのコーナーとのことで、

「みさえの愛情たっぷり手ぬきレシピ」です。2012年11月23日以来、6ヶ月半ぶりとなります。なお、このコーナーでEDとしてスタッフ・キャスト名が流れました。

今回は「麺くい♡ラザニア」です。

面食いというところがイケメン好きの母ちゃんらしい、ひまわりと考えたらしいというしんのすけとひろしです。

材料(2人分)は以下のとおりです。


ゆできしめん…1/2玉
ミートソース缶…1/2缶
トマト(輪切り)…1個
ピザ用チーズ…適量
バター…適量


作り方は、バターをぬった耐熱皿に水洗いしてほぐしたきしめんを入れて、ミートソースをかけて、チーズとトマトをのせます。そして、180度のオーブンで約8分ほど焼いて、パセリをふりかけたら出来上がりです。

食べている最中、しんのすけが「母ちゃんもイケメンのめんくいなら、結婚相手を手抜きしないで見つければよかったのに」と言いますと、みさえは「そうね」と同意します。ひろしは「どう言う意味だよ」と言いますが、まあひろしにとっては良いセリフではないですね。

てなわけで、「みんなも食べれば」で締めくくられました。


(以下、6月13日加筆)

本記事で取り上げたテレビアニメについて、青田こさんからいくつかメールで興味深い情報提供をいただきました。御本人の承諾の上、以下に青たこさんからのメールを紹介します。なお、一部管理人が改行を施しております。


アイドルグループが「普通の女の子に戻ります」と言って解散するのは'70年代を席巻したキャンディーズのパロディで当時この言葉は流行しました。『ドラえもん』のアニメなどでもよくパロっていたと思います。(明後日はジャイアンが歌手引退を宣言するという原作にある話を放送しますが告知のところに「普通の男の子に戻りたい」と書いてありました…この話を'80年代にアニメ化した時も確か使ってた筈)

マサオ君の「ネネちゃんのことは嫌いでも僕のことは嫌いにならないでください」はAKB48の前田敦子が言った「私の事は嫌ってもAKB48の事は嫌わないで下さい」のパロディですね。

最近は前田敦子の物真似してるキンタローの「私の事は嫌っても前田敦子さんの事は嫌いにならないで下さい」でお馴染みですが(笑)

「アクション解散なんたらかんたら」ですが例によって字幕を見たところ「アクション…」「解散!」「オリャー」となっていました。単に「アクション解散」という技名という事でしょうか?回っていたので「回転」と引っ掛けているのではないかと思いますが。

この場面は映画『3分ポッキリ』の夢の場面を思わせるので何か関連があるかもと見直してみましたが特に発見はありませんでしたね(笑)

字幕も100%信頼できるワケではない様で字の綴りが間違っていたり「明らかに違うのでは?」という表示が出る事もあります。

日曜洋画劇場で『探偵はBARにいる2』という映画の特報を流した際、相棒に見捨てられた主人公が「無視すんなー!」と叫ぶ台詞が字幕で「無理すんなー!」になってたりとか(笑)

Bパートでスーパーでななこと会う場面はしんのすけとみさえが同時に「ななこおねいさん」「ななこちゃん」と言っている様に聞こえますがみさえの字幕は「ななこ」と呼び捨てになってます。

大人しんのすけは映画『雲黒斎』『オラの花嫁』、テレビでもみさえの想像で「おふくろ、もう子供じゃないんだから」と言ってる姿(顔はなし)なんかあったと思いますが私はやっぱり原作にある200kgくらいの巨体になった背広姿のしんのすけが好きですね。

みさえが老婆の様になった自分が大人しんのすけを自転車に乗せて会社に送る想像の中に出て来るヤツです(笑)

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

この記事へのコメント

青たこ
2013年06月14日 08:09
幕が上がった時4人しか居なくてボーちゃんが後から来るのは「何でかな?」と思ったんですがあれは舞台装置を操作して幕を上げてたからなんでしょうね。
ちょっと気づきませんでした。普通なら気にせず5人並んだ状態で幕が上がる演出にしそうなモンですが相変わらず無駄に凝ってますね~(笑)
dorafujico
2013年06月14日 23:31
>みさえが老婆の様になった自分が大人しんのすけを自転車に乗せ
>て会社に送る想像の中に出て来るヤツです(笑)
あぁ、あれね(笑)

やっぱり、ななこさんに未だ違和感がありますね。
昨日、テレ朝チャンネルでクレしんの再放送やってたんで、見てたのですが、やっぱり紗ゆりさんのほうが安心感がありました。
徐々に慣れていこうと思います。。。
チョルス
2013年06月16日 01:55
>青たこさん
ボーちゃんが一瞬遅れたのは、私も気になっていましたが、舞台装置を操作して幕を上げていたとなると納得がいきます。
ああいう細かいところに対するこだわりが、いかにもクレしんって感じです。
チョルス
2013年06月16日 02:00
>dorafujicoさん
「みさえが老婆の様になった自分が大人しんのすけを自転車に乗せて会社に送る」というのは、みさえが運転免許を取る話で、みさえの見た夢の中での出来事ですね。

ななこさんは、違和感がぬぐえませんね。よしなが先生の時と異なり、だいぶ違う声優さんに代わったので、今までのななこさんとは別人とさえ思ってしまうほどです。時間をかけて徐々に慣れていくしかないでしょう。

この記事へのトラックバック