B級ネタ続く

5月3日放送のテレビアニメ感想いきます。

OPは映画の『B級グルメサバイバル』の「RPG」で、映像では映画のシーン紹介されていました。まだまだ公開されていますので、未見の方も既見も方もゴールデンウィーク終了後も余裕があれば鑑賞していただければと思います。

「夢のカレー大会だゾ」(脚本:中弘子、絵コンテ・演出:貞光紳也、作画監督・原画:樋口善法)

ふたば幼稚園、上尾先生は園長の顔に大声を出しますが、何か意味があるのか、伏線なのかと思いきや、そういうわけではなかったようです。園長によると、本日は絶好のカレー会日和とのことですが、外でやるわけではないのだから、台風とか極端な天気でなければ、「日和」はあまり関係ないのではと思います。

ご飯をたくさん炊いておくわけですが、そうなんですよね。こういうイベントではものすごい量の食材が使われるのですよね。

一方、教室では、しんのすけがカレーの匂いを嗅いでいるふりをしますが、風間君にまだ作ってないと突っ込まれます。

ところで、かすかべ防衛隊の5人はカレー会の夢を見たそうで、どんな夢だったかは以下の通りです。

マサオ君の夢では、タマネギを忘れます。風間君とボーちゃんはジャガイモ、ネネちゃんは人参、しんのすけはチョコビを持ってきます。ネネちゃんが人参持ってくるのはいかにもという感じですね。それで、そんなネネちゃんにマサオ君が「タマタマネギ」を忘れたことを見抜かれて、ボーちゃんは「コクが出ない」と言います。

そこで、マサオ君が巨大なタマネギを持って戻ってきますが、その時にはカレーは既に食べられていまして、その夢を思い出しただけで泣きそうになる泣き虫おにぎりのマサヲでした。しんのすけから大物になれないタイプだと言われますが、その夢のおかげで現実ではタマネギを持ってきたので、しんのすけは大物になれるかもと訂正します。

しかし、夢の中でしんのすけはチョコビを持ってきたわけでして、実質的に何も持ってきてないも同然ではないでしょうか。あるいは、デザートなんでしょうかね。まあ、しんのすけ君は大物になれるタイプでしょう。いずれにしても、あの4人はコクが出ていないはずのカレーを食べたわけで、美味かったのでしょうか。タマネギ無しのカレーはあまりうまい気がしません。

次にネネちゃんの夢です。ネネちゃんは他の野郎4人とカレーを食べていると、テレビ局のプロデューサーが通りかかり、ネネちゃんを見て、美しく気高く得難き笑顔、カレーを食べさせたら霊長類最強だとか、本当に褒めているのかよく分からない賞賛をうけます。ところで、この時のプロデューサーはヒゲを生やしていましたが、アニメなどに出てくるテレビ関係者って、ヒゲ生やしている人が多いような気がしますが、気のせいでしょうか。

その後、スカウトされてカレーCMに出演、男性アイドルタレントとの共演、そして二人は年の差婚をしますが、ネネちゃんは年の差婚に憧れているのでしょうか。このネネちゃんの夢は、夢のような夢、リアリティなさすぎと一蹴されます。

次にボーちゃんはカレーライスを持った皿とスプーンの石を見つけるという夢を見たと言います。その奇跡の石はまさに「奇石」という石なわけでして、現実でも似たような石を見つけていました。しかし、ボーちゃんによると、その石はカレーライスじゃなくてハヤシライスの石なんだそうな。ボーちゃん以外の4人、しんのすけでさえ、ハヤシライスだと落胆するボーちゃんの感性が理解できなかったようですが、クレしん界きってのスーパーエリートのボーさまの感性は凡人どもの理解をはるかに超えているようです。

風間君の夢は、女の子たちから調理している姿をキャーキャー言われ、何十種類ものスパイス(配合は企業秘密)を入れたカレーを振舞って、ふたば幼稚園の川越シェフと言われたのだそうです。「夢にありがちな多少の飛躍はある」と言うと、しんのすけは「お尻の座薬」と間違われ、「の」と「や」しか合っていないことを突っ込まれます。

最後のしんのすけの夢ですが、風間君はどうせきれいなおねいさんとカレーを食べた夢なんだろうと言いますが、この態度の風間君、初期の頃のキザな時を思い出させます。しんのすけは質入れな(失礼な)と言い返し、おねいさんの膝枕でカレーを食べさせてもらった夢を見たと言います。確かに、カレーを「食べた」夢ではありませんね。

さて、夢の内容を披露し合った後は、カレー会の開始です。それにしても、私はよしなが先生の声を演じている寺田さんの声に全く違和感を感じなくなりまして、寺田さんの声も馴染んだのだと実感します。

