なめんなよ

6月3日放送のテレビアニメ感想いきます。

「犬の飼い方教えるゾ」(脚本:中弘子)
マサオ君が犬を飼うかもしれないという今回のお話、しんちゃんは犬は飼わない方が良いと言いだします。おやつを分けなければならないというところで、シロが心の中で「もらったことないゾ」と反駁しますが、語尾にカタカナの「ゾ」を付けるとは、飼い主に似るものなのでしょうね。

それと、チョコビにはケツだけチョコビなんてのがあるのですか。何でも悪いことが起こるというジンクスがあるらしいですが、初めて聞きました。ケツだけチョコビとは、製造元もしんちゃんの嗜好に近づいているという事でしょうか。

マサオ君が買いたがっている犬は、隣の白い子犬で、その子犬のいる家の前には「イあげます」という貼り紙があり、白い犬には「エーデルワイス」と名付けるつもりらしいです。エーデルワイスって、『サウンド・オブ・ミュージック』の中に唄われた歌でしたね。

マサオ君はその白い犬を見た時にピピッときたと言っていましたが、私も進学や就職でピピッときた学校や会社はありますが、ほとんどがダメになっていたりします。まあ、世の中そんなもんだと思いますが、案外こういうところに伏線があるのかも。

ペットショップで色々なワンちゃんのエサや犬小屋が売られていますが、近年のドッグフードは栄養状態が非常に良く、飼い犬の寿命も延びているようです。昔は飼い主の残飯がエサで、犬の寿命も短かったようですが、最近では15年以上生きる犬も珍しくなくなってきているそうな。

それと、犬小屋のコーナーを見た時、私は「シロの家を作るゾ」(1992年6月1日放送)を思い出しました。シロの犬小屋は最初ひろしが作ったのですが、ひろしとみさえで壊してしまい、結局犬小屋を飼うことにしたわけです。3万8千円もしたのですよね、シロの犬小屋って。

この店の中で、しんちゃんはシロに「なめ猫」の格好をさせますが、実に懐かしいネタを持ってきましたね。私が小学校低学年の頃、当時住んでいた家の近くに年季の入った(古ぼけた)駄菓子屋さんがあり、そこのガラス窓に「なめ猫」のポスターが貼られていたのを今でも覚えています。

学生服にハチマキ、暴走族の風体、そして「なめんなよ」と書かれたフレーズが非常に印象的でした。まさかクレしんでこのネタが登場するとは。もっとも、「なめ猫」の格好をさせられたシロは犬ですし、ハチマキは「なめちゃイヤン」と書かれていました。

それと、この話ではシロの「わたあめ」や「ちんちんかいかい」を見ることができて、なかなか貴重な話だとも思いました。

その後、マサオ君は犬をもらいに行ったと思いきや、実は貼り紙は「イヌあげます」ならぬ「イスあげます」で、マサオ君はイスをもらって帰ってきてしまいます。

マサオェ…。

貼り紙を見間違えるとは。ただ、マサオ君は親と子を引き離すのはかわいそうという飼い主のおばさんのひとりごとを聞いて、納得しましたとさ。というか、隣の庭のひとりごとって、2階の部屋でも聞こえるものなんでしょうか。マーくんの聴覚パネェな。


「お金をひろったゾ」(脚本:翁妙子)
スタードラッグという店で買い物したみさえはしんちゃんの持っている袋が破れかけており、エコバッグを取り出そうとするものの、その際に千円札を落としてしまいます。

その千円札を拾ったしんちゃんは落し物だと勘違いし、みさえに言われて交番に届けることにします。それにしても、このみさえのお金の扱い方には問題があると思います。もちろんネコババすべきと言っているわけではなく、そもそも自分のお金だと気付かないような、ずさんなお金の管理の仕方という意味です。詳しい事は後述しますです。

