輝け!カスカベ5兄弟

クレヨンしんちゃんにおいて欠かすことの出来ない要素を二つ挙げるとすれば,一つには野原家があり,もう一つにはかすかべ防衛隊があると言えるでしょうね。
しんちゃん,風間君,ネネちゃん,マサオ君,ボーちゃんという,かすかべ防衛隊の面々は,全員がそれぞれ違った個性を発揮しているのですが,それはかなり濃いキャラクターであるとも言えるでしょう。
特に,ネネちゃんが昔と比べて大きく性格が異なっていますが,これにも事情があるようですね。以下は原作編の「嵐を呼ぶ園児の復活」からの引用です。

「ネネちゃんの性格はは元々泣き虫で素直、つまりマサオ君と似ていたのです。しかし、ネネちゃんとマサオ君は共にクレしんの主要なキャラクターです。このように、性格の似た主要なキャラクターが2人揃うと、どちらかは不要となるか、「主要なキャラクター」の地位を降りざる得なくなるものです。
しかし、ネネちゃんの場合はそうではなく、全く別の性格のキャラクターを模索したことにより、主要なキャラクターであり続けることとなった、つまり、ネネちゃんの性格の変化は「主要なキャラクター」の地位を保つための、一種の自衛的な現象と言えるでしょう。
ではなぜ、その性格の変化がネネちゃんに起こり、マサオ君に起こらなかったのか。これは、母親の性格に起因している、つまり血筋を考えれば、マサオ君よりもネネちゃんの性格の変化の方が自然だからです。また、これ以降のネネちゃんとマサオ君には上下関係のようなものが形成されていきますが、その関係が逆というのは、倫理上よろしくないからだと思われます」

まあ,こういうわけで,ネネちゃんの性格が大きく変化したわけですね。
ところで,かすかべ防衛隊にはあいちゃんが加わっているような感もなくはないですが,かすかべ防衛隊と言ったら,やはり前述の5人であり,それ以外はもはや入る余地が無いかのように思えます。これは,劇場版を見てもそう言えるのではないでしょうか。
前述したように,かすかべ防衛隊の5人はなかなか濃いキャラクターで,しかも各々の不足している部分を補完し合う,つまり5人にはある種の調和が発揮されているように思えるのです。だから,もはやこの5人以外がメンバーに加わる余地は残されていないのでしょう。
個人的に言うと,私はネネちゃんの性格について,今より昔の方が良かったと思ったりしますが,今のネネちゃんの性格は必然だったと言わざるを得ないのでしょうね。

ムトウ監督流パロディシリーズ(その5)、でした。

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