ジャガイモは忘れなかったマサオ君はエプロンを忘れていまして、幼稚園の予備であったハートマークの女の子用のエプロンを使うことに。ちなみに、イギリスにいた時、私は現地で女性もののエプロンを買って、それを着て寮で自炊していたものです。

さらに、風間君は突き指をしてしまい、川越シェフばりの料理テクは披露できなくなりました。ホールでカレーを作っていると、しんのすけはジャガイモをお尻の形に切ったりしますが、どうせならぞうさんの形に切ってくれればと思ったりもします。たしか、「幼稚園でおもちつきだゾ」(1992年12月28日)で、しんのすけはぞうさんの形をしたモチを作っていたと記憶していますが、どうでしたかね。

また、しんのすけはカレーの匂い独占しますが、どんだけすごい吸引力なんだ。一方、ネネちゃんはテレビ局のプロデューサーが通りかからないかと様子を見ますが、夢の通りにはいきません。

そこへ、栄養士のおねいさんがやってきて、後で食べ物の楽しいお話をしてくれるのだそうです。しんのすけは

エエ容姿の
栄養士ちゃん

と言いますが、オヤジギャグですか。

カレーを食べる時、まつざか先生はひたすら食べまして、しんのすけのお尻ジャガは上尾先生の皿に盛りつけられます。

しんのすけは栄養士のおねいさんに食わせてもらいまして、「おねいさんに食べさせてもらうとカレーが100倍美味しくなる」のだそうです。

結局、かすかべ防衛隊5人のうち、しんのすけの夢だけが現実になりましたとさ。でめたしでめたし。

この話はカレーライスがテーマになっていて、先週もカレーが取り上げられていましたが、典型的なB級グルメですね。映画の『B級グルメサバイバル』ではもつカレーが登場していましたが、一度食べてみたいものです。


Aパート後、クリクラのCMが流れまして、Bパートに行きます。


「恐怖!怪人歯医者だゾ」(脚本:阪口和久、絵コンテ・演出:貞光紳也、作画監督:樋口善法、原画:三本めぐみ、いずみひろよ、鈴木明日香、清池奈保、林明偉)

今回は歯医者ネタです。歯医者ネタの話は過去に幾度も放映されてきましたから、使い古したテーマをどうやって料理しなおすかに注目でした。

「定期検診 日曜日もやってます」という歯医者のチラシを見て、みさえはしんのすけを呼ぼうとしますが、しんのすけは察して逃げます。

そこで、みさえはひろしにしんのすけを歯医者に連れて行くように頼みます。みさえだと警戒されるからとのことで。しんのすけはシロの犬小屋に避難しており、「いやなミカンがしたんだゾ」と言っていましたが、しんのすけの危機を察知する能力は異常。それにしても、しんのすけは何かあるとシロの犬小屋に逃げるわけですが、ひろしには見透かされているのですね。

というわけで、ひろしがシロの犬小屋を襲撃して、良いところに行こうと言いますが、しんのすけに歯医者だと見抜かれます。ひろしは自分が直してもらう、しんのすけは付き添いだと言いますが、しんのすけは炎上すると断ります。ひろしは「燃えてどうする」と、遠慮だと訂正し、すごい美人の先生がいる噂だとさりげない言いますと、しんのすけはひろしの足にしがみついて、行く気満々です。ひろしは「燃えてどうする」と言っていましたが、今度は「萌えてどうする」と言いたくなるようなシーンですね。

ひろしは、世の中そんなにうまい話があるわけないとん思っていたら、マジで美人の先生がいました。いわゆるうまい話というのは、全くないわけではありませんが、滅多にないのも事実です。本当に素晴らしい人生にする、周りを「うまい話」だらけにするには、個人の努力が左右するでしょう。

それで、思い出すのがハーバード大学図書館の言葉です。リンクの言葉は、実際にはハーバード大学の図書館にはなく、デマのようですが、これらの言葉を忠実に実行すれば「うまい話」が次々に舞い込んでくるでしょう。と言っても、忠実に実行できる人などほとんどいないと思いますが。少なくとも怠け者の私には無理です。

あと、これらの言葉は必ずしも現実を反映していない部分もあるような気がします。世の中そんなに単純とも言えないのではと思ってしまいます。たとえば、これらの言葉の中に「教育の優劣が収入の優劣」というのがありますが、だったら大学院の博士課程を終了すれば学部の新卒よりもはるかに就職しやすいってことになりますね。実際は・・・

で、話を戻しますと、しんのすけはその美人の先生目当てに歯を見てもらうことに。しんのすけは歯医者の水をうがいすると思いきや、そのまま飲んでしまい、しみるねーと言います。その言葉に反応して、怪人に扮した歯科医のオサーンが入ってきます。しんのすけははそれを見て「耳の穴から手を突っ込まれちゃう」と言いますが、どういう意味だ?

