ならはしみきさんはお休みです

8月24日放送のテレビアニメ感想いきます。タイトルでも書いている通り、今回はならはしみきさんの声がありませんでした。つまり、みさえの出番が無かったわけで、Bパートのラストで少し登場していましたが、声はありませんでした。

「スキマにはまったゾ」
(脚本:川辺美奈子、絵コンテ:義野利幸、演出:平井峰太郎、作画監督:原勝徳、原画:原勝徳、前田一雪)


今回の話の作画監督は原勝徳さんですが、原さんの作画も良いですね。あまり目立った特徴はありませんが、だからこそ非常に安定感がありますので。

公園にて、マサオ君がアクション仮面の人形、それもレアなポーズのものを見せびらかして、専用の道具で飛ばすこともできます。で、飛ばすのを披露したら、飛んでいったアクション仮面の人形はキノコ母子の石像と水飲み場の間にある隙間に入ってしまいます。

この話はそのスキマにはまったアクション仮面をどうやって取るかという、それだけの話でして、それだけで1話を作るとはなかなか凄い気もしますね。普通なら、もっと他の展開もあっても良いのではないかとも思うのですが。Bパートも似たようなもので、こういう話って『クレしん』ではたまにあるのですよね。

さて、どうやってスキマにはまったアクション仮面を取るがですが、最初は風間君が木の枝で取ろうとします。しかし、しんのすけが耳に息を吹きかけて失敗、アクション仮面人形逆立ちなのが倒れて却って取れにくくなり、マサオ君は泣き出します。

そこで、はさんで取れるものということで、しんのすけはザリガニを2匹動員します。しかし、あのザリガニはどこから調達したのでしょうか。野原家で元々飼っていたザリガニなのでしょうか。

右手に持っているのがザリー、左に持っているのがガニーでして、風間くんから役に立たいと言われてヘコむザリーとガニーですが、やってみることになって元気を取り戻します。ゲンキンなザリガニですね。

それで、糸でザリーとガニーをスキマに下ろしまして、ガニーがアクション仮面をはさみます。そして、しんのすけが引き上げますが、もう少しで取れそうなところで糸が切れてしまいます。私の予想では、ガニーがはさみを開いて落としてしまうと思っていましたが、糸が切れるという展開は予想外でした。糸は簡単に切れるとは思いませんので。どんだけもろかったのでしょうか。

ガニーは糸が切れたのでスキマの中にとどまり、ザリーのみが回収されます。

マサオはまた泣きだします。ザリーは水飲み場に置かれます。

この次は、ボーちゃんが鼻水で取ろうとする作戦に出ますが、鼻水はもう少しのところで届かず、無念。スーパーエリートのボーさまと言えども、さすがにあそこまで長い鼻水を出すのは無理だったようです。

スパエリの断念を見たしんのすけは、スキマ人生がお似合いだとマサオ君に暗に諦めることを勧めますが、またしても泣きだすマサオ君。

ちなみに、スキマ人生で思い出したのですが、スキマ産業への就職はそれこそ穴場だったりします。

BtoCではなく、主にBtoBの、一般の消費者が手に取るような商品ではなく、特定の企業にとっては欠かせない製品を販売するニッチな産業に特化した企業です。例えば業務用の機器を製造する企業などですね。

こういうところは競合相手も少なく、一般の消費者を相手にする企業よりも、景気の変動に左右されにくいとされているので、意外に穴場だったりします。就職活動で、誰もが知っている大企業を受けてみるのも良いですが、あまり知られていないけど、堅実でしっかりしているこの手の企業への就職も視野に入れてみるのも良いでしょう。

風間君は助けを呼ぶように言いまして、しんのすけは大人ではなくシロを連れてきます。風間君は起こりますが、ドッグ界のスーパーエリートのシロさんをバカにしちゃいけませんぜ。そういうわけで、シロに穴を掘らせ、掘り進めさせる 結局シロ旗上げるシロでした。クレしん界きってのスーパーエリートのボーさまでさえ、断念したのですから、ドッグ界のスーパーエリートのシロさんでも無理だったということか。

その次にネネちゃんが来まして状況を知ったネネはリアルおままごとのシナリオを思いついたのだそうです。上司と部下の板挟みに苦悩する中間管理職のOL云々(←この「云々」となっているOLから先のネネちゃんのセリフがどうしても聞き取れません。聞き取れた方はよろしければ教えてください)という話ですが、今回はOLですか。ということは、ネネちゃんが自ら演じるのでしょうか。あるいは、マサオ君の女装させて演じさせたりして。

