最後の試写会!金矛な93分!

♪チンポコじゃないよキンポコよん
 伝説だけと、どこかにある
 そんなお話、今年の映画
 嵐を呼んじゃう、勇者だよん


というわけで前回の記事で書きましたが、私は本日「映画クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者」の試写会に行ってきました。

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詳しい事はいずれ談話室に書きますので、ここでは試写会での経過を簡単に書いておきます。

9時45分:会場前に4列で並び始める(既に20人近くが並んでいる)
10時53分:会場の朝日ホールの中へ(11時近くなっても、昨年ほどは並ばず。人数制限しているため)。
11時50分過ぎ:開場(昨年までとは違い、劇場まで誘導される。劇場へ走るのを防ぐため?)。
席に着いた時、座席を何度か変更して、最終的に前から3番目のやや右寄りにあるC20の座席に。
12時26分:ブザー。→29分に再びブザー、場内は暗くなり、舞台は明るくなる。司会の前田有紀アナウンサー(テレビ朝日)が登場。
12時31分:前田アナから撮影禁止などの注意事項。その後、「しんちゃ~ん」と2回練習し、「しんちゃ~ん」と大声で呼ぶ。
12時32分:しんちゃんがひまわりを抱いて登場。
12時35分:春日部が生んだカリスマ主婦(笑)みさえと、出世街道まっしぐらのエリートサラリーマン(笑)ひろしの登場。
12時37分:DJ OZMA登場(ファンがやたら騒ぐ)。
12時42分~45分:OZMAの歌披露(本物のしんちゃんと16人のしんちゃん、ではなくしんさん(笑)もご一緒に)。
12時46分:矢島晶子さん、赤い紙で頭真っ白の(笑)ならはしみきさん、藤原啓二さん、頭真っ白の(笑)こおろぎさとみさん登場。
12時53分:声優さんたちの撮影。
12時56分:声優さんたち退場。しんちゃんとDJ OZMAとしんさん(笑)(この時、私の後ろに座っていた女性がDJ OZMAをナマで見た感動のあまりか「これは夢ですか?」と言う)。
12時59分:撤収開始。
13時:司会のみとなり、「人気者で行こう!」のCDとイチゴ味チョコビの宣伝。
13時2分:舞台挨拶終了。
13時3分~14時36分頃:「映画クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者」の上映。

次は、いよいよ「金矛の勇者」の感想です。いやあ、映画が終わった後、興奮が冷めずハイテンションだった私は、下りの混雑したエレベーターの中で「むひひひひ」と笑っておりました(これホント)。

それでは感想にいきますが、おや、私の分身9人が何やらワイワイ騒ぎ出しています。どうも、こいつらは本日試写会で観てきた「ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者」の感想を話したくてしょうがないらしいです。

というわけで、彼らに感想を話させてやりますが、なにしろ奇人変人何でもありの連中です。まあ、何か変な事を言ったら、私が管理人権限で削除すればいいんですが。というわけで、あとは連中に任せます。もちろん、ネタばれはありません。


(とある会議室。4つの長テーブルが長方形の形になって並んでいる。テーブルの前には9人分の椅子があり、9人がそれぞれ座っている。)

