クレヨンしんちゃん分析録

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zoom RSS ひみつと呼ばれる河童さん?(前編)

<<   作成日時 : 2015/08/25 04:44   >>

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またしても3週間ぶりとなる、8月21日のテレビアニメ感想いきます。

『新クレヨンしんちゃん』に収録されている作品です。単行本の第52話の前編に当たる部分で、『新クレヨンしんちゃん』も2話に亘って構成されていまして、しかも1話8ページ、前後編合わせて計16ページになります。つまり、通常の2倍になるわけで、一つのパートにつき4ページ分がアニメ化されるということになれば、テレビアニメで四パート分放映されるのも分かります(実際は、アニメオリジナルのシーンも入っていたりもしますが)。

というわけで、本編開始です。

「キャンプへ行くゾ」(脚本:川辺美奈子、絵コンテ・演出:川崎逸朗、作画監督:荒川眞嗣、原画:荒川眞嗣、加瀬政広、三浦春樹、高山由江)

ひろしとみさえとしんのすけとみさえ、野原一家は秩父へキャンプへ行きます。なお、しんのすけがこの時発した「エビドリアーン」という、映画『ロッキー』を思わせるギャグも漫画版そのままです。生前、『ロッキー』のファンだったという臼井先生に対する敬意が垣間見られます。

このアニメ版では、野原一家の車のナンバープレートが見られます。以下の通りです。

春我部 58
ん 53−09


です。

実際のナンバープレートでは「ん」は使われていませんが、実在の車のナンバーとダブらないようにするための措置でしょう。こちらで登場したナンバープレートと同じですが、もはやテレビアニメのスタッフの間で、このナンバープレートは公式なものになっているようです。

さっそく出発という段階になって、銀の介とつるが、シロはどうするのかという事を訊いてきます。ひろしたちは、シロを連れて行くつもりだったようですが、銀の介とつるの来襲には想定外で、驚きます。

つるはきちんとメールを送ったと言いますが、送信先の欄に住所を入力しており、しかも未送信。つる婆さんは銀の介と違って、携帯電話には非常に疎いようです。銀の介は、原作の単行本の4巻の初登場時で既に持っていましたから(銀の介初登場の話が発表された1992年当時の日本の携帯電話の普及率は1%程度でした)。

さらに、田舎から送ってきた肉や野菜がちょうど「NIKUKYU便」で届きます。ひろしは、車も全員乗せられないと言います。銀の介は、突然押しかけた自分たちが悪いと、妙に同情を引く態度を取りますが、本当にそうでしょう。突然押しかけた銀の介たちに落ち度がありますって。

結局レンタカーで行くこととなりますが、この白いレンタカーには、ナンバープレートが書かれていません。それと、行く途中で「中坂SA」まで15キロ、「秩父」まで42キロという標識がありましたが、一体どの辺りを走っていたのでしょうかね。

このレンタカーにはカラオケがついているのか、それともポータブルのものかは分かりませんが、つる婆さんはしんのすけとAKBを唄うと言い出します。携帯など最新機器には疎くても、最近の芸能事情にはお詳しいようです。この点、私とは逆ですね。とは言え、そんな私でも堀北真希、山本耕史両氏の入籍は知っていますが、逆に言えばこのくらい大きく話題になることぐらいしか知りません。

その後、中坂サービスエリアで寄ることになります。ひろしは嫌がりますが、その中坂サービスエリアは、なかなか食い物が充実しているらしく、サービスエリアにいざよると、若い女性のトイレ待ちの行列に鼻の下を伸ばすしんのすけ、ひろし、銀の介です。お約束の展開ですね。ただし、この3人は何か食べ物の行列だと思っていたらしく、トイレの行列だと知って落胆します。

予定より遅れているので、どこにも寄らずに一気にキャンプ場に向かおうとしますが、それまでトイレは大丈夫だと宣言していたしんのすけが、いきなりおしっこに行くと言い出します。次のインターチェンジで止まり、ようやく山道に入ります。