それにしても、一億円を拾った主婦として実名入りで新聞やテレビに載ったら、悲惨な事になると思いますが。しんちゃんやひまわりが誘拐される可能性も高まりますし、周りからのやっかみや妬みも免れないと思います。1995年12月25日に放映された「劇画クレヨンしんちゃん」での宝くじの教訓を思い出していないようで。

しんちゃんがマ●リッ●スのモノマネで千円札をよけて、みさえがお札をお尻に押し付けるシーンでは、意図的ではないにしても、やはりみさえはお金を大事にする意識が欠けているように思ったりします。みさえのやりくりが下手なのは、こういう意識のあり方に原因があるかも。

交番に届けた後、タイムセールが行われるというわけで、みさえとしんちゃんは走りますが、みさえは右の足首を捻挫してしまいます。で、結局タイムセールは断念せざるを得なくなります。

それにしても、交番に届けた千円は実はみさえの落としたものであるということにどうやって気付くのだろうかと、不思議に思いつつ見ていましたら、その夜にひろしが秋田県のローカルヒーローである超人ナマハゲンジャーなるキャラのふるさと切手の話を持ち出します。

なんでも、その切手を買ってきてほしいために、ひろしはみさえに千円を渡し、その千円がカバンの中に入れていたということで、それでようやく落とした千円札は自分のものであったことに気づきます。

ちなみに、ひろしはなまはげが苦手という設定だったはず。2008年1月11日に放送された「秋田に里帰りだゾ」のBパートの映像を確認してみても、確かにひろしはなまはげを物凄く怖がっていました。スタッフの人たちは、3年半前のお話を忘れているのかな。

ところで、この話を見て思い出したのが『稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?』(サンマーク出版)という本です。

タイトルはかなりキャッチーですが、長財布を使うという事は、お札を折り曲げる必要が無く、そこからお金をきれいに管理することができます。つまり、お金を大切に使う、粗末に扱う事をしない人は、より稼ぐ傾向があるという事が言いたいそうです。こちらのページにも本の紹介がされています。

無造作に千円札をカバンの中に入れて、落としても気付かないようなずさんな管理をしているみさえでは、なかなかお金を引き寄せることができないという事なのでしょうね。お金をもっと大切に扱いましょうという教訓が含まれているようにも見えるお話でした。スタッフの人たちは『長財布』を読んでたりして。

それで、半年間は千円を交番に預けるということになりました。無利子の大銀行みたいですね(大銀行はつぶれないと言わていましたから。近年はその定説が崩れていますが)。


「クレヨンしんちゃん名作劇場」(脚本:本郷みつる)
1993年12月20日に放送された「冬の国の冒険だゾ」の一部が流れました。山形新幹線の400系車両(のミニチュア)が登場していましたが、昨年に400系は撤退したのですよね。当時は昨年(1992年)に運用されたばかりで、まだ珍しいミニ新幹線として結構注目もあったのではと思いますが、あれから19年も経ったわけで。

それと、まつざか先生が魔女として登場していましたが、「夢の世界の大ボーケンだゾ 」(1993年4月5日放送)でも魔女のまつざか先生が登場していました。魔女は魔女でも着たいものを着るニューウェイブの魔女ね。