ハインリヒ 「管理人の許可も出たことですし、劇場版クレヨンしんちゃん『ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者』について色々話し合いたいと思います。えー、それでは意見があればどんどん出してみてください。もちろんネタばれは無しですよ」
フェルディナント 「いやあ、なんていうかな、そのプリ・・・、プリ・・・。ぐへ、ぐへ、ぐへへへへへ・・・。なんかいやらしくってよ。うひひひひひ」
オットー 「まったく、また出たな、色情狂め。鑑賞中に一体何を想像、というより妄想してたんだよ。」
フェルディナント 「うおおお!ダメだ!オレのバズーカーがオンファイヤーだぜい!」
オットー 「うわ!脱ぎだしやがった!誰か取り押さえろ!ズボンとパンツを一緒に脱いでやがる!」
ヨーゼフ 「このヤロ!やめんか!何がバズーカーだ。ミニウインナーがいいとこのクセに」
ヘルムート 「オラ!おとなしくしろ。暴れるな!まったく、興奮しやがって」
ハインリヒ 「えー、それでは、誰か他に意見は」
ルートヴィヒ 「この映画『ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者』ですが、劇中の冒頭でみさえに咎められる辺りのシーンにおけるしんのすけという人物の行動原理には、そもそも認識がいかなる過程によって成立するかという問題提起が暗示されているのではという解釈が可能となってくるわけであります。即ち、哲学者イマヌエル・カントによれば、認識とは各々の人物の主観によって成立しうるものであり、対象を模写するだけという客観的観念は意識や精神に回帰するわけであって、哲学者ヨハン・ゴットリープ・フィヒテもまた絶対的自我が基調となる観念論を支持したわけであり、このようなコペルニクス的転回を経てこそ、伝統的形而上学の否定へと・・・」
ハインリヒ 「あーもう、分かった分かった!他には誰か?」
カール 「ひろしのサラリーで大丈夫なのかと心配しました。やっぱり描写されていた分量から、かなりの負担になるのではと思うですが」
ヴィルヘルム 「なるほど、例のシーンについてですな。しかしまあ、ひろしはそれに比例するだけの出来事が起こっているから、そうでもないのではと思うのですが。もちろん、最初は反比例だが、例のあれが本格化した後は比例するのだから。」
ヘルムート 「しかし前半における、しんのすけだけが認識する一連のシーンは、なんだか奇怪だったなあ。ええと、何だっけ、あの作品を思い出したよ」
オットー 「フランツ・カフカの『審判』では?」
ヘルムート 「そう、それそれ!あれも日常と非日常という感じだな」
ルートヴィヒ 「カフカの『審判』における日常と非日常の狭間には『境界領域』というものが横たわっているわけです。しかし、この『境界領域』というのは言い換えれば生と死の挟間にある超現実的な世界であり、そもそも今回の『金矛の勇者』においてその概念が当てはまるか否かはまた別問題なわけです。さて、『審判』の哲学観が『金矛の勇者』にも共通する部分についてですが、しんのすけがテレビアニメにおける日常の生活を当然と思い込むことにより、人間の実存の危機に立たされるわけです。つまり、劇場版における展開はある種の救いという要素が含まれているという解釈も不可能ではなくなってくるわけです。結果、本作品においてしんのすけ、やがて野原一家はまさにその不安の解消のために単なる自己正当化を行う姿を晒すのではなく、各々のストイシズムを超越し、超自我と自我の対立における表層的漏洩をも抑圧しつつ、ジクムント・フロイトの説におけるエスの解放を無意識下において断行に踏み切り、しかもそれは完全なるものではなく自我における僅少的束縛といういわば隔靴掻痒とでも言うべき心情が含有された行動へと踏み切らざるを得なくなるわけであります」
フェルディナント 「まつたけちゃーん!ビヨヨ~~~~ン!」
ヘルムート 「ああ、また出しやがった!まったく、しょうがねえな!おい、おとなしくしろ!」
オットー 「やれやれ、世話が焼ける。まあ、そういう性分だからしょうがないかな」
ハインリヒ 「うーん、なかなか面白い感想も出てこないものですかね。まあ、ネタばれ禁止だからしょうがないですか」
フェレンツ 「ああ、もう!ネタばれ無しなんて面白くねー!オレがここでストーリーを全部バラしてやる!」
ヴィルヘルム 「何だと!やめろ!そんな事をしたら・・・」
ハインリヒ 「は、早く取り押さえなさい」
フェレンツ 「ええと、まず冒頭のシーンでは」
ヴィルヘルム 「わーわーわー!!!!」
フェレンツ 「そうそう、しんのすけに味方するあのキャラなんだけど」
ヘルムート 「あー!わーわー!!!」
フェレンツ 「実は(ヘルムートの叫び)…ぶ…(ヨーゼフの叫び)…な…(カールの叫び)…け…(オットーの叫び)…こ…(ヨーゼフの叫び)…つ…(ヘルムートの叫び)…ん…(ヴィルヘルムの叫び)だよなあ」
カール 「ヤバイ!おい管理人!直ちにネタばれ箇所を修正してくれ!」
ハインリヒ 「管理人頼みます!」

やれやれ、しょうがない。まあ、こうなることは予想してたけどね。ちょっと修正しますか。

フェレンツ 「●●●●●●●。●●●オープニングは●●●●●●●●●●●●●●。それでしんのすけは幼稚園から●●●●●●●●●●●●●●●。しかし●●●●●●●●●●●●●●●●ひろし●●●●●●●●」

うーん、いちいち文字を修正してたのでは効率が悪いから、思いきって削除してしまいましょう。読者の皆さんにも書いておかなきゃね。


(そのまましばらくお待ちください)


フェレンツ 「ラストでは●●●●●●●●●●●。●●●●●●●●●●●●●●●●●●●。エンディング●●●●●●●●●●●●きの●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●」