しかし、道に迷ったようです。地図を見て、周辺の様子を見に行ったひろし、一方でみさえとつるは熊が描かれた看板を目にします。「クマが出すぎちゃってクマっちゃう」と書かれていまして、熊出没注意の看板だったわけです。それで、その看板の横の草むらから何かガサガサして、出てきたのは銀の介と銀の介に背負われたしんのすけでした。銀の介は懐かしの昭和アイドルの看板を見つけていたのです。

その昭和アイドルの看板の向こう側に見えたのがキャンプ場でした。銀の介は恩を売りまして、なんだかんだとキャンプ場に到着しました。「秩父カッパの森キャンプ場」、漫画版では「カッパ」が「河童」と漢字になっていました。空気のうまい中、しんのすけはかにせんを食っていまして、その様子を一人の少女がこっそり見ていました。


ここでAパート終了、Bパートに続きます。漫画版では8ページ中、4ページ半の分がAパートです。


Bパートひろしたちは自分たちのテントのスペースを確認し、みさえとつるはバーベキューの準備にかかりしんのすけはスイカと野菜を冷やしに川に行きます。しかし、川はけっこう水難事故が起こりやすく危険ですから、子供一人で行かせるのはいかがなものかと思います。

なお、この川で冷やすシーンは、漫画版ではスイカのみ、それもつるが冷やしに行っています。スイカと野菜を川に入れたしんのすけは、Aパート終了直前に登場した少女が出てきます。

この少女、漫画版ではもっと後での登場でしたが、テレビアニメでは登場が早いので、漫画版を既に読んでいた私には意外でした。少女は、冷えたキュウリはうまいと言いますが、これは伏線ですね。ちなみに、この少女は漫画版では一切名前が明かされていませんが、テレビアニメのキャストでは「ひみつ」となっていました。というわけで、今後は「ひみつ」と呼びます。

しんのすけはつるに呼ばれて戻りますが、気付いたらひみつはいなくなり、ひろしと銀の介と一緒にテントを張りますが、この3人は近くにいた女性二人(キャスト名では女子大生A、女子大生B)にテント張りを手伝いまして、みさえに殴られます。この時のみさえはゴルゴ13顔になりますが、これも漫画版通り。

しんのすけは、野菜を切るみさえにバーベキューが楽しみにだと言いまして、ひろしはご飯を飯盒で焼くので、銀の介としんのすけはその蒔として使う枝を拾いますが、先ほどの女子大生たちと川で戯れちゃったりします。その後、バーベキューを楽しむしんのすけたちです。銀の介は、ひろしが小さい頃に、川遊びに行った際、河童に足を掴まれたと騒いだという昔話をします。すると、河童が出現、と思いきや河童に扮装したしんのすけでした。銀の介は河童のしんのすけにキュウリを渡します。河童の好物ですね。

さて、銀の介としんのすけは冷やしていたスイカと野菜を取りに行きますが、叫び声が聞こえ、ひろしとみさえとひまわりが駆けつけると、川沿いに倒れていたしんのすけの足を河童の手が掴んでいた、と思いきや、河童の手のおもちゃを、川に潜っていた銀の介が掴んでいただけでした(「メモリー・オブひろしイン秩父」だそうです)。

その後、しんのすけはスイカと野菜を取りに行きますが、取ろうとした際に、足を滑らせて、川に落ちて、流されてしまいます。こういう水難事故があるから、子供一人で川は危険なのです。しんのすけは足を掴まれますが、さきほどまでチラチラ登場していた少女ひみつによって助けられます。

漫画版の第52話の前編は、ここで終わっていますが、テレビアニメでは、後編の部分も少しアニメ化されています。話を戻すと、もう少し足が十分着く浅瀬でしたが、浅瀬でも川は危険なところなので用心が必要です。

しんのすけは、「オラのスイカちゃん22才(独身)」、漫画版では「オラのスイカちゃん15才独しん(予想)」が、川に流されているのを見て、追いかけますが、とても追いつけそうにありません。すると、ひみつが泳いで取り、その様子に驚くしんのすけです。