この怪人コスプレは、子供の患者さんへのサービスだそうで、根は子供が好きな優しい先生とのこと。泣きながら喜んでくれて、おとなしく治療を受けてくれるそうですが、このオヤジマジで空気読んでねえなと思います。

そして、ひろしに恐がられていることを突っ込まれると、子供たちに歯医者は嫌われているのだから、どうせ嫌われているならとことん嫌われてやろう、恐がられてやろう、ここに来たくない一心で歯磨きをするだろうと言い、今度はひろしを少し感動させますが、今考えたとのこと。

この先生はヒーロー番組が好きでこういうコスプレをしているそうですが、この先生のセンスはB級ですね。今回の放送は料理以外でもB級ネタを取り入れているわけですな。

しんのすけは待合室に戻ってしまい、「つるおねえさんのおんがえし」なる絵本を呼んでいました。それで、しんのすけは連れ戻され、先生からウインクをされますが、「かわいくない」と言います。かわいくないというより、キモイですね。

しんのすけは「オラがこの怪人に「あー」とか「いー」としか言わない戦闘員に改造されしまってもいいの。せめて強い怪人ならいいけど」とひろしに訴えますが、たぶんしんのすけは「アクション仮面」に登場するブラックメケメケ団の戦闘員(雑魚キャラ)とウミウシ長官ビジョーやチンパン総督モンキッキら幹部を意識した発言なのでしょう。どうせ改造されるならブラックメケメケ団首領のメケメケZが一番でしょうが。

ちなみに、この先生は時々改造するかも、おねいさんはついうっかり改造するかもと、しんのすけをいじったりします。それでもしんのすけはおねいさんに検診を受けることを説得されたかと思いきや、ひろしが代わりにやることになります。

ひろしは怪人の格好をした先生の検診を受けますが、その姿は子供じゃきついようです。で、目を瞑るとまぶたの裏にみさえの顔が。「俺って愛妻家?」と思うひろしですが、やはり根は愛妻家なのですね。

しかし、目を開けると化物のお面をかぶった先生を見て、びっくりするひろしです。この先生みさえの姉のまさえみたいなことをするんだな。

しんのすけはおねいさんに「オラのすべてを見て」と服を脱ぎだしたりしますが、ああいう淫靡な雰囲気の漂わせた台詞って、なんか良いですね。

そして、おねいさんの言われたままにひろしを応援しますが、「ほらほら父ちゃん、アクション仮面だぞ」とアクション仮面の人形を振りかざします。すると、おねいさんは「おねえさんがいっぱい」という写真集を開いて、「ほーら、ひろしくんの大好きな水着写真集だよ」と見せます。ただ、ひろしだっておねいさん好き以前に常識人であるわけで、ただ、あきれるだけです。

すると、ひろしは手足を拘束されますが、あの歯医者には絶対に行きたくないですね。きっと係長くらいの怪人に改造されるのではとしんのすけが言うと、先生は今回は特別に課長怪人にしてやると言い出します。で、虫歯になりかけているところを改造ではなく治療をされます。

しんのすけは助手であるおねいさんに手伝ってもらって何も怖くなかったそうです。一方、怪人に負けた感じのひろしはマジで改造されそうな悪夢にうなされましたとさ。

今回はAB両パートともB級っぽい要素が入っており、しかもラストはおねいさんに大事されるしんのすけという、しんのすけにとっては理想的な展開になっていました。

ちなみに、私は2010年3月、当時留学していたイギリスから一時帰国した際に歯医者に行っています。実は、イギリスの中華料理屋で食事をしていた時、小石が混じっていて、それで奥歯の一部が欠けてしまったので、それを治すためです。イギリスでは歯は保険が効かず、多少欠けても問題ないと思い、そのまま放っておいたのです。そして、それ以来、私は3年以上歯医者に行っていませんが、たまには歯石を取るのに行った方が良いかもしれません。


Bパート後、ファブリーズのCMです。ファブダンスで検索するとリンクが表示される公式サイトでも鑑賞することができます。約2分のフルバージョンと30秒の短縮バージョンの2種類がありまして、テレビで流れたのは30秒の方でした。


エンディングでは、『B級グルメサバイバル』の映像が紹介されていて、同作品のOPの「キミに100パーセント」とEDの「RPG」の両方が使用されていました。

そんなわけで、今(放映当時の5月3日)もアツアツ公開中なので、未見の方も既見も方もぜひ。

あと、「RPG」のCDを30名に抽選でプレゼントされる企画がありましたが、5月4日のAM9時に締め切られたそうです。

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この記事へのコメント

青たこ
2013年05月08日 07:30
話の冒頭に出てくる「虫歯をなくそう!」のイラストの泣いてる歯が大変可愛らしいです(笑)