ハインリヒ 「ああ、よかった。管理人が処理してくれた。まったく、迷惑かけて」
フェレンツ 「ま、オレもしゃべる事はしゃべったからもう満足だわ」
ヴィルヘルム 「本当に、何を考えてやがる」
ハインリヒ 「まあ、とにかく続き行きましょう」
ルートヴィヒ 「理想の世界形成における野原一家をとりまく状況は、表層上の観点からすると社会学の祖であるエミール・デュルケームの提唱した集団本位による解釈がされうると思いますが、実際にはアノミーとほぼ一致するという解釈がされうると考えられます。しかし、アノミーの理論は批判もなされており、殊に1965年ジョンソン・バークレーが”American Sociological Review”で発表した論文 "Durkheim's One Cause of Suicide" によってほぼこの説の崩壊がなされているわけです。しかし、崩壊といえどもそれは概念が存在しなくなるわけではなく、そもそもアノミーは自己本位主義と概念的に同等で扱われるべきであり、まさに野原一家の周囲、殊に幼稚園における園児たちの心理的状況は自己本位主義に基づく点で非常に興味深いのであります。なぜなら、バークレーの理論によれば、自己本位主義により道徳的感情の弱まりを引き起こし、それこそが本作品における非日常の心理状況を極めて的確に示しうると思われるからであります」
オットー 「うーん、それにしてもこの作品はどうも明確な区別が見られないのではとも思うね。演出がジェットコースターというより、ジャンプというか、飛んで渡るというものではないかな。前作の『ケツだけ爆弾』や『アミーゴ』のアンチテーゼとして位置づけられるとも考えられるが」
ヴィルヘルム 「しかしまあ、まさかあの正体がねえ」
カール 「彼らの人格は、まさに本作品がシリアス一辺倒にならないという意志表示の象徴だね。そして、この作品における作風こそが、まさに10数年ぶりの原点回帰ときたものだ」
ヘルムート 「それにしても、『ハイグレ魔王』、『雲黒斎』、『ヘンダーランド』、『ヤキニクロード』、『3分ポッキリ』そしてアンチテーゼとも言えるはずの『アミーゴ』といった、これらの作品の・・・うーん、オマージュか、パロディか、有効利用か、劣化コピーか、何と言うべきか」
ヨーゼフ 「オマージュだろ」
オットー 「いや、パロディだ」
ヴィルヘルム 「有効利用でしょう」
カール 「劣化コピーでは」
オットー 「いいか、よく聞け!そもそもだな・・・」
ヨーゼフ 「俺が言いたいのはそうじゃない!同一のシリーズの作品において劣化コピーというのは・・・」
カール 「そういうものは普遍的に存在するものだ。つまりだ・・」
ヴィルヘルム 「違う!第一、観客はそんなもんでしらけるわけがない。しんのすけのケツだけ星人と同様なのであって・・・」
フェルディナント 「グリルなかちかちソーセージー!ビンビン~!」
カール 「ケツだけ星人は作品そのものにおいて古典的なギャグの地位を築いている。しかし本作品の・・・」
ヴィルヘルム 「そうじゃないって言ってるだろ!古典とかメジャーとかをどう線引きするかと考えること自体が無意味であって、だからこそ・・・」
ハインリヒ 「うらー!野郎ども!クソみてえな事ばっかぬかしやがやって!オレさまの背中の刺青が泣きやがるぜ!よく見やがれってんでい!このイタチの刺青こそが前科16犯を背負うオトコのシンボルってやつよ!」


私の分身たちの感想は、管理人大権の発動をもってここで強制終了とします。ネタばれ無しの状態で、これ以上やっても無駄だからです。

さて、ここで「金矛の勇者」の私の個人的な感想を簡潔に述べたいと思います。昨年のような「カンタム~~~~~!!!!!」といったものでも良いのですが、分身どもがさんざん言いたい放題言っていたので、私は素直にいきたいと思います。では、私の感想です。


「『ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者』、素晴らしい作品です!まさにクレヨンしんちゃんならではの名作です!前作の『ケツだけ爆弾』とは違った素晴らしさが堪能できます!私は私生活上の事情により、16作目だから16回鑑賞という事はもうできませんが、機会があれば、出来るだけ鑑賞したいと思います。時間とお金の余裕のある方は16回鑑賞してみてください!なんなら160回!」


それでは最後に、私と分身たち一同からのメッセージです。


せーの



「おかえりなさい!本郷監督!」

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この記事へのコメント

YUDAI
2008年04月14日 21:04
初期の劇しんが好きな僕にとって今作は喜ばしい内容になってそうですねぇ。楽しく拝見させていただきました。奇人たちの会話は何故か攻殻のタチコマを連想させる・・・
チョルス
2008年04月15日 00:43
今年の作品は、本郷監督のファンでしたら、非常に楽しめる内容に仕上がっていると思います。いかにも氏の作品だと感じられますので。
分身たちの会話ですが、私は攻殻機動隊を見たことがないので、偶然似たのでしょうね。

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