で、ネネちゃんはリアルオママゴを条件にフィギュアを取ろうと、小石をぶつけて動かそうとしますが、フィギュアが壊れるから却下。ネネちゃんは怒って人に頼るなマサオと責めますが、確かにマサオ君、他力本願でドラえもんに頼るのび太を思い起こさせます。

さて、しんのすけとシロが水遊び(お水怪人ごっこ)をやっていて、そこからホースを使って水で動かすという作戦を遂行する風間くんです。水は分厚い木の板に切れるんだということですが、このアイディアはしんのすけのおかげで言われ、否定しきれないのが腹立つという風間くんでした。

でも、石が邪魔でなかなか動かせず。水をMAX強くするも、結局これもうまくいきませんでした。

またしても泣き出すマサオ君ですが、今回のマサヲはこちらの動画(1時間8分49秒あたり)でムトウ監督が「マサオ泣いてばっかり」という発言を思い出しますな。

しかし、ガニーがスキマから出ようとしてフィギュアごと歩いて取ってくれまして、意外にもあっけなく解決してしまいました。ガニーの糸が切れた際、私はガニーがハサミを開いてしまうと予想して、ガニーの糸が切れたのは意外でしたが、糸が切れたのはこの解決の伏線だったようです。ハサミを開いてしまうと、ガニーもスキマから救出されるので、ガニーがアクション仮面を運んでくれるという展開にはなりませんでしたので。

風間君はガニーに指を挟まれて、ガニーの友情の握手は痛いと解釈するしんのすけでした。こうして、何かトンでもないオチがあるわけでもなく終わるのでした。私は個人的に、アクション仮面の人形はスキマから救い出されるものの、一部破損してしまうという展開を予想していました。


Aパート後、ドラえもんからのなぞなぞです。

Q.「はははは」と笑ってしまう場所は?

ヒント しんちゃんのパパが言うオヤジギャグに出てくるよ!

「○○に走れ!!」



「夏の帰り道だゾ」
(脚本:坂口和久、絵コンテ・演出:平井峰太郎、作画監督:木村陽子、原画:木村陽子、長島崇)


東武線の電車の中、ウトウトのひろしとスマホをいじっているの川口。

「次は春日部でございます」という車内アナウンスが流れ、ひろしはそのまま帰ることにします。その日は契約も取れたので、川口に任せることにして、ひろしはいつもよりも早く帰ります。

帰る途中、古利根川と思われる河原でシロとしんのすけを見つけます。ひろしは土手の上に上がって、その姿を見つめるしんのすけ。

くたびれたひろしは、「父ちゃんお疲れ」と言ったしんのすけに、出迎えても良いんじゃないかと言いますが、しんのすけは疲れることは嫌だと言います。5歳児のくせにリアリストだな、しんのすけ。

その後、しんのすけは土手で寝そべるひろしの上に乗ったり、自転車のアイス売りからアイスクリームを買って食ったり、ひろしは早く仕事を「切り上げた」というと、「切られた」とリストラとしんのすけは勘違いしたりします。

その後、河原を見つめるひろしとしんのすけ。ひろしはしんのすけに幼稚園の近況などを聞こうとするが、夏休み中だと突っ込まれる。この間、ひろしとしんのすけは川に石を投げますが、ひろしよりもしんのすけの投げた石の方が、はねた回数が多いです。以下に、ひろしとしんのすけの投げた石がはねた回数を記録しておきます。


ひろし3回
ひろし4回
ひろし0回(ここで夏休みだとしんのすけ突っ込まれる)
ひろし2回

しんのすけ13回(みさえのマネしてひろしを責めつつ)
ひろし4回
しんのすけ7回
ひろし1回
しんのすけ8回
ひろし3回
しんのすけ7回
ひろし2回
しんのすけ9回



ひろしは8回投げて計19回、平均で2.375回。
しんのすけは5回投げて計44回、平均で8.8回。

平均値から、しんのすけはひろしの約3.7倍のテクニシャンであることが分かります。しんのすけの腕前マジでパネェな。

さて、この後マラソン中のおねいさんにみとれる二人ですが、その直後夕立に遭います。ひろしは「橋に走れ」(←Aパート後のクイズの答え)とオヤジギャグを飛ばしまして、橋の下に避難します。橋の下と言うと、「あしたのジョー」の丹下ジムを思い出したりしますが、丹下ジムの上の泪橋(でしたよね)より立派ですね。