そういうわけで、名作ランキングリクエスト受付中の告知が、テレビアニメでもなされました。おそらく、この告知は8月26日の放送分まで続くでしょう。



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この記事へのコメント

権兵衛
2011年06月07日 01:25
マサオは貰う予定の犬にエーデルワイスという名前を付けると言った際のしんのすけの表情、珍しいですね。あれはしんのすけなりにボケたんでしょうか。
エーデルワイスは日本語に訳せば「高貴な白」という意味で、白が入っています。マサオは知らなかったでしょうけどスタッフは知ってたんですかね。
ペットショップに行くと「忍犬用」と書かれたドッグフードらしき商品がありました。一体どんな層にニーズがあるんだか。しんのすけはシロになめ猫ならぬなめ犬の格好をさせていましたね。数年前、なめ猫25周年を記念してCDが発売されるなどリバイバルブームが起こってましたが非常に短期間でした。ラストはマサオはイスとイヌを見間違えていたということでしたが先のエーデルワイスとイスとかけてたりして。
自分の千円札を交番に届けてしまうとか鈍感ですねみさえは。一億円拾って実名で報道されたら大変なことになるでしょう。かつて一億円を拾った大貫さんは脅迫状が届いたりしたものだから短期間ですが家に警備員を常駐させていました。また、受け取りに行くときは自作の防弾チョッキを着て行ったそうです。
届けに行ったら警察官が「届けてから6か月、持ち主が現れなかったら拾った人のものになる」とか言ってましたが2007年に遺失物法が改正されて原則3か月になったんですけどね。交番勤務の警察官がそれを知らないはずは無いんですがスタッフのミスですね。大貫さんの事件で6カ月と覚えてしまっている人は多いかもしれません。
ひろしはなまはげが嫌いなのですか。それが分かるシーンは記憶にあるませんがそうなんですか。そのシーンは覚えていませんが実物が嫌いなだけかもしれません。
ミルクティー
2011年06月07日 06:21
シロは時々飼い主に似た行動をとることが多いです。後ろを向いて笑ったり、可愛い犬をナンパしたりと…。この話はマニアックなネタが多いですね。「叫び」とか、「なめ猫」とか。(なめ猫については全く分からない年です)
親と子供をひき話すのはかわいそうですが、この声が隣の家の2階まで聞こえるとは、隣人は声がデカいのでしょうか。
1億円を拾ったら大変なことになります。宝くじで当たったとしても危険かもしれません。そもそもみさえの妄想で「主婦が1億円!!」と出ていましたが、こういう記事が出たら、とんでもないことになるでしょう。顔写真も出ていますし…。みさえも空き巣入れられたここともあるのに教訓が生かされていないですね。
ローカルヒーローについては、地方のものはたとえ嫌いでも欲しいかもしれません。なまはげは嫌いだけど、グッズが好きだったり。
チョルス
2011年06月08日 00:09
>権兵衛さん
エーデルワイスと聞いた時のしんちゃんの表情は、確かにあまり見ないものでしたね。あれがボケを表しているのでしょう。
「エーデルワイス」という語が「高貴な白」という意味は、検索すれば簡単に調べられますし、スタッフの方々もおそらく知っていたと思います。
忍犬用って、何なんでしょう。忍者のような犬に育成するためのエサなのでしょうか。わけが分かりませんね。
「なめ猫」は個人的にも非常に懐かしいネタでしたが、(短期間だったせいか)リバイバルブームが起こっていたのは知りませんでした。
一億円を拾ってそれがマスコミで報道されたら、かなり悲惨な目に遭っているでしょう。数億円もあれば十分に一生暮らせるので、春日部から逃げて別の街にこっそり越してしまうという手もあるでしょうが。大貫さんという方は警備員を常駐させたり防弾チョッキを着用していたのですか。あまり幸せとは言えない気がします。
遺失物法を調べてみましたが、確かに3ヶ月に短縮されていますね。おそらくこれはスタッフのミスでしょう。
ひろしがなまはげを嫌がっているのは、2008年1月に秋田に里帰りした話で判明しています。ローカルヒーローなら平気らしいですが。
チョルス
2011年06月08日 00:09
>ミルクティーさん
最近、妙に懐かしかったりマニアックなネタが多いような気がします。昔のネタを持ってくるのが、スタッフの間で流行っている可能性が高いですね。
隣人の声ってそんな簡単に聞こえるものなのか、不思議に思いましたが、地声が大きければ聞こえるのかも。
みさえは一億円が報道されることのリスクを考えていませんが、マイナスの面までは頭が回っていなかったのでしょう。あまり冷静にはなりきれなかったわけで。
なまはげそのものは苦手でも、それを基にしたローカルヒーローなら大丈夫なのでしょう。ましてや切手ですし。

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