ひみつはスイカを自分のものにしようとしますが、しんのすけは返却を要求。そこでひみつはしんのすけにスイカを賭けて勝負を提案します。そして、しんのすけはひみつに名前を訊きますと、「ひみつだ」と返されます。しんのすけは「ひみつ」という名前だと勘違いしますが、あえて否定しないひみつです。

しんのすけは、5歳で春日部在住、好きなパンツの柄はアクション仮面だと言いまして、この自己紹介のシーンは漫画版にはありません。勝負は何をしようということで、ひみつは相撲をやろうと言い出します。というわけで、次回に続きます。

それにしても、この相撲をやろうという場面で私は映画『河童のクゥと夏休み』を思い出しました。ここでも、相撲をやる場面が出てきますので。河童は相撲が非常に強いのです。また、今回の話は8年前のこの話を思い出しました。8年ぶりに河童絡みの話なわけですね。

それと、今回のテレビアニメは、漫画版の後半の1ページ半まで放送していましたので、来週の後編は、漫画版には無いアニメオリジナルのシーンが多く含まれるだろうと予想します。

さらにもう一つ、今回の話について印象に残ったことは、ゲンコツが異常に多かったです。あれだけ多いのも最近では非常に珍しいです。

この後、7月2日の放送に続き、英語のお勉強第3弾です。「Leave it to me!」という表現を取り上げていました。。テントを張る際や、野菜を切る際に、ひろしが使ったり、女子大生と一緒に遊ぶのに、しんのすけやひろしが使っていましたが、意味は「任せろ!」という意味です。

「東西南北あっちむいてホイ!」

今回のあっちむいてホイは、ひみつでした。

東(青)西(赤)南(緑)北(黄)のうち、ひみつが向いたのは、北でした。私は南を向き、敗れました。

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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
つるはきちんとメールを送ったと言いますが、送信先の欄に住所を入力しており、しかも未送信。つる婆さんは銀の介と違って、携帯電話には非常に疎いようです。銀の介は、原作の単行本の4巻の初登場時で既に持っていましたから>
そうだと、携帯電話の使い方がわかる銀の介が、なぜ教えなかったのかが、疑問に思います。
もやもや
2015/08/25 15:19
思いましたがこの回で某海賊アニメのトナカイとアフロガイコツの中の人が共演していましたね(笑)まぁ、それは置いておきまして…

このキャンプ回はひみつちゃんと出会ってから少しづつ「河童のクゥと夏休み」のオマージュになりつつありそうな予感がして実にワクワクさせるような内容で、早くも次回が楽しみになってきました。あと、休憩に訪れた中坂SAは実在しないようです。「的ページ」によるとこれは関越道高坂SAが元ネタのようです。

私事になりますがこの回の放送日でアニメ版クレしんを初見してから(将軍の記憶の限りでは)ちょうど20年が経ちます。クレしんの歴史も気がつけば結構長いなぁと感じ、将軍もクレしんと共に今までを歩んできたと感じている次第でございます。

これからも「クレしん」が30年、いやむしろ永久的に続いて欲しいですね。
ギップラー将軍
2015/08/25 19:06
>もやもやさん
2015年の時点で、メールの送信先に住所を入力するくらいですから、銀の介と違って、つるはかなり機械に疎いのだと思います。ましてや1992年の時点では、携帯電話にはまったくと言って良いほど興味が無かったのでしょう。銀の介が教えようとしても、全然興味が無く、理解不能だったのではないかと思います。
チョルス
2015/08/25 23:50
>ギップラー将軍さん
「某海賊アニメのトナカイとアフロガイコツの中の人が共演」とのことですが、調べてみたらそうでしたね。私は某海賊アニメにはそれほど思い入れがあるわけではないので、あまり驚きませんでしたが。

『河童のクゥと夏休み』のオマージュとも取れるシーンが確かに、今回の回では見られましたね。ラストの相撲をやろうと言い出すシーンは、特にそう感じました。
『クレヨンしんちゃん的ページ』でも確認しましたが、中坂SAは関越道高坂SAが元ネタらしく、春日部と秩父の中間になりますね。