ひろしはしんのすけの体をふきますが、頭ふかれるしんのすけ可愛いな。その後、しんのすけはシロをふいて、ひろしにふけばと言いまして、順番が違うと突っ込まれます。

このひろしのセリフは、シロが犬であることを意識してのものでしょうが、どうもしんのすけはシロを犬、動物と認識していない、むしろ人間の兄弟だという感覚でいることを示唆するシーンだと思います。それは、劇場版の『ケツだけ爆弾』を観れば、一層分かることではないかと思います。

夕立なのですぐに雨は上がり、ひろしは競争しようと走り出しますが、しんのすけたちは走りません。で、しんのすけはひろしをしゃがませて、そのままおんぶしてしまいます。

この話のしんのすけは、自らの欲得のためにひろしをこきつかいますが、ひろしの機嫌を決定的に損ねたり、怒らせるようなことはせず、うまく良好な関係を維持しつつひろしを使うわけです。このしんのすけの行動は、現代のビジネスパーソンにとって、自らの利害と上司や部下との関係のバランスをいかに取るかという点において、参考になるところがある気がします。

それにしても、ひろしにおんぶしてもらって喜ぶしんのすけも可愛いですね。一緒に帰れるのは楽だから良いと言っちゃうしんのすけですが、ひろしはしんのすけが重くなったと、なんだかほのぼのとしますが、しんのすけがひろしの頭にコメントしようとすると、そのほのぼの雰囲気が壊れます。カーブミラーと手鏡でハゲの度合いを慌ててチェック しますが、しんのすけに「手鏡持ってる係長って」と突っ込まれます。まあ、秋田のじいちゃんの頭から、ひろしも30代のうちに髪の毛がなくなっても不思議ではないですね。

その後、やきとり屋でしんのすけがおごるとか言いだして、しんのすけはみさえからお金をひろしに渡します。さらにニンジンやタマネギなどのメモも渡されて、実はしんのすけはみさえにおつかい頼まれていたことが分かります。

しかし、しんのすけはアクション仮面を観るために、買い物をひろしに押し付けます。この辺りの人間操作術と言いますか、ひろしをうまく使うなとちょっと感心します。ビジネスパーソンとしての観点からすると、今回のしんのすけの行動はなかなか興味深いものがあります。

ラストは縁側でカレー(飲み物は緑茶?)食べるしんのすけと、焼き鳥とビール食すひろしのシーンで「たまにはこんな夏の日もありだよね~」と締めくくられます。

本日は、AB両パートとも何かオチがあるわけでもなく終わりましたね。まあ、こういうマターリした感じの話も良いですけどね。


Bパート後、CMも無くすぐにエンディングに移りました。「20周年ありがとう企画 オラの名曲ベストセレクション」のエンディングです。この時のシーンの映像では、これまでと同じく左から「オラはにんきもの」、「とべとべおねいさん」、「年中夢中"I Want You"」からの映像です。

「これまでの主題歌・エンディング曲から選んだゾ」ということで、今回は「オラの名曲ベストセレクション No.06」、「ダメダメのうた」です。2000年~2003年まで使われていました。かなり最近の歌なので、あまり懐かしい感じはしませんでしたが、この主題歌が使われていた当時もまだ地上アナログ放送だったので、デジタル放送の今とは画面の縦と横の比率が異なっていたため、横に空白があります。

あと、これは毎回書いていますが、この「ダメダメのうた」の監督欄は「原恵一」だったのですが、「監督 ムトウユージ」となっていたのは、何か感慨深かったです。


本日の放送は、記事のタイトルにもしていますが、ならはしみきさんこと野原みさえの声が聞けませんでした。みさえはBパートのラストでチラッと登場していましたが、ひまわり役のこおろぎさとみさんと同じく声がありませんでした。みさえとひまわりの声が聞けない話はかなり珍しいです。そういうわけで、今回は非常にレアな話だと思います。

私がみさえとひまわりの声が無いことに気付いたのは、エンディングの「声の出演」でしんのすけ(矢島晶子女史)とひろし(藤原啓治氏)だけの表示を見た時でした。まあ、厳密にはエンディングでみさえの声も聞けましたけどね。


この後、今回のAパート後のクイズの回答方法についてでした。以下に引用します。


Q.「はははは」と笑ってしまう場所は?

