クレヨンしんちゃん分析録

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zoom RSS 非難轟々 (笑)! 『野原ひろし 昼メシの流儀』

<<   作成日時 : 2017/07/14 00:00   >>

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『野原ひろし 昼メシの流儀』が、『まんがタウン』で好評連載中です!

と、言いたいところですが、実のところ「悪評連載中です」と言うべきかもしれません。このブログでもあらすじを書いている『昼メシの流儀』ですが、この漫画、ネット上ではかなり評判が悪いようです。

アマゾンのカスタマーレビュー、1巻はレビューの数が71ですが、最低評価の星1つが33、星2つが9で、半分以上が1か2の評価です。2巻のレビューの数は16で、星1つが7、星2つは2で、こちらも半分以上が1か2です。レビューでは非難で溢れかえっていますね。

その内容たるや、「原作者への冒涜」「臼井氏の墓前で土下座すべき」「どうしようもない漫画」「失敗した便乗作品」「糞漫画」「自分の事を野原ひろしだと思いこんでいる精神異常者」「関係者の頭の中だいじょうぶか」「吐き気がする」etcetc、すごい叩かれっぷりですね。

それで、NAVER まとめでもこんなページが作られて、さらにピクシブ百科事典でもかなり批判的な記述でして、挙句の果てに「自分を野原ひろしだと思いこんでいる一般人」というページまで作られる始末。『昼メシの流儀』の主人公は野原ひろしではなく野原ひろしと思い込んでいる一般人と扱われているわけです。そういえば、アマゾンのカスタマーレビューでも、そういう書き込みがありましたな。


俺は野原ひろしだ

誰が何を言おうと野原ひろしなんだ


この台詞もネタとして使われて、自分のことを野原ひろしだと思いこんでる一般人が『昼メシの流儀』の主人公だと見られているのですね。それと、ここでの書き込みを読んで思ったのですが、この作品の主人公は本当に野原ひろしなのか、突っ込みを入れながら読んでみるのも面白いかも。

話が横道に行きそうでしたが、アマゾンのカスタマーレビューやNAVERまとめ、ピクシブ百科事典は基本的に身元の分からない人間が書くものですから、内容が正しいという保証は全くありません。ですから、いくら叩かれているからと言って、『昼メシの流儀』が駄作と決めつけることはできません。

とは言っても、『クレヨンしんちゃん』のファンの中で、この作品を嫌っている人はけっこういるのでしょうね。強烈なアンチが一定数いることは想像に難くありません。

そもそも、詳細は後述しますが、『昼メシの流儀』の単行本はそんなに売れているわけではありません。単行本1巻のアマゾンでの売れ筋ランキングは28100位で、2巻でも14814位です。売れ筋のコミックを上位から見ても、レビューが70も超えている作品は、かなり少ないです。ということは、このカスタマーレビューの数はかなり不自然で、一部にアンチが書き込みしまくっているようです。挙句の果てに作画の塚原洋一氏に関しても、何やら変な噂が流れていますし。

さて、私は個人的に、この『昼メシの流儀』はけっこう好きな作品です。そうでなければ、このブログで毎月取り上げたり、『クレヨンしんちゃん研究所』でもページを設けることはしません。

私はアマゾンのカスタマーレビューなどに投稿したことはありませんが、もし『昼メシの流儀』に投稿すれば、星5つを与えますし、題名は多分「これはこれで面白い」という感じになるでしょう。ただ、私はかつて「ムトウ監督を再評価せよ!」という文章を書いたことがありましたが、この『昼メシの流儀』については、擁護する文章を書く意志はありません。

というのは、ネット上で叩いている人たちの気持ちが理解できなくもないからです。私も初めて『昼メシの流儀』を読んだ時、かなり違和感を覚えました。「何だこれ?」という感じで、その絵柄や作風に慣れていくのに時間がかかりました。私の感性が少しずれていたら、私も強烈なアンチになっていた蓋然性は低くありません。

というわけで、『昼メシの流儀』の連載開始から1年くらい経ってから、私はネット上で叩かれているのを知りましたが、その時の心境は「ああ、やっぱり」という感じでした。

そういえば、『SHIN-MEN』もかなり評判が悪い、というか賛否両論あった感じでしたが、『SHIN-MEN』は生前臼井儀人先生から承諾を得ていたそうです。

しかし、『昼メシの流儀』は臼井先生が亡くなられて、かなり時が経っているので、明らかに承諾を得ていないでしょう。遺族の方々から得ているかもしれませんが。臼井先生がこれを読んだら、どう思ったでしょうか。おそらく、目ゴジラ(※)立てることなく、楽しんでいただけたのではないかと思ったりします。私の想像ですが。


※目ゴジラは目くじらを意味するしんちゃん言葉です。この使用例は6巻のd-4を参照してください。


ところで、『クレしん』のスピンオフ作品には西脇だっと氏の『アクション仮面』がありますが、こちらも評判はイマイチでした。しかし、あまり叩かれなかったと思います。アマゾンのカスタマーレビューもかなり少ないですし。

ピクシブ百科事典でも、客観的事実がわずかに書かれているだけです。西脇氏の『アクション仮面』は評価以前にあまり人気が無かったかもしれません。最終巻のカスタマーレビューとか見てみると、この作品が好きなわずかなファンだけに支えられてきた感じがります。嫌いだという人は、見向きさえしなくなったようです。それに比べると、『昼メシの流儀』のネット上での悪評ぶりはなかなかのものです。

それにしても、かつては教育に悪いと叩かれていた『クレヨンしんちゃん』が春日部市のイメージキャラクターになり、学校の教科書にも取り上げられるなど、かなり評判が良くなっていた時に、『SHIN-MEN』とか西脇氏の『アクション仮面』とは、『昼メシの流儀』とか、必ずしもファンからの評判がよろしくないスピンオフ作品が続々と作られるのですから、なかなか興味深く思えたりします。

