打ち切り!クレヨンしんちゃん消滅の日

「クレヨンしんちゃんの主人公は平気でお尻やちんちんを出している。非常に教育に悪い!」
「クレヨンしんちゃんの主人公は母親を「みさえ~」などと呼び捨てにする。親を侮辱する言動を描いたこの駄作の存在を、絶対に許してはならない!」
「クレヨンしんちゃんの主人公は幼稚園児のくせに、大人の女性をいやらしく見ている。このような淫らな作品は、叩きつぶさねばならない!」
「クレヨンしんちゃんの主人公は親に何度同じ事を言われても、まるで分かっていない、頭が非常に悪い子供である。このような作品を子供に見せてはならない!」
「クレヨンしんちゃんの主人公はお片付けもロクにできない。このような作品を野放しにしてはならない!」
「クレヨンしんちゃんの主人公の親は、体罰をやたら与える。このような作品はあってはならない!」
「クレヨンしんちゃんに登場する先生とやらは、奇人変人ばかりで、子供達にもからかわれている。このような作品は大人にも見せてはいけない」
「クレヨンしんちゃんの劇場版、テレビアニメを観てはいけない!一刻も早く終了させなければならない!原作の連載も打ち切りにしなければならない!」
「クレヨンしんちゃんの単行本、ビデオ、DVDは全て絶版にし、発禁にしなければならない。原作者、制作スタッフを逮捕しなければならない。そして単行本、ビデオ、DVDを所持者に即時処分させ、それでも所持している者も逮捕しなければならない。クレヨンしんちゃんをこの世から消滅させなければならない!」
「クレヨンしんちゃんの痕跡を一切残してはならない!この世から完全に存在を無くさなければならない。人間社会に毒を撒き散らす、あのクソ作品を。絶対に許せないあの駄作を!」
「何であんな作品がこの世に存在しているの?絶対に、絶対に、絶対に、許せない!許せない!!許せない!!!」

2007年(平成19年)という年は、クレヨンしんちゃんへの非難で幕を開ける。PT○をはじめとする団体・個人の罵詈雑言、誹謗中傷、暴言、妄言の数々。絶体絶命の窮地に立つしんちゃん!
その時、暗闇が立ちこめる中、黄色い光に包まれて、「子育てにとても大切な27のヒント」(汐見稔幸&野原しんのすけ一家/著)が現れた!
クレヨンしんちゃんがいかなる作品であるか、その答えはこの本にある。この本を買って、クレヨンしんちゃんを守ること、それがファンの心ではないだろうか。クレヨンしんちゃんに対する批判に応えるためには、「子育てにとても大切な27のヒント」はもはや必読の書である。
しかし、本はあくまでも本である。臨機応変に対応できるわけではない。この本を読み込んで、理解をさらに深める事が出来るのが人間である。それによって、どんな批判にも屈する事は無い。
クレヨンしんちゃんを愛する人々が、クレヨンしんちゃんを守り抜くことになるのである。
子育てにとても大切な27のヒント」―この本が大晦日の夕陽ならば、明日の初日の出は、他ならぬあなたなのです。

ムトウ監督流パロディシリーズ(その15)、でした。

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この記事へのコメント

鳴海みぐJr.
2012年06月11日 13:08
親を侮辱する言動を・・・・>
このアニメを私なんか中学生の頃、
数学の教師(♀)に「健太、図書室の本にかわいい女の子の絵を後書きに描くなんて、今すぐ消しなさい!」と叱られた時に、
「オラのアート、”アーシャ※”をみんなに観てもらおうと思ったのに、”妖怪アゴ出ババァ”。」って断りました。
「健太!」って言い返されても、「ベーだ!アーシャと先生みたいなアゴ出ババァを比べたら月とスッポンだ!アゴ出ババァの話なんか聞く耳持たねぇ。」と断りました。

※:ゲーム”モンスターワールド4”の主人公
  未見なら公式ページを見ましょう。

また、職員室で同じ先生にデンデン虫のテーマで
アゴ出ババァのダンスを見せました。

女教師を貶めた人数はこれで5人目です。
職員室でその先生と三者面談になっても
憮然とした顔をしていました。

今思い出しても笑いたいくらいです。
(しんのすけの態度を真似して優越感を得た。)
クレヨンしんちゃんはあがめたいアニメです。
--------------
失礼します。
鳴海みぐJr.
2012年06月11日 13:16
・追記・
憮然とした顔をしていました。>
先生(♀)が憮然とした顔をしていました。

今思い出しても笑いたいくらいです。
(”オラのギャグが理解できないなんて
  ヘソで茶を沸かすゾ。”)
チョルス
2012年06月12日 00:26
この記事を書いたのはもう5年半も前ですが、『クレしん』をめぐる状況は当時も今もあまり違わない気がします。
親や先生を侮辱するような描写があるとはいっても、現実的に子供はあのくらいのことはやるんじゃないか、と思うわけで、そういう意味で『クレしん』が現実を描写しているのだと思います。

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