かわ(川)0180-999-561
はし(橋)0180-999-571

正解と思う方に電話してね
お電話は明日あさ10時まで受け付けます



正解したお友達には抽選で藤子ミュージアム1周年記念ピンズを100名様にプレゼントがされるとのことで、当選者には8月25日以降に電話連絡があるそうです。また、夏休み中に全部で4回出されるなぞなぞの答えを集めて応募すればドラえもんかしんちゃんがキミの所に遊びに行くよとのことです。


最後に、「しんちゃんからのなぞなぞ」とのことで、「Q.スポーツ選手が大きな声で呼ぶ人は?」の答えは「先生」でした。

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この記事へのコメント

青たこ
2012年08月26日 09:56
私的には主人公はみさえさんなんで(まあ初期の頃だけっぽいですが)「喋らない」というのはガッカリですな(笑)
カスカベ防衛隊が結成された辺りでみさえ未登場の話も増えてそうですが。
『ルパン三世』のTVアニメでは相棒の次元大介が登場しない話は長らくたったの1話しかなかったそうですが(不二子が主役の最新シリーズが作られたので今は事情が違いますが)みさえ未登場というのは結構ありますね。
流石にしんのすけが出ない話というのは無さそうですが。
(ルパンは最新シリーズ以外は全話登場。原作漫画は出ない話もある様ですが)

「はははは」で何で「橋」なのかと思いましたが「は」×4で「は・し」なんですね。今気付きました(笑)
こいのぼり
2012年08月26日 18:48
最近のクレしん映画の作画や演出面には何か違和感を感じます。何なんでしょうこのうまく言い表せない違和感は・・・・。
青たこ
2012年08月26日 21:36
ネネちゃんの台詞の件ですが録画したHDDに記録された字幕は
「次のリアルおままごとのシナリオは上司と部下の板ばさみで苦悩する中間管理職のOLでそのダンナは頑固なハサミ職人ってシチュエーションにしましょう。名作のにおいがするわ!」
となっておりました。
ss
2012年08月26日 22:43
水切りは「ちくわともやしだゾ」でもしんのすけが3週間練習したマサオを驚愕とさせる腕前を見せていましたが、まさかまた見られるとは思いませんでした。
ネネちゃんが石を拾うとき、拾ったと思われる仕草をしたのに地面には石がおいてあるところが気になりました。(分かりにくくてすみません)石を落とすところはほぼいじめとしか考えられませんでした。
矢島晶子女史って…(笑)本当に矢島さんが好きなのですね
チョルス
2012年08月27日 00:45
>青たこさん
みさえが「喋らない」のは非常に珍しいですね。みさえの登場しない話があっても、AB両パートで台詞が全くないのはかなりレアではないかと思います。
『ルパン三世』で次元大介が登場しない回が、1話だけあるのですか。1話というのは、非常にレアですね。次元はみさえ以上の重要なキャラクターなのですね。

「はははは」が「は」×4で「は・し」というのは、私も最初は気付きませんでした。青たこさんのこのコメントを拝見して初めて分かりました(笑)

また、台詞の件もありがとうございます。ハサミ職人ですか。これまた妙なリアルおままごとになりそうですね。
チョルス
2012年08月27日 00:46
>こいのぼりさん
違和感を感じられますか。私は特に感じませんが、初期の『クレしん』と今の『クレしん』は大きく異なりますね。ですから、今も徐々に作風が変化していて、もしかしたらそれを敏感に感じ取られているのではないでしょうか。
チョルス
2012年08月27日 01:35
>ssさん
そうですね。「ちくわともやしだゾ」(2011年12月2日放送)でも、しんのすけの凄腕が披露されていましたね。ネネちゃんのやっていることは確かにいじめに近い気がします。ネネちゃんに対する視聴者の反発も大きくなる気もします。
私は矢島晶子さんのみ「女史」という敬称を使っています。声優界の最高峰という最上の敬意を示すためにです。私は矢島さんが大好きですから(ちょっとキモイですね)
ちなみに、脚本家の翁妙子さんは、「翁御大」と呼んでおります(笑)

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