私は『クレしん』の初鑑賞から、今年で23年になりますが、「今年で初鑑賞から50年になります」と言う日が楽しみだったりします。
チョルス
2015/08/25 23:52
こんばんは。
高坂(埼玉県下東松山市にある)ネタで思い出しましたが、東武電車の東上本線高坂駅で下りて、ソコから川越観光バス(朝日自動車グループ)の鳩山ニュータウン方面ゆきのバスに乗り、大東文化大学(キャンパス)にて下車し、比企郡鳩山町との境目にある物見山(標高136m)ちかくに、埼玉県平和資料館があって、これまでに私は2回ほど訪ねたことがあります。

因みに原作では、「サービスエリア」となっており、(中坂「高坂」)とは出てませんでしたが、実際の関越自動車道にある高坂サービスエリアは、坂戸市を過ぎて
東松山市に入ってスグのところにあります。

なお東松山市というと、クレしんの登場人物で東松山たね(宇集院家の家政婦)や、1997年4月19日公開の劇しん第5作『暗黒タマタマ大追跡』(ひまわり初登場の記念すべき作品)に出てきたメインゲストの、自称・グロリアこと東松山よねの苗字で思い当たる方も、おそらくいらっしゃるのではないかと思います。
それでは、本日はこれにて私は失礼します。
盆栽すし
2015/08/30 18:15
こんばんは。
埼玉県平和資料館は、私も一度だけ行ったことがあります。あそこの展望台から埼玉の眺めが見られ、非常に印象的でした。
東松山と言えば、確かに『暗黒タマタマ大追跡』の東松山よねを思い出させます。東松山市と言えばグロリア、というくらいの強いイメージが定着してしまっています。
チョルス
2015/08/31 01:03
たびたびの書き込み失礼します。
この初夏に私は古都・京都や奈良と安芸の国・広島を訪ねたさい、市中を走る路線バス等を見るなり、未だにツーステップの古いバスが活躍していて、ナンバープレートとかを見ても2桁「例・奈良22」の古いのを付けてたりして、リアル上方時代の頃のが未だ活躍してるので、たいへんに懐かしかったのを覚えてます。

首都圏ではディーゼル車規制と、バリアフリー対策によるノンステップ(一部ではワンステップ)バスの導入で、古いバスは地方や海外などに行ったのも少なくないですが、
ギップラー将軍様がお住まいの北海道にて、ノンステップバスをはじめて導入したのが、何と意外にも旭川電気軌道(かつては鉄道=電車=もあったけど、1972年の暮れに廃止された)バスだったと、バリアフリーに関するのやバス関連の書籍などで知ったとき、正直いってビックリしたのは、いまも忘れられないです。

以上をもちまして、私は失礼します。
盆栽すし
2015/09/11 17:25
秩父といえば、最近公開されたアニメ映画『心が叫びたがっているんだ』の舞台にもなってるが、2年前の2013年に興行収入10億円を突破して話題をまいた、秩父が舞台のアニメ映画『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』のスタッフが手がけた上に、完成披露試写会を地元で開催したり、スタンプラリーも実施となかなかの気合ぶりには脱帽です。
そして、『クレヨンしんちゃん』でも1999年春公開の劇場版『爆発!温泉わくわく大決戦』にて、YUZAMEの本拠地も奥秩父にあると設定されてたから、明治初期における自由民権運動の果てに、大規模な武装蜂起事件である秩父事件を引き起こした秩父困民党も、さすがにびっくりではないでしょうか!?
のぼる
2015/09/13 22:44
>盆栽すしさん
首都圏では見られなくなった古いバスが、他の地域ではまだ健在のところも多いようです。
ただ、今後はバリアフリーや環境面からだんだん少なくなっていくと思いますが、これも時代の流れでしょう。
チョルス
2015/09/14 03:13
>のぼるさん
秩父では秩父事件でも歴史的な知名度が高く、また『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』とう映画の舞台にもなりましたね。『心が叫びたがっているんだ』という作品は初めて知りましたが、『クレしん』がヒットする前の春日部市は全国的に無名だったのとは違い、秩父は昔から全国的にも有名な地なのでしょう。
チョルス
2015/09/14 03:13

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