「耳の穴から手をつっこまれる」ですがかつて脅し文句で「耳の穴から手入れて奥歯ガタガタ言わしたろか」というモノがありまして歯科医の怪人の名が「オクバ・ガタガターン」になっているのもこれを踏まえてでしょう。
他にも「ドタマかち割ってストローで血吸うたろか」なんてのもありますが怖いというよりコミカルな印象です。
私の親なんかも使ってたんですが元は大ヒット番組『てなもんや三度笠』での決まり文句のようです。
http://www.maboroshi-ch.com/old/ata/day_08.htm
チョルス
2013年05月09日 02:59
>青たこさん
「虫歯をなくそう!」のイラストですが、確かに可愛らしいですね(笑)

そういえば、「耳の穴から手入れて奥歯ガタガタ言わしたろか」という脅し文句は聞いたことがありますが、やはり元ネタがあったようですね。「ドタマかち割ってストローで血吸うたろか」というのも聞いたことがあります。映画の『ヘンダーランド』でス・ノーマンが似たようなことを言っていましたね。
リンク先を拝見しましが、『てなもんや三度笠』の決まり文句だったようですが、非常に有名になって、『クレしん』でも引用されるようになったのでしょう。
しんきち
2013年05月19日 20:45
こんばんは!

前半登場の栄養士のおねいさんや後半に登場した歯科医院の看護師は、西原久美子さんが演じており、初期に坂井しのぶを演じた声優さんです。
しのぶが登場しなくなってもう18年位たつのかな…懐かしいなという感覚です。

歯科医は佐藤正治さんで、しんのすけに「スケスケおパンツのみさえです」と言わされたシロウマ宅配便の宅配係のおじさんやしんのすけに伊香保温泉で犬かきを教えてもらった親分さん(その後、野原一家のみならず桜田一家とも知り合いになる)、まゆつば社から政治献金を受け取ったとされる宇集院なる国会議員を演じており、懐かしい気持ちです。
佐藤さんは、カスカベ防衛隊がボーイスカウトに仮入隊した際の隊長のおじさん役でも出演されてましたね。

『クレしん』初期に出演された声優さんが、客演されることはいいなと感じた次第です。


ところで、私はチョルスなる人物から恫喝めいた書き込みを受けました。
チョルスさんとは真っ赤な偽者であると承知しておりますが、一応報告する次第です。

それでは失礼いたします。
チョルス
2013年05月20日 00:05
>しんきちさん
こんばんは。
当ブログでも初の書き込み、ありがとうございます。
西原久美子氏はかつて坂井しのぶを演じていたのですね。昔のキャラクターを演じていた方がまた別の役で出演してくれるとは、なんとも嬉しいものです。

佐藤正治さんも一回か二回しか登場していないものの、原作にも登場しているためかインパクトのあるキャラクターを何人も演じてきたのですね。こちらも嬉しいです。

掲示板にあった、私の名を騙った悪質な書き込みですが、ご迷惑をおかけしました。きちんと処理しましたので、ご安心ください。
青たこ
2013年05月20日 08:36
佐藤正治さんは近年の放送で『旅に出るとおいしいゾ』『さよならミッチーヨシリンだゾ』にも出てましたね。
この方、個人的には『キン肉マン』のイワオとバッファローマンの二役の方という印象です。
『機動戦士ガンダム』『Dr.スランプ アラレちゃん』『DRAGONBALL』などでよく脇で何役もやっていました。
『雲黒斎』の猫ノ進役・戸谷公次氏とはよくコンビを組んでいた気がします。
スランプの園長先生みたいな温厚な演技もありますが基本的にドスを利かせたおっかない役が多いので怖い印象だったんですが、
『旅に出ると~』でのビジネスホテルの優しい従業員や『さよなら~』の頑固なマシリン役、『怪人歯医者』の子供好きな歯科医などはだいぶイメージが変わりました。
最近の『DRAGONBALL』関連の映像では亡くなられた宮内幸平さんに代わり武天老師役に就任なされた様ですがそうなると悪役の方はもうやらないのかな?
チョルス
2013年05月20日 22:08
佐藤正治さんといえば、仰る通り、『ドラゴンボール』で亀仙人(武天老師)の声を演じていたのが印象的でしたが、近年の『クレしん』のテレビアニメにもけっこう出ていたのですね。
『クレしん』に限らず、様々なアニメ作品で演じておられ、まさに名脇役という感じがしますね。
最近は悪役をやっておられないそうですが、今後も人気や知名度があればオファーがくるかもしれませんね。

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