ただ、『SHIN-MEN』と『アクション仮面』は既に終わってしまい、「過去の作品」となりつつありますが、一番評判の悪い『昼メシの流儀』は今も連載中なのですよね。この『昼メシの流儀』が、食育の教材に取り上げられる日は来るでしょうか。まあ、来ないでしょうね。本家の『クレしん』並みに大ヒットすれば別でしょうが、それにもし取り上げられることになれば、この作品は現在と全く異なったものになるでしょう。

今の『まんがタウン』の作品で、これだけ賛否両論を巻き起こす漫画はなかなか出てこないようですし、今後も『昼メシの流儀』を連載して、今後もガンガン叩かれるのが、一番良いかもしれません。で、気が向いた時に私が『昼メシの流儀』を検索してその叩かれっぷりを見て、「こりゃまたひどいな〜」と笑っているでしょう。実際、この記事を書くにあたって、私がこの作品のネットで叩かれているのを再度見た時、思わず笑ってしまいました。だからこの記事のタイトルは「(笑)」が付くのです。

それこそ、かつて炎上したケータイ小説のRENKU -恋空-恋空』くらい批判が殺到してくれればと思ったりもします。いや、実際は炎上なんかしてはダメですが。

ちなみに、私は『恋空』の原作は読んでいませんが、映画は観ました。やたら臭い演出やリアリティの欠如は気になりましたが、映画の完成度はかなり高かったと思います。映画が大ヒット(興行収入39億円到達!)したのは、単に原作が賛否両論を巻き起こしたからではないでしょう。テレビドラマが全然ヒットしなかったそうですが、こちらは観ていないので何とも言えません。

話を戻しますと、『SHIN-MEN』や西脇氏の『アクション仮面』、そしてこの『昼メシの流儀』は、全て臼井儀人先生が亡くなられた後の作品ですね。この事で、もしかしたらと思うことがあります。

『SHIN-MEN』は臼井先生から許諾を取っていたそうですが、西脇氏の『アクション仮面』と『昼メシの流儀』は許諾を取っていません。そして、『SHIN-MEN』は絵柄をなるべく臼井先生に近づけようとしていまして、他の方が書いたゲームブック何でも百科シリーズなどもその傾向が見られます。高田ミレイ氏の映画の漫画作品は、絵柄がやや異なりますが、これは映画作品という『クレヨンしんちゃん』の原作がありますから。これらの作品も臼井先生が亡くなられる前から多く出版されていました。

一方、西脇氏の『アクション仮面』と『昼メシの流儀』は『クレヨンしんちゃん』のスピンオフ作品、つまり『クレしん』から派生した別作品なわけでして、絵柄は臼井先生に近いわけでもなく、臼井先生の『クレしん』やテレビアニメや映画を漫画化したものではありません。

また、この二つの作品が、臼井先生が亡くなられて何年も経ってから連載開始となったことは興味深いです。『昼メシの流儀』は、『まんがタウン』での『新クレヨンしんちゃん』だけでは心もとないので、『クレしん』と関係のある作品ということで、『昼メシの流儀』を連載することになったのでしょう。

西脇氏の『アクション仮面』は月刊の『漫画アクション』で連載されていましたが、双葉社が立ち上げることになった漫画雑誌を少しでも盛り上げるために、やはり『クレしん』つながりのキャラクターを持ち出した、ということかもしれません。まあ、双葉社や『まんがタウン』の状況を少し考えれば、容易に想像できることだと思います。

西脇氏の『アクション仮面』は、あまり盛り上がらなかったように見えますが、『昼メシの流儀』はけっこう盛り上がっているように見えます。ネット上で相当叩かれているということは、それだけ注目されていることですから、『昼メシの流儀』は『まんがタウン』で成功した作品です。

・・・と、言いたいところですが、楽天ブックスの方では、レビューが単行本の第1巻では2つしかついておらず、2巻に至ってはゼロです。アマゾンでは多くのレビューがついていますが、アマゾンは商品を買わなくてもレビューができるという特徴があります。

一方、楽天は確か商品を購入しないとレビューできない仕組みだったと思います。楽天でレビューの数が極端に少ないということは『まんがタウン』を読んだ読者がネット上で非難して、単行本を買っている人はあまりいない、ということかもしれません。『まんがタウン』でこの漫画に怒った読者が、わざわざ単行本まで買うとは考えにくいですし。実際、前述したように、アマゾンでも単行本1巻の売れ筋ランキングは28100位、2巻は14814位です。うーん、ネットで叩かれるより、単行本の売り上げの方がはるかに心配です。

そうなると、『昼メシの流儀』は本当に人気があるのか、今後も連載が続けられるのか、怪しくなってきます。もし、『昼メシの流儀』が終わったら、『まんがタウン』の編集部はまた『クレしん』のスピンオフ作品を連載するのでしょうか。

だったら次の作品は、ぜひしんのすけと風間君がさらに深い関係に・・・アッー!


※この記事にあるネット上での情報については、すべて2017年7月14日午前0時の時点ものです。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
某野原ひろしの二次創作と昼メシの流儀が某漫画にパロされてワロタ
僕と僕
2017/07/15 00:53
本文では書きませんでしたが、『昼メシの流儀』は『孤高のグルメ』を模倣しているという指摘もあります。私は『孤高のグルメ』をほとんど読んだことがないので、何とも言えませんが。

なお、このコメントに書かれる際は、以下の規約をお読みください。

http://crashinsti.at.webry.info/201507/article_7.html
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チョルス
2017/07/15 20:58

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